Ryouさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

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明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.6

撮影方法は偶然にもさっき見た
エレファントの手法をなぞらえてるらしい
登場人物一人一人の視点から描かれ
ふいに誰かの日常と何気なく交わり
最後の2:37にそれらすべてが繋がる
この手の映画はやはり面白
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エレファント(2003年製作の映画)

4.2

実際の事件をテーマにつくられた今作
登場人物たちの行動をカメラが追うスタイル
同時間帯のそれぞれの日常 誰かの日常との交差が
丁寧に映し出されており
それぞれが急に非日常に陥る
ラストの惨劇はとにかく
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ラブドガン(2004年製作の映画)

3.4

独特なバイオレンスアクション映画
銃弾を撃つ人間の感情によって弾の色が変わる
そしてなかなか異質なラスト
海辺を歩く4人のエンドロールも渋い
しかし よくわからない演出もちらほら

宮崎あおいと岸部一
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絶叫学級(2013年製作の映画)

2.3

川口春奈 広瀬アリス 松岡茉優
波瑠 池田エライザなど
今となっては豪華すぎる若手女優陣
広瀬アリスと松岡茉優がとても良かった
しかしこの手の映画はやっぱり内容は薄い
せっかく良い女優揃えてるんだから
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風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

4.0

北海道が舞台のロードムービー
生死と向き合う二人が話す会話も
メイキングも面白かった
なかなかの名作だと思う

この役の小泉今日子が一番好きかも
演技もとてもリアルで可愛くて綺麗
柄本明も最高でした
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

4.3

17時から17時11分までの11分間に起きる
様々な出来事を様々な人の視点から描かれていき
それらが少しずつ交わりすべてが繋がる
衝撃のラストと音響は圧巻
時間軸もだいぶごちゃ混ぜにしてるから
結末を
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69 sixty nine(2004年製作の映画)

2.8

李相日とクドカン
妻夫木聡と安藤政信のタッグ
高校生達の若いパワーと青春は感じたが
内容はあんまり入ってこなかった
嘘やもんのくだりを
ラストにまたもってくるのは好き

新井浩文 水川あさみ 村上淳
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Miss ZOMBIE(2013年製作の映画)

3.8

ゾンビ映画でありながら
ゾンビととある家族のホームドラマでもある
こんなにも美しく切ない異質なゾンビ映画は見たことない
セリフも少なくモノクロの映像で展開されていく
母性を感じてしまい人間らしさを取り
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ユビサキから世界を(2006年製作の映画)

3.7

アンダーグラフの良さを改めて実感した
5人手を繋ぎ屋上に立つシーン
谷村美月が一人屋上で腕を広げ仰ぐシーン
「見つかった 何が? 永遠が」というセリフなど
けっこう印象に残るリアルな青春映画かも

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ソウ5(2008年製作の映画)

3.3

ジグソウとホフマンの繋がりがメイン
前作から回想を随所に挟んでるから
実際のゲームはおまけになってきてる
時系列をいじってるから話はよくできてて面白いけど
長いことシリーズ作って
種明かししてるだけな
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.3

前作より見応えがありラストも好き
綾野剛の存在感がすごすぎる
吉高由里子がただただ可哀想で見てられない
若葉竜也 緑由利恵 水沢奈子も印象に残る
にしくんが相変わらずあっさりやられる 笑

この時代に
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.3

ウシジマたちの過去がメインの今作
わざわざファイナルでやることなのかなとも思うし
闇金ちょっと関係なくなってるけど
ラストはしっかりと感動した
長く続いたこのシリーズが
こんなしんみり終わるなんて予想
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にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.7

川口春奈がすごい可愛いくて
林遣都と淵上泰史がかっこよくて
SUのキャラもなかなか面白い
キャスティング最高
映画全体の雰囲気も可愛らしい
野菜が舞う演出とかも好き

出来上がった料理を見つめて
「も
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人狼ゲーム ラヴァーズ(2016年製作の映画)

4.0

綾部監督になってから一番面白かった
全員が経験者
恋人という新ルールも投入され
久しぶりに自分達で殺したり
それぞれの心理戦だったり
運営側の人も初めて出てきたりで
初期の頃の緊迫感と極限状態が戻った
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.0

予告編がハチャメチャで面白かったから
本編もそんな感じかなと思ったけど
期待してたものは感じられず
物語が進むにつれて失速していき
急なエンドロールに違和感なのと
あのラストも物足りない

しかしキャ
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.1

久しぶりに鑑賞 原作は未読
個性的な星人との戦闘など
見ててじゅうぶん楽しめるけど
本番は次だな感ね

豪華なキャスト陣が揃う中
今回ではやはり一番は夏菜の魅力
吉高由里子も可愛いかった
この手の実写
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.7

思いもよらないまさかのラスト
性的に白紙な人間でさえも
あんな一言を放ってしまうとは
結局ジョーは自分の性を
排除することはできないし
なんとも救われない終わりかた
でも 面白い

できればずっとステ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.5

若き天才グザヴィエ・ドランの
独特で美しい映像の構図と音楽
正方形の画面を広げ 希望を感じさせる演出が
とても素晴らしい

マイ・マザーとはまた違う母と子の関係を
かなり深いとこまで丁寧に優しく描かれ
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ビッグ・リバー(2006年製作の映画)

3.4

広大なアメリカの荒野で
国籍の違う男女3人が偶然出会い
数日間 旅を共にして様々な感情が生まれていくロードムービー

バックパックを放り投げて
サラの乗る車を追いかけ走り出すテッペイ
誰かと一緒にいる
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恋につきもの(2014年製作の映画)

2.3

3つの話 どれもいまいち

松本花奈って女優
若いのに監督業もやってるとかすごいな
伊藤沙莉と葉山奨之はさすがでした

ソウ4(2007年製作の映画)

3.5

グロさのレベルは上がってる
ジグソウとジグソウに関係する人々の
過去が明かされていき
前作と同時進行だったってのは驚いたけど
ラストの絶望感はこれまでの中だったら
一番弱いかな
エリックがまさか生き残
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ゲルマニウムの夜(2005年製作の映画)

3.0

新井浩文と広田レオナも良くて
話も悪くはないんだけど
今一つ飛び抜けるものがなかった

愚行録(2017年製作の映画)

4.3

冒頭から漂う不気味さと不穏な空気
直面する愚行の数々
撮り方 構図がほんと上手くて
無音の場面がどうしようもなく重たくて
うわ 見たくない目を伏せたい
うわ 聞きたくない耳を塞ぎたい 終盤はその連続
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.5

色情狂の女の半生がおしゃれに映し出される
終始 深い例え話や情報量の多い会話が出てくるが
理解できたりできなかったり
H夫人の話は面白かった 笑
ステイシー・マーティンが綺麗

「夕日に多くを求めすぎ
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.2

息の詰まるような愛のサイコサスペンス
まさにそのとおり
周りは雄大な農場で解放感があるのに
個人や人との繋がりは不気味さと閉塞感を感じる

僕たちは、愛し方を学ぶ前に、嘘のつき方を覚えた。
このキャッ
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

2.8

内容もキャストも前作よりかは劣るし
山田孝之と綾野剛の出番も少なめで残念だが
見てて楽しめはした
バラエティ豊かなキャスト陣で
好きな役者の山田裕貴 前野朋哉 岸井ゆきのも出てるし
演技力は置いといて
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殯の森(2007年製作の映画)

2.9

カンヌでグランプリを受賞した今作
きっと万人受けはしないんだろうな
河瀬直美監督の作品の中では
一番評価は低くなってしまう
でも らしさは伝わってくる
風景と尾野真千子が素晴らしい
「こうせなあかんて
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狂犬(2015年製作の映画)

2.6

それぞれの視点から物語は進み
少しずつ交わり繋がっていく
桐島風の時系列と
日本で一番悪い奴ら的な違法捜査
すごく良く言えばそんな感じなんだけど
一瞬エンドロール入ってからの展開は
悪くなかった

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

複雑で歪んだ母と子の関係
斬新なカメラワークと被写体
監督 脚本 主演を19歳でこなしてしまう
グザヴィエ・ドランはやはり天才だ
とてつもない質の高さに圧倒された

潔く柔く(2013年製作の映画)

3.7

過去に大切な人の死があり
それと向き合っていく二人の物語
悲しい記憶には必ず優しく寄り添ってくれる人がいる
冒頭のシーンもしっかりと繋がった
ラストの二人が微笑ましい

とにかく高良健吾が素晴らしすぎ
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萌の朱雀(1997年製作の映画)

3.5

河瀬直美監督の初商業作品
尾野真千子デビュー作
カメラ・ドール史上最年少受賞
改めて河瀬直美監督のすごさを実感

セリフも少なく自然な役者の演技
ゆったりとした村の人々や景色の中で
それぞれの心情がし
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

赦しがテーマの今作
ジグソウとアマンダの繋がりや
これまでの事件の準備など
一作目と二作目を見てるからこそ
楽しめるものはあったし
続編としてもしっかりしてた
やはりラストは一気に絶望感が押し寄せてく
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花芯(2016年製作の映画)

3.5

村川絵梨がとても美しかった 表情が上手い 魅力的
特に三面鏡に映る表情は素晴らしい
安藤政信もめっちゃかっこいいし
林遣都 藤本泉 落合モトキなど
役者陣も豪華だからちゃんとした映画になってた

「愛
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

独特なカメラワーク
主人公のサウルをカメラが追うスタイル
そして周囲の声や音はよく聞こえてくるため
とてつもない臨場感を生む

息子とはサウルにとって未来への希望
ラストはあの子供にその希望を託したの
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一週間フレンズ。(2017年製作の映画)

3.9

長谷くんの一途な姿勢に感動
交換日記を燃やすシーンは泣いた
あくまでも友情を優先して描かれてて
友達以上恋人未満な二人がとても良かった
ラストのパラパラ漫画はずるいわー
そして主題歌の奏が名曲すぎて…
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ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.0

ジャルジャルの二人の演技が上手い
暴力シーンもなかなかだった
後藤の登場が唐突だったことに違和感なのと
中盤の暴力シーンからの失速が残念
全部中途半端に終わったなー

落合モトキと吉田羊出てたんだー
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