まっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

まっちゃん

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

なんかそこまでしっくりとこなかった。何故だろうギャグが刺さらなかったせいなのか。
みなさん演技力がすごいんだけどギャグが強すぎてなんか集中力が削がれた感覚。好き好きなんだけど。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.9

内容はともかく82歳からあのファンタジーが出てきたことが驚いた! 何回か見るべきだが個人的には伝説的な作品となった。
これは我々ではなくスタジオジブリに宛てられたプライベートフィルムなのではないか?
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

気になったのは、会場を出ていく人の波。笑顔の人は1人おらず、何かを考え込んだりする無表情の人が多かった。こういう映画がしっかり人の心に刺さり始めているのかなーと思えた。

ミッドナイトスワン然り。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

意外と気づきの過程って時系列順でないと言うことに気がついた。
本作のように、情景描写にこれでもかと時間をかける映画って久々に観た。ブッチがアパートの2階に登って行くシーンとか、今のファストカルチャーか
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.5

韓国映画って本当ドス黒い雰囲気を噴出させるの、よくできてる。このドス黒い感じは日本の映画にはそんなにないんじゃないか。7/5がキーになっているのだが、奇しくも昨日の視聴日が7/5だったのは運がいい。忘>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.2

最高に楽しい作品だが、湯浅作品で一番演出過剰な作品で好き嫌いが別れるんじゃないか。ちなみに筆者は演出が行き過ぎていて疲れる。それでもなおテーマやプロットの力強さが光っていて目が離せない。主人公とヒロイ>>続きを読む

ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションの映画は観るのがキツイものが多いけど、今作も設定にちょい負けた感じで最後までずっと集中してみるのは少しきつい。幻覚ありきなんだけど、雪山で遭難したことある身からしたら本当に幻覚見た>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

お金の掛け方に限界があるのだろうか。一人称視点で世界がどう見えているかのカットが少なすぎるし、個人的にはこんなもんじゃないと思った。脳の領域が広がったらもっとすごいと思うが、ただ映像で表しきれないんだ>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

結構スッキリする作品。あまり謎もない感じではある。UFOの解釈は確かに斬新!
ただ再視聴はないかな。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

この尺で非の打ちどころのないのではないか、と感心してしまった。原作にはないシーンやセリフはたくさんあるものの、だからといって何時間もやるわけにはいかない。新設定があり、フォーカスの焦点が変わっていて古>>続きを読む

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

5.0

マジでよかった。
これこそアニメって感じの演出。
ホントに前衛的で実験的で映像の快楽がすごい。
実写だと絶対にできない動きや構図や世界観。

まどまぎとかエヴァ的な理解でこの作品を観ると納得はできるの
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劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲(2003年製作の映画)

4.4

『まごころを君に』の4-5年後の作品なので、エヴァンゲリオンが流行っていた頃のセカイ系全盛期だし、終末しなかったけど終末に焦がれてた熱気がまだ残ってる感じ。
本作にはMUとかも出てきているが、サブカル
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劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

3.9

総集編だけど、こっちだけ観るのも全然アリかなと思えた。最終版がアニメはキツいのでテンポ良く鑑賞したい人はこちらがおすすめかもしれない。

劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!(2021年製作の映画)

5.0

たまげた。マクロスファンには最高の一作。過去作観てる方にだけは是非観てほしい。
アニメは後半キツかったが劇場版でグッと良くなった。マクロスは映画版が伝統的に(もう伝統といっていいでしょう?)面白い。
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

3.6

まあなんとか終わらせたなぁという感じ。
エウレカっぽいなぁという印象になってしまう。

マクロスプラス MOVIE EDITION(1995年製作の映画)

4.9

もっと評価されてほしい作品。
伝説の5秒は必見。
久々に観た。最初観たのが高校生だったので、いろいろわからなかったが、今大人になってみるとこれはすごい作品だ。
マクロスを借りた攻殻機動隊のような様相。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.4

取り組むテーマはむっちゃいいと思った。
『君の名は』『天気の子』と続いて震災や災害にとても意識的で、災後の世界を生きる青年少女の青春を描いている。
(雲の向こう、約束の場所』や『言の葉の庭』などの)私
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野火(2014年製作の映画)

4.2

原作はかなり昔に読んで記憶に残っている。
記憶そのままというわけではないが、塚本晋也の迫真の演技がそれを呼び覚ます。
カット割が不親切だったり不鮮明すぎるカットがあったりするのがまた劇中のカオスを捉え
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

4.6

ドライブ・マイ・カーから。
原作は少なくとも5回は読んでいる状態で鑑賞。
自分の好きなシーン、悪魔的に美しい娘がピアノ教室でレイコさんとペッティングするシーンがなかったのが残念。とても力点が置かれてる
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

こんなテンポよくて、原作と違った味と深みのある会話劇久々見た。

登場人物たちも劇中で会話劇をする役者だが、そもそもこの映画自体が心内文的独白のない会話劇になっている。
このメタな入れ子構造がかなり面
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カムイの剣(1985年製作の映画)

4.3

ゴールデンカムイが好きならこちらも見てほしいという作品。
BGM、戦闘作画が本当に独特、屏風が動いているような感覚。

メトロポリス(2001年製作の映画)

4.4

作画がすごすぎて本当におどろいた。
これ2001だったのか、逆に2001だからか。
この時代のクリエイターの本気の絵が見られます。
ストーリーは原作未読だが、大した業を解消せずに登場人物たち退場してい
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劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

4.7

富野作品史上、いや日本のアニメ史上、こんなに多数の立場の人間が行き交う中での混戦を描いた作品はないと思う。
よく描き切ってくださった!という感想。
ゼータのラストの綺麗な3つ巴なんかより全然タフ。
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劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

4.0

このアニメはオンタイムでは後半がとにかく駆け足故難解となってしまい当時は理解ができなかった。
ゆっくりみてやっと最後の混戦のそれぞれの立場が見えてきて楽しく見られた。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

サイコー。今んとこ今シーズン最高。
絵が、音が、物語が、サイコーでした。

前作を引き継いで、PVかのような素晴らしい戦闘機の映像とロマンスを交互に描いて緊張と緩和をうまく使い分けていた。
だから全く
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

4.3

良くも悪くも安彦ガンダムという感じ。

演出がすごい昭和、感情表現がむちゃくちゃ冗長。
かませ犬が多すぎてかわいそうすぎた。
アムロの感情表現。歯切れの悪い感じがとてもマッチしている。ククルスドアン編
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.8

日本三代オタクの一人と呼ばれる庵野秀明による特撮マスターピースの新解釈が真新しく輝く。

シン・ゴジラと同じシリアス路線で考えるとちょっと肩透かしかも。でもウルトラマン原作に割と忠実なので、今回はそう
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

結局ダンブルドアの秘密ってなんだったのか、あんまりよくわからない。意外とグリンデルバルドとの話とか妹の話トータルでなのかな?と思った。多分下で語る理由でだと思うが。

やっぱり本シリーズ、物語の筋が多
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

5.0

かなり昔観たのだが再び鑑賞。
クセのある作り。クセがある。でも、視聴者ウケを忘れない。
『明日に向かって撃て』並みのジャンプカット、ミュージカルトリップ、エヴァみたいな盗撮感のあるカットの連続、そして
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

モーガン・フリーマンのセブンをバットマンでやった?感じ

ぶっちゃけ正義や悪の様式の古さを感じる。だって、ほとんどスマホも触らないヒーローが悪を退治できるの?という違和感。アイアンマンのほうが説得力あ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

ニコラス・ケイジが出演してるKnowingを思い切り面白おかしく、現代社会を皮肉りエグッたような作品。
面白い。笑いパートは絶え間なく笑えるし、考えさせられるパートは笑いが皮肉に。

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