小夜子さんの映画レビュー・感想・評価

小夜子

小夜子

映画(790)
ドラマ(37)

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.9

ウサギがうるさい…(笑)。いやいや、それは置いておいても、アニメと実写の掛け合いがテンコ盛りで、コメディとしてもアクションとしても贅沢。ゼメキス監督とクリストファー・ロイドの「バックトゥザフューチャー>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.0

主人公のひとりを監督自身が務め、友人たちをキャストに起用したとあって、地元の仲間関係が生々しく描かれます。ちょっと手ブレ画像に酔いそうになるけれど、隠したい本心との狭間で苛立ったり、傷ついたりする感情>>続きを読む

チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.5

「ラストレター」にはないキャラクターが登場します。母を亡くしたヒロインの小学生の弟です。彼の言葉にできない寂しい気持ちがあふれ出す、階段でのワンカットシーンは、胸に迫るものがあります。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

自分が生徒のひとりになって、ジョニー・デップ版「アクターズ・スタジオ」を受けられるような楽しさ。全編通じて、とにかく画作り洒落ているんです。主人公が去っていくあるシーンが、なんともいえない良さがある。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

大森立嗣監督の作品のなかには、エキセントリックなテーマかつ、答えを投げっぱなしのものがいくつかあり、正直それらには苦手意識があるのだけれど…、これは違う! 「茶道とは何か」という答えがしっかり用意され>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何気ないのに、どこかミステリアスな展開にグイグイ引き込まれる。夜の街への逃避行で、ドライブ中に聴くシンディ・ローパーがめちゃくちゃ上がると同時に切なくて、、、。
冒頭は、シビアな現実を突き付けられるよ
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

親への信頼が揺らいでいく思春期の繊細な心模様を、芦田愛菜が「泣く演技」で魅せる! コレ一見の価値ありです。攻めたテーマながら、余韻の漂う穏やかなラストにも惹きつけられます。引き続き、芦田愛菜のディープ>>続きを読む

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

4.0

ズシンと重い。だけど、差別と利己の間で揺れ動く人間性が浮き彫りになっていく優れた作品だと思う。特にオクタヴィア・スペンサーの、良いものとも悪いものとも割り切れない演技は、なんともいえない含蓄があって一>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.2

ジム・キャリーが、ハイテンションな演技でカムバックを果たしていて微笑ましい。また、ベイビー・ソニック含め、改良されたモフモフの主人公も愛くるしい。ただ「ソニック アドベンチャー2」をやり込んだ私として>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.8

正直いって、ラストに明かされる真相が衝撃的過ぎて、大人になりきれない男たちのグダグダな証拠隠滅作戦のオモシロが吹っ飛びました。これ観た後になんて言って良いんだか、もう全然わからない。

前作同様にダニ
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ステップ(2020年製作の映画)

3.7

「ステップ」というタイトルが、山田孝之主演作にしては平凡だなぁなんて感じていたのだけど、映画を観てみると「なるほど、そうゆうダブルミーニングだったんだ!」と感動します。

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

4.2

自粛期間中の今だからこそ観る価値があると思う。美しい避暑地でのバケーションに思う存分浸れます。「#君の名前で僕を呼んで」でも感じたけど、“夏休み”は人生を次に進めるために必要な時間なんだと、改めて実感>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.5

公開中の「MOTHER マザー」で話題の長澤まさみがこちらでも…! 映画版ならではのお祭り騒ぎから一転し、人情味溢れる急展開にドキッとさせられます。意表を突くデヴィ夫人の○〇○シーンに、驚き笑ってしま>>続きを読む

コンフィデンスマンJP(2019年製作の映画)

3.0

特に私好みの作品ではないものの、気持ちよく騙されました!

酔うと化け物になる父がつらい(2019年製作の映画)

3.5

渋川清彦のハマリ役!…とかいったら失礼かしら(笑)。現実逃避型の母親を演じたともさかりえも、憎めないけど痛々しくって素晴らしい。

"酒乱のDV父さん"とだけきくと、拒否反応を示したくなる方もいると思
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

なんといっても、ラストの楽曲「オーバー ザ レインボー」が切なくて…。落ちぶれたスターの光と影のコントラストを完璧に演じ切っている。これまでも応援してきたレネー・ゼルウィガーのボロボロ状態を見るのは辛>>続きを読む

ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

3.8

どうやらカントリーブームが来ているらしい! 主人公がパブで歌うシーンが心地よくてズルいです。主人公の立場は「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」的な側面もあるのだけれど、そのなかで描かれる母子三代の心>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

物語は王道の青春映画なんだけど、なんだろう。不良たちの衝動的な曲が熱くてカッコイイんだよな。周りのキャラクターたちも、可愛いくて愛しい。丁寧で真っ直ぐな作品だからこそ、もれなく今の高校生たちに観て欲し>>続きを読む

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

3.8

悩める老若男女のコンプレックスを、ホロドフスキーが独自に編み出した心理療法サイコマジックで、次々とぶっ壊していく痛快(?)ドキュメンタリー。過去も恥も性も超えた方法で施術していく様は、どうみても常軌を>>続きを読む

旅芸人と怪物たち(2015年製作の映画)

3.2

若手女性監督レア・フェネールによる群像劇。旅芸人たちの激情的なぶつかり合いが、とにかくパワフルで圧倒されました。ただ、劇薬なので体調万全で見るべし。

オンラインで公開されていた
第10回「マイ・フレ
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悲哀クラブ(2014年製作の映画)

4.0

父の訃報で帰郷する中年の兄弟と、そこへ突然現れた美しい腹違いの妹というヘンテコトリオが、父の死の秘密を巡って珍道中を繰り広げるコメディ。モテない弟が”妹”にドギマギしたり、3人が野犬の群れに襲われたり>>続きを読む

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

1.0

新宿・歌舞伎町でバトルを繰り広げる冒頭5分ほどは「2019年の新シティーハンター」にワクワク。だけど、獠と香の恋のすれ違いをはじめ、隠れ家の高級マンション化に、硬派なはずの海坊主が“デレ”過ぎなど、「>>続きを読む

シラノ・ド・ベルジュラック(2007年製作の映画)

3.5

舞台系シネマは初めてだったが、俳優の演技をこんなに生々しく感じられるとは! 醜い鼻をもつ男が、恋敵のラブポエムを代行することになってしまう悲恋物語。主人公が目に涙をにじませ恋心を語る場面など、リアルタ>>続きを読む

ドクター・ドリトル(1998年製作の映画)

4.0

あくまで個人的に…なのだけど、ロバート・ダウニー・Jr版より好みっす(笑)。E.マーフィーがドブネズミに人工呼吸とかシュール過ぎて、もう大爆笑。”間”とか顔とか、もう最高なんだよな。

90年代の家族
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ギャロップ(2012年製作の映画)

3.0

女好きの作家の悲哀、マリッジブルーな美女の焦燥感が、可笑しくも切ない。

オンラインで公開されていた
第10回「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル (MyFFF)」にて
☞ https://my
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ギャスパール、結婚式へ行く(2017年製作の映画)

3.8

”代理彼女”を引き受けたヒロインが、結婚式に参加するため男の実家へ行くという『サマーウォーズ』的展開。ただ驚きなのは、彼の実家が「動物園」だってこと! 奇想天外なシチュエーションの結婚騒動は、行きつく>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.5

『愛がなんだ』で注目された、主演の若葉竜也の好演もさることながら、主人公を取り巻く4人の美女に魅了されました。実直だけど不器用な彼女たちの人生がもっとみてみたい。

私は下北沢の街はよく知らないのだけ
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.8

大人版『アメリ』のような雰囲気…と思いきや、「おぉ!そうくるか!」の意外な展開がありまして、静かながらケレン味のある味わいです。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.5

厳しい現実にさらされながら、少年が少しづつ成長していく姿が可愛らしくも生々しい。最後には温かな気持ちになれるのだけど、人間の複雑な心理描写を描いている良作だと思います。ただ、タイトルで期待していたほど>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

とにかく、ふわふわでキャラの濃い動物たちと、飄々としたドリトル先生のやりとりがカワイイ!家族連れでもデートでも安心して楽しめるはず。冒頭では「ウホウホ、ガウガウ」と動物語を話すアイアンマン(w)に笑い>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.8

生活苦に陥った売れない作家が、自身の知識と文才を使って著名人の手紙の捏造に走る話。性格も部屋もみてくれも、すべてが"汚い"主人公を、メリッサ・マッカーシーが強烈に演じています。

意外だったのは、「自
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聖☆おにいさん(2018年製作の映画)

3.0

まずビジュアルがいいよね。二大宗教をフラットに並べて取り上げているのが、日本ならではの感覚

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

「辞めたい」教皇候補と「辞めさせたくない」教皇の会話劇。押し問答が2時間続くだけなのに、次第に芽生える2人の友情や、明かされる過去にドキワクします。「シティ・オブ・ゴッド」の監督だと知り、納得!

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