2020鑑賞
ここ数年ずっと、死へのベクトルが自分を取り巻いている。それは希死念慮という訳ではなく、自身と周囲とを取り巻く老いの気配の濃度の高まりだ。
老姉妹の行き詰まった哀しみが二人の顔に滲み出て>>続きを読む
2020鑑賞
「これが、私?」という自分自身への揺らぎやためらいと、ストーカーへの「あなたは誰?」の問いが反復しあって揺らぎが増幅していく。
映画の中のリアルの展開と劇中劇の展開ともリンクして、ます>>続きを読む
2016鑑賞 🌟
美しい映像
車窓越しのショットとか、
キャロルへの憧れに惑うテレーズの心をそのまま映し出すかのような描写に目を奪われた。
美しい女が美しい女たる所以というか、
穏やかな生き方とは>>続きを読む
2016鑑賞 🌟
バットマンイヤー
ダークナイト三部作では、本作が一番好き
2016鑑賞 🌟
2016は北野映画をいくつか観た年だったけど、北野武の作品を観て、こんなに温かい気持ちになれたのは初めて
久石譲のドラマティックな音楽と、時にシュールな展開とのコントラストが、ふ>>続きを読む