モさんの映画レビュー・感想・評価

モ

インフェルノ(2016年製作の映画)

4.0

面白い。面白かったんだけど、前2作が良すぎたのと目的はひとつだから向かう先もひとつのはずなのに風呂敷を広げすぎてしまった感じがあった。ラングドン教授の記憶喪失時間が長すぎて若干鬱々としちゃったし、彼の>>続きを読む

天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

トムハンクス演じるラングドン教授のサスペンスシリーズ第2弾。前作の警察に追われる立場から一転、本作は仕事が舞い込んできたと言ったら聞こえはいいけど盛大な巻き込まれ事故ですね〜教皇の死によるコンクラーベ>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

-

中盤まで視聴、期待していた厨房ドラマとかけ離れすぎていてストレスが最高潮に達したので離脱… つ、疲れた…… ワンショットものということなのでクリスマス前の賑わう店内に一癖ありすぎるスタッフたち、加えて>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.6

教皇選挙を観る前に少しでも知識を蓄えたくて調べたらこのシリーズを視聴しておくとより良いという口コミを見かけたのでいざ!これはフィクションなんだよね?と疑ってしまうような考察に感心しながらだったからかあ>>続きを読む

リロ&スティッチ2(2005年製作の映画)

4.3

1のときの、怪物と恐れられていたスティッチが徐々に人慣れしていく過程で見られるライオンがぬっこみたいにごろにゃんするような悶え具合に比べると落ち着いてしまった感はある。あるにはあるけど、いい子になりた>>続きを読む

スティッチ!ザ・ムービー(2003年製作の映画)

4.4

平日仕事終わりの食事のときとかに観るのってこういうのがちょうどよかったりする、こういうのでいいのよ〜スティッチは大体のことはそつなく器用にこなせるのにどこかドジ、リロは自分の不器用さを認めながら他人も>>続きを読む

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

4.5

ねえこれ最高映画だよね?公開当時の幼い頃に観ていて、12チャンでおはスタの後にやっていたディズニーチャンネル的なやつでもアニメ版が放送されてたのを登校前に観てた記憶が蘇った。そのときは自分も幼稚だった>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.8

トムクルーズ史上最弱の役柄でかなり新鮮だけど最強イメージ、皆のリーダーイメージがあまりにも定着しているので、その新鮮さは序盤のみ後半は私たちが知るトムでした。戦闘により死ぬ→同じ場面で生き返るのループ>>続きを読む

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.9

なんだか猛烈に俳優トムクルーズを摂取したくなってしまったので… イーサンとは違ったエージェントとしてのトムが楽しめる作品。ただ、こちらのロイはイーサンよりも軽薄というかいつも仕事には熱心だけど人間の表>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ねえ映画人トムクルーズ、映像作品自体これが最後になったりしないよね?またどこかで会えるよね?このM:Iシリーズは世界70億を救って幕を下ろしてしまうんだなとひしひしと感じた。そしてイーサン、ルーサー、>>続きを読む

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

終わる直前にフライト終了してしまいラストまでいけてませんがネタバレで捕捉済み。陪審員として判決しなくてはならなくなった事件が一転、自身が起こしてしまった事件かもしれなくて当事者になるかもという事実に迫>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.4

珍しく邦画が続いたねぇ。私はこういう架純ちゃんが好きなのよ、どんどん見たいのよ!!普段物静かに話す架純ちゃんが声を張るところなんてだあいすき。他者に依存せず先入観なくするするっと人のこころに潜り込める>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.5

夏を迎える前に見るしかねぇじゃん?ラストが秀逸。そして何かに熱くなれる人間をやらせたら右に出る者はいないと思うくらい適任すぎる伊藤万理華さん、お耳に合いましたらも大好きだったのだけどハダシと親和性が高>>続きを読む

密輸 1970(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最強シスターフッド映画。何年かにまたがる闘いにはなるけど基本的には海から荷物を引き上げるために利用された海女さん、ここが軸としてあるのでシンプルで理解しやすいストーリー。裏切ったと思われていた女が実は>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.1

劇場での鑑賞を逃してしまったシリーズ。これは観る人のものの捉え方によって大きく印象の変わる作品だと思った。日常にある生活音のように当然の如く入ってくる銃声、悲痛な叫び、人を焼く匂い、煙、そのせいかいつ>>続きを読む

フレンチ・キス(1995年製作の映画)

-

(ま、待ってくれ……面白かったのにあまりにも眠くて寝落ちしたから気を取り直して観るぞ!と意気込んだら配信終わってたむり…ただでさえ駆け込みだったのが悪い…)メグライアンのラブコメ、ダメンズを好きになっ>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

思ったよりいいじゃない!原作へのリスペクトも感じる。CGもうまい具合に溶け込んでいて違和感はなし。ポケモンならということで吹替で見たんだけどティムが涼真くん(だよね?)だからなのかポケモンがそばにいる>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

4.3

ユヘジン続きでこちら。彼にコメディ仕立てをやらせたらそらおもろくなるに決まってる。でも2枚目っぽい役どころははじめてかも!(それでもぽく見えるのは韓国のカップルの組み合わせに多いから?)日本版を見たこ>>続きを読む

ベテラン(2015年製作の映画)

4.5

本当は最新作に備えて視聴するはずが少し出遅れましたがやっと!勧善懲悪ものなので最後にはスカッと終われるものの金さえあればどうとでもなるを具現化したストーリー(特に日本なんかより韓国などの方が顕著かも)>>続きを読む

ミッキー17(2024年製作の映画)

3.7

観てから少し時間が経ってしまったので鮮度は薄れてますが…な記録。ロバートパティンソンは幅が広い俳優になったなあと思った。ティーン映画の2枚目俳優の立ち位置から一皮、二皮もむけたのではないかなと本作を通>>続きを読む

白雪姫(1937年製作の映画)

4.0

大好きだったのよこれ(ただ前投稿のとおり、私は白雪姫のアトラクション経験の後、親からの「何が楽しかった?」という質問に「りんご食べるかい?」と返すような幼少期)実写後久しぶりに観たくなっていざ。当然な>>続きを読む

白雪姫(2025年製作の映画)

3.7

記憶があるなかではじめて私が出会ったディズニーはきっと白雪姫だったように思う。幸いなのか私は白雪姫のアトラクションに乗って「何がたのしかった?」と聞かれると「りんご食べるかい?」と返すような娘だったの>>続きを読む

ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.8

機内で吹替のみ観れたので視聴!ただ御飯時に見る作品ではないかな…何も考えておりませんでした。前作を観ていなくても内容は入ってくるが唐突感があるので観ておくに越したことはないかも。ティムバートンの世界観>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

孤独だけど孤独じゃない。心地よい個独みたいな。幸せだと感じる瞬間は変わり映えなくありふれた瞬間だと思う人もいるかもしれないが、疲れた1日に声をかけてもらえること、食事にありつけること、布団に包まる瞬間>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冤罪って本当になんなのだろう。ふたつの冤罪を動かしながら渦中の人物とそれを取り巻く者たちの人生を変えていくけど、結果的にはより良い人生に変わっていったととれる話。ただ、警察の捜査はずさんで証拠だったり>>続きを読む

武道実務官(2024年製作の映画)

4.3

ちょっと久しい韓国作品だったのでナイフアクションにひぃぃとなりながらも、武道実務官という職業とその職業の側面となる重犯罪を犯した元犯罪者たちとの闘いをコメディを交えつつ知ることのできる作品。キムウビン>>続きを読む

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

久々の華金映画館はこれにしようと決めてた。ドラマシリーズが大好きだし空腹で行くのは絶対に危険とわかっていたので、これも金曜の特権(ではないけどご褒美?)、映画館のビアセットを携えていざ。旅先であらかじ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

ついに追いつきたかったところまできた!ガーディアンズはシリーズの中でもストーリーの重みとコメディとの塩梅がちょうど良くて見やすさがある。今回はロケットの過去にまつわる物語だったので動物の扱いに関して胸>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.6

ついにワカンダフォーエバーまで辿り着いた… 全編を通してずっと静かに哀しみと怒りに震えるような作品だった。哀しみの部分は、守護者であるティ・チャラとチャドウィックボーズマンに対する数々の想いが重なって>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

続いてるわよ、マーベルチャレンジ!もっとコメディに振り切ってると思ってたけどそうでもなかったぞ?ただ、圧倒的神、王子感が好きだった身としては一般庶民に溶け込んでまじの庶民からは少し浮いてる程度の扱いな>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

手をつけたなら行けるとこまで見ちゃおうぜ作戦。アベンジャーズとしてともに戦ったワンダが敵となって立ちはだかる本作。いや、冷静にワンダ最強じゃんね…?ここで彼女を失うのは本当に痛手だけど(という別れしか>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.5

お〜〜〜〜〜!これは楽しめる!気づいたらどこの配信サービスでも見れなくて焦ってプライムでレンタル(5月以来のマーベルチャレンジだからです)スパイダーマンシリーズとマーベルを順に追ってきている派には特に>>続きを読む

マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

マルチバースだのタイムリープだの色々あるけどこれはどういう仕組みなのかわからんがとにかくどちらかがドラッグを使うと未来↔︎過去の自分の元へトリップでき、電話も通じる世界線。今の自分より先を生きる未来か>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

-

すきだと言う人が多いし推しが頭にカチューシャつけていたのもあり(?)🐭だと避けていたがいざ挑戦。海外へ行ってあんなレストランで食事をするのが夢だし厨房での手捌きや料理シーンはとてもすきなんだけど、やっ>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

くらってしまった。痛みを受け入れれば心で会えること。痛みは伴うけれど絶えずともにあるけれど始まりの一歩から最後の笑顔までともに在ること。彼女の決死の覚悟と意志を奪い去ったにもかかわらず、彼女から奪った>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おいぬさまこそキーパーソンであり最も清く最も無垢で純粋、きみらしか信じられないという作品(語弊)この作品を観るにあたってすこーし予習したところによるとどうやらミステリーではないらしいという情報をふわっ>>続きを読む