YuichiSawaさんの映画レビュー・感想・評価

YuichiSawa

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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

高校生が女にモテるために音楽をやるロックな話。に見せかけた兄弟愛のストーリー。現実には上手くいかないところもあるけど、空想の中で全てがハッピーになるギグシーンが良かった。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.2

他人の頭の中をスキャンできる超能力者たちが現れる話。ミステリーでありスプラッターであり。ラストの対決は色んな意味で名シーン。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.4

路上ミュージシャンと、色々な問題を抱えながらも音楽だけが息抜きの女性との話。ふたりの絶妙な距離感がいい。

AMY エイミー(2015年製作の映画)

2.9

イギリスのシンガー、エイミーワインハウスの生涯のドキュメンタリー。エイミーワインハウスを知らない僕の感想は、製作者は何がしたいのか分からなかった。何も掘り下げがないから、同情も応援したい気持ちも生まれ>>続きを読む

新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.8

猿の惑星3作目。今度は猿が現代の地球に来るので、1作目の逆転バージョンになっている。アメリカの大統領と対策委員会が極めて論理的で倫理的な対応をとるのが意外。

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.3

猿の惑星の続編。ミュータント人間と猿たちと、現代の人間たちとの戦いからの、全員バッドエンド。途中で冷戦を象徴するかのような操られた仲間割れが印象的。

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.2

宇宙飛行士が降り立った惑星は猿が支配していた話。意外にもめちゃくちゃ真面目な人種差別の話。白人の人間が猿に捕らえられるのは不思議な感情になる。一方で猿のほうも、チンパンジーは文化人ユダヤ人、ゴリラは軍>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.0

イギリスからアラビアに派遣されたロレンスが、アラビアのために戦いながら何かを失っていき、そしてロレンス自身もその役目を終えていく話。砂漠やラクダや馬が美しい。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.6

男女5人組が山中の別荘にやってきて地下室で見つけたもので悪霊を復活させてしまい、取り憑かれて殺し合いになる話。スプラッターの走りと言われるが、それ以前に、脚本が上手くて無駄なシーンがなくて出来が良い。>>続きを読む

トリプルヘッド・ジョーズ(2015年製作の映画)

1.0

3つの頭のサメが襲ってくる話。驚き笑うほどのクソストーリー。主人公は仲間をサメの元への誘導して殺させているとしか思えない。

オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.1

飛行機で山火事の消化活動をしていて、友人を助けたが自分が死んでしまい、守護霊になれと言われて地上に戻り、恋人にけじめをつける話。
未知との遭遇ではただの気狂いだったリチャード・ドレイファスがオトナな対
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

3.1

仲間を失って祭りの中を彷徨うオマツリ男爵と、なんとか仲間を取り戻すルフィの話。ワンピースと細田守の間に落ちたポテンヒットって感じ。

卒業(1967年製作の映画)

3.9

大学を卒業した若造が、幼馴染の母親に誘惑されてハマったのに、幼馴染にも恋をして、母親との関係がバレてめちゃくちゃになった挙句、最後には幼馴染を結婚式場から強奪する話。
メインの登場人物が気狂いばかりな
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.8

ハリウッド映画製作会社の重役が誰かに脅され、犯人と睨んだ脚本家を殺してしまう話。全体的にヒッチコック風味のサスペンスながら、ハリウッドへの痛烈な批判とブラックコメディがおもろい。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.6

偶然出会った男女が銀行強盗を繰り返し、体制に反逆するヒーローとなりながらも、蜂の巣になるラストを迎える話。性と暴力とカウンターカルチャーを描いた歴史的名作であるが、それ故に今見ると今更感を感じてしまう>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

3.9

子供たちと宇宙人の友情物語。今となっては宇宙船や宇宙人の美術はしょぼいし、無理やり感のあるストーリーなんだけど、そうやって大人ぶるのがアホらしくらるほど、純粋な子供たちと宇宙人の友情が感動的。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

婚約者と旅行に来た作家が、パリの真夜中でタイムスリップして、フィッツジェラルドやヘミングウェイやピカソに会い、自分の生き方を見つめ直す話。ファンタジーはこういうのがいい。ウディアレンが出てない中では良>>続きを読む

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.0

人生の無意味さに落ちた哲学教授が、完全犯罪殺人という生き甲斐を見いだして、ドタバタになる話。ウディ監督作に駄作がひとつ加わった。はい次行ってみよー的な。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

大学寮で同室の3馬鹿が巻き起こす、大学時代のドタバタと10年後の再会の話。ベタにベタを重ねた脚本と、歌って踊るインドお家芸とがミックスされた良作コメディ。

ラーメンガール(2008年製作の映画)

3.3

金髪白人姉ちゃんが頑固親父ラーメン屋に弟子入りする話。ストーリーはくそだけど、日本語と英語が通じないラーメン修行とか、名作タンポポオマージュ山崎努出演とか、笑えるところも意外に多い。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

オーナーと衝突し、自由に料理できない店を辞め、フードトラックを始める天才シェフの話。つまり、ハリウッド大作に嫌気がさした監督が自由に好きなことやった映画。でも重くならずいい感じのコメディ。料理がやたら>>続きを読む

間宮兄弟(2006年製作の映画)

4.0

間宮兄弟を中心にしたそれぞれの日常の話。現実には、あんな兄弟なんかいないし、あんなパーティーなんか開かれないし、ほのぼのしてる非日常の世界。天国みたいな映画。銭湯で笑いとるセンスがやばい。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.3

宇宙で1人取り残され命からがら何とか地球に帰還する話。所々、えー…ていう残念感があるけど、冒頭の長回しとラストの生命感が良い。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.1

孤独な大道芸人ホームレス男性と、失明間近の絵描き女性の、脆く美しく危険で自由なラブストーリー。ポンヌフの橋での花火と雪を見せつけ、ひとの喜怒哀楽を見せつける。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.2

発達障害の子供と母親と隣人おばさんの話。この3人の演技が素晴らしい。でも好みの問題だが、意味のないスローモーションや音楽PV風の監督センスが合わず。極めつけは閉塞感と自由さを表す画面サイズ使いで、これ>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.5

大人の閉塞感と若者の無鉄砲さが混ざる群像劇。要所で見ている方を裏切る展開が見事。
北野映画の切れ味のまま、笑いを抜いて、ヤクザではなく一般人を扱った感じ。でも北野映画の前に本作が作られてるから逆なのか
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ジプシーのとき(1989年製作の映画)

4.0

田舎の青年が祖母と妹と恋人を残して、チンピラボスと都会に行きがっぽり稼いで、何かが変わってしまったと思ったけど、変わらないものもあった話。全ては繰り返すのだという輪廻転生の話でもある。むちゃくちゃ泥臭>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.1

前編は良かったのに後編は蛇足以外の何物でもない。適当なところをつまんで全国大会でのクイーンとの戦いに持っていって予定調和のラスト着地。ちはや対クイーンつまり、チーム対個人に焦点を当ててるのに、クイーン>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.3

先住民と戦い、自然と戦い、息子を殺された復讐劇。お金をかけてこんな撮影をしてどえむにも程がある。ディカプリオが頑張ってたしオスカー取れたしそれだけは良かったのでは。

宇宙兄弟(2012年製作の映画)

2.9

宇宙飛行士の弟が月に行って、兄が追いかける話。アニメがよく出来ていただけに、この映画は雑としか言えない。

未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.6

UFOを目撃してからそれに取り憑かれ、政府の作戦もくぐり抜けて未知との遭遇をはかる話。途中までただの気狂いかと思ってたけど、ラストはなんかロマンがある。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.1

中学校て起こった自殺?事件?をめぐる話。ストーリーの骨組みはおもろそうなのに、映画全体ではおもろくない。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.9

戦争冷戦内戦で崩壊に至ったユーゴスラビアを、そこで生きる人たち動物たち、音楽と歌と映像で綴る。もはや詩のよう。天才の仕業。

マーニー(1964年製作の映画)

3.5

幼少期のトラウマと盗み癖のある女性を救う話。凝ったストーリーだけど、所々でそれはねーよ感がある。

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