足拭き猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

足拭き猫

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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登場人物がみんな狂っていて恐ろしかった。だれでもいいから笑ってくれよ(泣)!子供たちが床を這う場面は反吐が出そうになったが、家族の誰もがその異常事態に疑問を感じていないんだ、ただひたすら逃げようとして>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

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ずっと気になっていてやっと観られた。
総理大臣になりたい!ってなんだか古臭いのぅ、と思っていたら昭和時代という設定だったのですね。
予想を超えない範囲でのぶっ飛び方でした。

菊とギロチン(2016年製作の映画)

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内容について言及あります。

強く、自由になることを理想としていた若者たちが結局はそうはなれなかったのが何ともやり切れなかった。
女相撲のメンバーは現状を変えるべくもがくが、結局は様々な形で男たちに組
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

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沖田監督独特(といってもこれ入れて3作しか観てないですが)の変な間が炸裂。嬉しくて上映しているあいだじゅう、ニヤニヤしてしまいました。庭を通る導線にドはまり。茶の間のガヤガヤした雰囲気も堪りませんでし>>続きを読む

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

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昔観た。4Kデジタルリマスター版で踊りたい!観たらまた書くかも。

結局劇場でリマスター版を観られなかったのでDVD借りました。

DVD作った当時はたぶんデジタル修復という概念がなかったのでところど
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おだやかな革命(2017年製作の映画)

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飯舘電力のことは耳にしたことがあって、二例目が生活協同クラブの太陽光発電の事例だったので始めの方は知ってる話が繰り返されるのか・・・などと正直ちょっとブルーな感じになりました。インタビュー中心のドキュ>>続きを読む

ほたるの川のまもりびと(2017年製作の映画)

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桃源郷のような美しい長崎の山村にダムを作るという話が1950年代に持ち上がって、それ以来住民が反対運動を続けている。
大前提として「ダムは悪いもの」という共通認識のもとに作られているので、それはそうか
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村田朋泰特集ー夢の記憶装置(2017年製作の映画)

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コマ撮りアニメといえばほのぼのした話や可愛らしいものしか観たことがなくて、これはかなり衝撃。人形アニメで人生の前を通り過ぎていく事象へのせつなさや地球誕生の様子、現実の生活の厳しさを感じ取ることになる>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

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笑いの範囲が予想を超えてこなかったかなあ。どんなに立派な人でもお金がないと生きてはいけないよねえ^_^;

ラモツォの亡命ノート(2017年製作の映画)

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ラモツォの背景がよく分からなかったので、何故こんなに外国にあっさり行けて、しかも子供全員をアメリカに呼び寄せることができるんだろうと不思議で・・・。途中から、夫が中国の政府を批判する映画を撮ったために>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

4.0

プライベートフィルム!!

公開前のfilmarksや他のレビューサイトの評価がとてもとても低く、レビューの本文は読まずとも点数を見て「これは大丈夫なのか!?」と大変心配をして観にいきました。結果かな
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友罪(2017年製作の映画)

4.0

人と人がリアルで繋がっていくことへの希望を失わないことや、お互いがお互いのために存在していることの尊さに涙を禁じ得なかった。
日本の監督で「これは正しい、これは正しくない」と作品の中で表現できるのは是
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

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最初はスクーティーのある程度「常識的」な母親に比べて、ヘイリーは子供そのものでむちゃくちゃでひどい奴と思っていた。でも、ムーニーに対する無垢な愛情を感じた時点から、傍から見たら悲惨な暮らしに見えても自>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

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ラッカの人がスマホやMacBookで見るのは家族が殺され、故郷が破壊されていく姿。戦場は自分たちが住んでいる町。
普段接しているFacebookとかツイッターで、自分が見ている内容と彼らが見ている内容
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海を駆ける(2018年製作の映画)

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アチェと東日本大震災の津波で亡くなった人、戦争中の日本兵などの失われた魂がそこここに浮遊しているような感覚。生と死の重いテーマなのに観終わってゆったり豊かな気持ちになり、しばらくぼ~っとしてた。
葬式
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

むーん、期待が大きすぎたかなぁ。韓国映画は4本目でコメディ~シリアス~泣ける~アクション~家族物という王道を行ってはいたが、それ以上のものがなく。唯一、若者に靴を履かせる場面だけが残してきた娘の存在を>>続きを読む

ザ・ビッグハウス(2018年製作の映画)

3.8

あの巨大なスタジアムを大スクリーンで見るだけでも価値あり。想田監督の観察映画は大きな声では言えないが、結構寝てしまう自分。今回も試合の部分はなぜか目が閉じてしまったが、それ以外はパッチリ。
ミシガンの
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ラブレス(2017年製作の映画)

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冒頭の森の中の捻じれた木々が十字架に見えて、作品鑑賞後に観客が背負わなければいけない重しを暗示しているようだった。
自己愛に染まった人間は結局救われず、しかし本人たちはそれを見ようともせず、犠牲になっ
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

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舞台を見ているようでもあった。
演劇は舞台装置の切り替わりや照明の変化で時間の経過が表現されるが、今作はそういった演劇的要素が映像で表現されているんだ、と。
何者でもなかった森田想さんが演劇の中止とと
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

人間がやろうとすることを邪魔するのは人間。不条理な出来事が次々と起こっていくが、渋くていやらしい人間味あふれる中年男たちや、国際援助に関しては素人の女性の成長物語がいい味わい。乾いて険しい山々の風景、>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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高評価だったのでずっと観たいと思っていた作品。え、犯罪もの?コメディーなの?いや、ホラーなのかっ!? むむ親子の愛情がテーマ?と最後まで惑わされっぱなしだった。オーバーアクションで入り込めなかった。。>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

前作の「三度目の殺人」で非常に多くのものを受け取ったような気がしたので、今回観るにあたり体調を万全にして行こうと、心の準備がなかった先行上映はあきらめて待ちに待った初日。

作品と向かい合いました。と
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