いやー、面白い。映画見ながら何度も、声が漏れた。スパイ映画らしいギミックに、ターゲットを定めたら、これでもかと追いすがるイーサン・ハントの執念。秀逸なシーンの連続で全く退屈させない。前作の、フィリップ>>続きを読む
3作目にして、ようやく普通に面白いアクション映画。雑さが大きな瑕瑾になっているところがあるも、それを気にさせないくらいアクションシーンや演出が良くできてる。フラッシュ・フォワードが実に効果的。トム・ク>>続きを読む
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いやー、やはりファム・ファタルが絡む映画は苦手だわ。必然的に、その周りの人物の格が落ちるし、何より女性蔑視的。トム・クルーズに助けられる→なぜか惚れる→寝るという一連だけで割とおなか一杯。全体的に、危>>続きを読む
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・フェルプスの偽装は、銃創からもろバレでは?
・フェルプスの偽装をイーサンが見破ったロジックがよく分からない
・フェルプスはなぜあのタイミングで、ハントを殺さなかったのか?(妻を殺しておいてなぜ?)
荒唐無稽で行き当たりばったりな脚本の中に、きらりと光る名シーンがある。そんなTheB級映画。冒頭の爆発シーンとかどうやって撮影しているんだろう。
傑作と言える出来だった前作と比べると今一つ。まず、発端となった認知をめぐる一件で、娘と母親は直訴対象となるジャック・リーチャーの名前をどこから仕入れてきたのだろう?事件解決後に、ためにするように伏線が>>続きを読む
まず、オープニングが完ぺき。銃の照準から覗かれる無辜の人々。次に何が起こるのかという不吉な予感は見事に的中する。観てはいけないものを見てしまったという興奮を駆り立てる心臓の鼓動のようなBGM。ここから>>続きを読む
ボブ・ディランによるスコアがかなり良い。耳にはするけど、よく聞こえたのは始めて。
膨大な引用に頼るサンプリング感覚と、脚本らしきものが存在しない即興の連なりのような全編が刺激的…なんてことはなく、退屈ではないくらいの感覚でなんとか見通せた。正直、よく分からん!
ポップなBGMが良い。モードの底抜けのポジティブの裏側にあるものを、これ見よがしにしないのが良い。
ラストの舞台と銃撃シーンが顕著に「明日に向かって撃て」へのオマージュが濃厚。冒頭の誘拐から逃走シーン、そしてラストの銃撃シーンの見事さに尽きる。そうすると、無駄に複雑な筋書きがいっそ邪魔に思えてくる。
10年ぶりくらいに再鑑賞。いろいろな過去作品を見てくると、ロバート・デュバルがこういう役柄を演じてることに趣を感じる。マイケル・ダグラスを異常者扱いするのは違うと思うんだよな。一般の人間でも状況次第で>>続きを読む
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追う側のリー・マーヴィンが追われる側のブロンソンに不思議な境地で感情移入する。そういった、集落で暮らすリー・マーヴィンの、独立独歩で孤独に山の中で暮らすブロンソンへの共感と憧れのようなものがこの作品の>>続きを読む
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変な映画。冒頭のビルの爆発シーンから、味方の裏切り、リハビリシークエンスから復習の機会を得るまでの流れは実に面白い。正統派クライムアクション映画を大いに期待するものの、勘違い東洋描写が出てくるあたりか>>続きを読む
映画の大半が男女のむつみ合いで、正直しんどかった。エクリチュールは、現在から見ても非常に実験的で斬新なのが分かる。
嫌いな映画。両親の知人と不倫するダスティン・ホフマンも嫌いなら、そんな知人の息子を不倫に誘うロビンソン夫人も嫌いなら、実の母親と不倫したダスティン・ホフマンと駆け落ちするエレーンも嫌い。
特徴があって、サスペンドされた状況(ターゲットは殺されずに済むのか?真犯人は誰か?犯人を捕まえられるか?)をあまり引っ張らない。それが淡泊でもなく、しつこくもないので良い塩梅。
カーチェイスはもちろん、車同士での索敵という他ではお目にかかれないようなアクションを見れる。CGなしのカーアクションを存分に味わえる渋い映画。
「アメリカ人は自由を証明するためなら殺人も平気だ。個人の自由についてはいくらでもしゃべるが、自由な奴を見るのは怖いんだ・・・」
開始5分で事件が発生するという手際の良さ! 「当たり前の日常」をお約束として省略する潔さに惚れた。敵役がロシアマフィアで、基金がつぶされるという展開には「イコライザー」思い出した。(当然、好きな映画>>続きを読む
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良かったとこ:
カラーグレーディングの美しさが印象的。特にヘールシャム校でのグレーを基調にした色調は沈鬱なこの映画にぴったり。アンドリュー・ガーフィールドが出演しているのが嬉しかった。
悪かったとこ>>続きを読む
クライドの性的不能や、ボニーと兄の妻との不和、独り家族関係から疎外されているC・W・モスなど、のちの崩壊への萌芽が、序盤から至る所に存在。もちろん当初から行き当たりばったりである逃避行は、唐突に終わり>>続きを読む
観念的過ぎて苦手なタイプの映画だった。アニメと相性のよさそうな題材だと思うもののついていけず。90分が長かった。
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最初観たときは全然ピンとこなかった。主役二人の現実からの逃避行にアメリカン・ニューシネマ的なロマンスを感じる鑑賞方法だとよくなかった。どんなに悲惨な死も他の死と全く等価である、そんな無常を感じさせるラ>>続きを読む
サンダンス・キッド役のロバート・レッドフォードは本当にブラピそっくり。ルックスだけでなく、細かい「No」の発声のアクセントや、相手を見るしぐさなんかの演技まで似てる。
困惑。観てる者の斜め上をいく展開が、極彩色の美術と、ヴィラン役二人の以上にハイテンションな演技とともに2時間続く。面白かっ...たの...か..なぁ。