ガガンボさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ガガンボ

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

世界一の名探偵と列車内での殺人。

原作が有名なのは知っていますが、読んだことないので本気で犯人当てるつもりで観ました。

これは犯人当てるの難しい。
その分ワクワクしながら観れましたが、想像してたよ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

ポスターからおしゃれで楽しみにしていた今作。

相変わらずふわふわした絵本みたいな映画でした。
正直内容は分かってない。
というかウェスアンダーソンの作品は分かろうとしていない。笑
脳ではなく目で見る
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.8

復讐と復讐と復讐。

前作に続き罪の街で3つの復讐物語。
ストーリー自体は単調でした。前作のごちゃごちゃ感が消えてて物足りない感じ。
でも演出と色使い、不意打ちのレディーガガとか目で楽しめるシーンが多
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シン・シティ(2005年製作の映画)

4.2

罪の街の権力者vs.3人の男。

独特の世界観と色使い。
目で楽しむ映画とはこのことか。
タランティーノが垣間見える演出が出るたびにニヤニヤする。

登場人物みんな狂っててみんな良い。

地獄とは何の
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.6

神父の闇を暴け。

人々の信仰につけ込み、子どもにトラウマを植え付ける。
吐き気がするくらい胸糞悪い真実を新聞が暴く。

無信仰者である自分には理解し難いが、自らの子どもが酷い目にあってもその事実を無
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら今更観ました。

説明不要の有名な1本。
歌が人々の心に変化をもたらす。

気持ち良いくらいにこうなってほしいって方向にストーリーが進むので、お手軽に幸せになれます。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症。

認知症のアンソニー視点で進んでいく物語。
観ているこちら側が感じた、不気味で何が何だか分からない不安そのものが、認知症を患っている人たちが抱いているものなんだろうな。

親が自分のことを忘
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.6

プレイヤーの前に彼らは学生である。

荒れたバスケ部と彼らの将来を見据えた指導を行うコーチ。
スポーツ、学業、私生活までも生徒たちの将来を1番に考えて指導する。どんなに批判されても生徒を守る。

スポ
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.8

戦争における「英雄」とは。

硫黄島での戦いで、勝利への希望となる星条旗を掲げた6人の物語。

英雄たちのかっこいい物語と思いきや、戦争資金のために英雄に仕立て上げられた男たちの苦悩を描いた物語でした
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.5

壮大でしょうもない物語。

色んなダメなやつが国家機密(笑)を巡ってもみくちゃになる話。

コーエン兄弟らしいシュールさで爆笑は無いけど、映画の至るところにニヤニヤしてしまうシーンが散りばめられていて
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.6

親と子ども。

ジョージクルーニーとジュリアロバーツのコンビが見たくて。
ストーリー、テンポ、時間全部ちょうど良い。

ベテラン2人の余裕ある感じの演技が観てて楽しい、エンドロール中のアドリブシーン詰
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

絶対に許さない男。

弁護士に事実を隠蔽され、刑務所に14年も入れられた男が弁護士に復讐する話。

家族も不倫相手も全て許さない。
復讐に燃えながらも、アツくなりすぎるクレバーに相手を憔悴させるキャラ
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

解雇の、いや新たな未来の運び屋。

国中飛び回り、見知らぬ他人に解雇を伝える仕事。

家族、友人、家、車、仕事、その他諸々。
これらをバックパックに詰め、運んでゆくのが人生。
1人で全てを運ぶには重す
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

全てを手に入れて、全てを失った男。

危険な仕事をこなして成り上がり、金も仲間も女も全てを手に入れる。そして、自分以外を誰も信頼できなくなり、全てを失う。
そんな男の一生。

アルパチーノやっぱすげぇ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

頑張れエスターの巻。

前作の前日譚。
人気作にありがちな過去編ですが、シンプルに面白かったです。
エスターを応援したくなる1作。

かわいそうなお父さん。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

堕ちてゆく天才。

音楽の天才が自身の才能、いや人間性が原因で転落していく話。
正直に言うと、長すぎる。笑
2時間くらいにまとめられたでしょって感じ。
ただ演奏シーンの迫力、やつれた主人公の演技はもの
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

どう生きるか。

何よりも映画としてかなり楽しませてもらいました。
前情報一切なしのワクワク。
ジブリの、宮崎駿の作品がまた観れるというワクワク。
内容もあんまり詳しくは書けないけど、ザ•ジブリって感
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.8

手出し無用の男たち。

禁酒法が施行されたシカゴ。

いや流石に全員渋カッコ良すぎるな。
正義に燃える主人公に、常に冷静に皆を支えるNo2、危なっかしい射撃の名手にガリ勉に見えてやる時はやる男。
そし
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.4

汗だく銀行強盗。

実話を基にした銀行強盗たちの話。

んー、終始軽い感じで進んでいくのが個人的にはハマらず。
最後まで感情移入できなかった。
リアルさを追求した故の盛り上がらなさかもしれないが、退屈
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

有益な味方は危険な敵に。

嘘と策略に塗り固められた愛と真の愛。
もちろんこの監督が勝ると判断したのは前者です。
ドロッドロの醜い権力争い。
これにリアルな演技が乗っかって見応えあるヒューマンドラマで
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

聖なる鹿。

何もかもが観てる側を不安にさせる素晴らしく気持ち悪い映画でした。笑
カメラワーク、音楽、演者の表情。
全部気持ち悪い。

この監督はまた「愛」を否定しているなぁって感じ。
ロブスターで恋
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

湿地の娘。

ザリガニって鳴くっけと思いながら観ました。

湿地で孤独に暮らす少女が、殺人事件の容疑者に。

家族に捨てられ、信じた人間には裏切られ。
彼女が裏切られる度に悲しくなりました。
でも彼女
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.8

母は強し。

3児のギャルママvs.大企業。

知識も教養も無い主人公が度胸と正義感で頭のかたい弁護士たちを引っ張り大企業から和解金をもぎ取る。
マジで映画みたいな実話。

スカッとする気持ちの良い映
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

恋は盲目。

独身は動物に。

北欧の映画は上品なキモ映画が多いですね。
今回もまさしくそんな映画。笑

恋愛というものを極端にバカにしてる感じが斬新でジワジワ来ました。
共通点を必死に探す姿はまさし
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

父と夏と愛と。

二度と戻れない父との夏の思い出。
美しいリザート地の光景はかなり印象的だったけど、ストーリーが断片的すぎて脳が追いつかなかったというのが正直な感想。

思い出とか経験ってもう二度と戻
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.5

最後の反省会。

過去2作とは少しテイストが違います。
アラン成長回。

毎回同じ展開の繰り返しは流石に飽きますが、どうしても彼らにはやらかして欲しいので今回は少し物足りなかった。
アランのヤバさは充
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A.I.(2001年製作の映画)

3.8

母を訪ねて2千年。

愛を知ったAI。
人間のエゴが詰まってますねぇ。
要らなくなったらポイですか。

愛を教えたのに愛さない。
愛される側にも責任があります。

健気に真っ直ぐに母の愛を求める主人公
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.6

お決まりの二日酔い。
タイへ飛んで、記憶ももちろん飛ばします。

おバカ映画観て笑いたい気分だったので鑑賞。
展開は前作とほぼ同じ。
でもやっぱり記憶を飛ばしてる間何があったのかの紐解き方が秀逸で退屈
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.8

クローンの苦悩。

月の資源を地球に送るため、たった1人で働いてきた男の前に、同じ外見の男が現れって話。

オリジナルは誰だみたいな展開かと思いきや、クローンがクローンを自覚して苦しむ様が結構リアルで
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

バスケは未来だ。

マイケルジョーダンと言えばナイキ。
今や当たり前のエアジョーダンが出来るまでの物語。

just do it出来るやつが成功するんだなと。
今当たり前になってるもの全てにストーリー
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

魔女の殺戮便。

韓国映画はグロの質がかなり高いので、観るとスタミナが大分削られる。
でもたまに観たくなる。

素直に面白い。
ストーリーがしっかり作り込んであるアクション映画は好きです。
のほほんと
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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.8

ずっと観たかったはなればなれに。

ゴダールの作品は何作か観てきたけど、今作が1番理解できた。かな。

一緒に映画を観てるゴダールの視点がちょくちょくナレーションで入ってくるのがたまらなく好き。
天才
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.8

薬物中毒の末路。
彼らに春は来なかった。

これもう薬物やってる奴にしか作れないだろってくらい奇抜な映像が多々。
サイケっぽい表現は結構好きでした。

夢に出てきそうな映画です。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

やっと観れた10作目。

懐かしい仲間大集合でファイヤーブーストの名にふさわしいアツさでした。

やっぱり音楽に力入れてるアクション映画はIMAXがぴったりですね。

続編確実の内容で次回作も楽しみで
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

世界一のジャズプレイヤーになる男の物語。

完全初見、ジャズのことも全く知らずに観ました。

とにかくアツい。
演奏シーンで毎回鳥肌。
ジャズってクールで洒落た音楽だと思ってましたが、アツくて激しい音
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.7

性欲と友情。

ふざけた邦題でこの評価の高さ。
気になりすぎて鑑賞。

思春期真っ只中の3人組が少しだけ大人になる話。
とにかくバカでキモくて最高でした。笑

若かりしエマストーン観れて満足です。