sawapovaさんの映画レビュー・感想・評価

sawapova

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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

普段チャットやビデオ通話しない人間からするとその感覚が新鮮だし言葉の使い方を勉強する感じで見てしまった。
ストーリーはそれなりに面白いけど何となく予想もできてしまう。
ユクシーとカクレオンは草

見て
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

宇宙への憧憬、そして地下の炭鉱を生業にして誇りにもつ父と息子。ベースとして俺自身が宇宙への言い知れぬ魔力を感じているなか、30代独身、どうしてこの映画で泣かずにいられようか。(経験はないけど)親目線で>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何とはなしに運命的な煌めきを感じて出会ったうぶな男女が辿る割とありがちな物語。運命的な臭さと現実感がバランスしているので、多くの人が所々に自分の経験を重ねて観られるのではないか。30も超えてくると自分>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宇宙世紀ガンダムの作品はほとんど全て観ているが小説は読んだことがないので本作についても詳しく内容を知らず新鮮な気持ちで観ることができた。映画館に向かう道中、中学校のクラスメイトのSB田君がこの閃光のハ>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.6

大人向けの絵本というか童話みたいな作品で直線的なメッセージ性も強い。人間が生きるということやその目的っていうのは古来からの哲学だし、自分も昔から考えている。普段生活していると気にすることも減ってきたけ>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

前作のようなこれから2人に何かが始まるかもしれないといったドキドキ感はないんだけれど、9年の歳月を経て意図的な偶然で再開し、運命と現実の狭間に揺れる2人の限られた僅かな間のダイアローグ。若い頃は運命的>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

映画を含め作品の一大ブームにミーハー心が騒いでアニメを一気に見て映画を見た。その時はうーん、まぁ…って感じだったけれども、その後に漫画を最終話まで読んで二回目の映画鑑賞。
二回目の方が結末を知った分
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.3

まさにいい映画。ファンタジーというか童話的で観ているこっちまでほっこりする。勧善懲悪というわけでもないのでお説教感も受けない。メアリーの存在が愛おしいんだけど、当時のアメリカにおける良き恋愛結婚、良き>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

長回しでリアリティや緊迫感をとても感じられた。暗い部屋で観ていたから、そういう場面ではさながらホラーゲームをしているかのようなドキドキ感を得られた。リアルな戦争の銃撃シーンをドキドキなんて表現していい>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.7

個人的に昭和~平成初期の日本を一つの舞台として、かつシリアスめな人間ドラマを扱う映画が好き。映画は事前予告等見ない派だけど、ポスターからそんな匂いを感じて観賞。長いけれどもそれを感じさせない話の流れが>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.7

観てからしばらく書くのを忘れていた。男女のカップルとしての在り方をいくつかの視点でもって描くも主には女性目線の作品。恋愛観についてとやかく書くつもりはないけど、所々に分かる~ってなる箇所もあったりなか>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

ブレードランナーの続編を感じさせ過ぎず、一つの映画として独立感がある一方で、前作からのファンの期待にも応えられると言える作品。頽廃的な世界観や映像は素晴らしいが、良くも悪くもCG等を駆使したSF映像に>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

ふざけんな!俺の過去の記憶を勝手に掘り起こしやがったのか!と言いたくなるくらい、個人的には既視感を覚えるような物語。いるんだよなぁ、サマーみたいに自分にとってとても魅力的に映るけど惚れてはいけない女性>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

とても綺麗で爽やかで且つ教訓的なドラマ。ヒューマン系の題材にSF要素が入ることは個人的に好きじゃないけど、話がしっかりしてるから違和感なく見れた。いやぁ僕も能力者になって女性との運命の出会いを演出した>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

前情報をほとんど見ずに映画を見るので、いわゆる宇宙をテーマにしたSFのつもりでみたらイメージとは異なっていた。宇宙系にありがちな異次元な壮大さはなく、むしろ宇宙系というテーマにあって非常に穏やかな映画>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.7

アニメシリーズの大団円に相応しく、映像も音もストーリーも非常に清らかで綺麗。中身について、登場人物達のことをを想うとこの上ないのだけど、視聴者としては少しばかり物言いをつけたくなってしまうのは野暮だろ>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

アニメを一気見してそのまま鑑賞。アニメは1話30分以内に1エピソードをテンポよく入れていた分、少し冗長に感じてしまうのが否めなかった。しかし映像や話が綺麗であることは間違いなく、引き続き爽やかなアニメ>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

ハラハラするし面白いといえば面白いけど、個人的には主題が好みではなく、ラストもあまり腹落ちしなかった。それは嫌悪感からくるものだろうから、ある意味でこの映画の成功なのかもしれない。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

豪華キャストかつ映像が神秘的で美しい。だから結末は知っていても楽しめる。一番の感想は、やはり機関車の急行列車は荘厳でかっこよすぎるということ。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

一度見ただけでは話の理解と映像の理解がいっぺんに追い付かず不思議な感じになった。絶対に劇場で見た方が迫力の出る映画なのでもう一度行こうと思ったまま行けず… ヒロインめっちゃ美人だなと思って調べたら、デ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

相変わらずクスッと笑えるシーンが多くて楽しめた。個人的な好みで言えば前作の方が引き込まれた。ヒロインの女優が広瀬すずに似ていた。(結構前だけど)駆け込みで映画館で観られて本当に良かった。

セブン(1995年製作の映画)

4.0

眠れないから何か映画観るかと思い、ブラピ出演作ってあんま観ないなぁと何の気なしに選んだのが大間違いだった。魂抜かれて放心状態になってしまった。サイコなサスペンスとしての内容や、重厚で仄暗い映像演出が恐>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

初めて映画館で鑑賞。ただただ面白く世界観に一気に引き込まれ、清涼感もハンパない。これまで本作に対する記憶と印象は、高校の音楽の授業で久石譲リスペクトの音楽教師がとりあえず流している映画の一つで、主人公>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.2

ジブリ4作品が劇場公開中ということで、子どもの頃ぶり且つ初めてスクリーンでもののけ姫を観た。やっぱ劇場が正解だな…映像の迫力も音もテレビとは段違い。(しかも子どもの頃観たのはブラウン管のテレビだったか>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

二回目の鑑賞。昔小説を読んでから観た時はストーリーの細かい所等が気になってしっくりこなかった記憶がある。今回久しぶりに観たところ、悲しいかな小説の内容も頭から抜けてきているためか純粋な目で観られた。>>続きを読む