スキピオさんの映画レビュー・感想・評価

スキピオ

スキピオ

いい映画を観たあとの余韻が好き。わかりやすい言葉で思った通りに書きたいと思っています。
☆2-何かしらの怒りを覚える。
☆3-いい所はわかるが自分には合わず。
☆3.5ーよかった、人にも勧めたい。
☆4ー素晴らしい、ソフト購入級。
☆5-年間トップ3級。

映画(593)
ドラマ(7)

キャビン(2012年製作の映画)

3.5

若者たちが不穏な空気の中、田舎にキャンプに行く、普通に進行するホラー映画のストーリーの影にチラホラと「単独行動したやつが最初に死ぬ」とかのB級ホラーの「お約束」をメタ的に皮肉るスタンスが見え隠れして、>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

「珍しく大真面目な堤幸彦監督」に一番びっくりした。なんだ普通にできるじゃん。

脳死患者へのロボット技術的なもの、人間の医療に急速に進歩する科学技術がどこまで関与するべきかをとことん突きつめていく。原
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

ストーリーはやや平凡、MCU以前のアメコミ映画みたいという指摘がその通りで、他作品との関連性などを気にせずにあっさり観れるのは逆によかった。まぁ次回作に取っておいているんだろうけど、「寄生獣」や「うし>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

“幸運は勇者に味方するー”

なかなか見ないfilmarks平均点にハードルが上がりきっていたけど、最高でした。クイーンは世代でないし門外漢だったけど、これを観て「クイーンを好きになった」という点で
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

「全編PC画面、全く新しい手法の映画」みたいなちょっとテキトーな宣伝文句から、これは劇場鑑賞レベルか??と思ったけど、全編PC画面進行の良作ホラー「アンフレンデッド」と同じプロデューサーの新作というこ>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

タイ映画に馴染みがないので舐めてたら、韓国映画や台湾映画にヒケをとらない、スタイリッシュなクライムサスペンスでもあり、美しい青春映画でもあってびっくり、最高でした。

学校でのカンニングっていう誰しも
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.5

<みんないい奴でも面白い映画は作れる>

すごいよかった…。4回泣いたわ。今年の劇場アニメは”若おかみ”の年だよ。

交通事故で両親を亡くした主人公が、祖母の家で若おかみとなり成長していくという話。
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5


夢を叶える街ハリウッドの東側のシルバーレイクが舞台、ちょっと仲良くなった女の子が突然失踪してしまい、主人公が女の子を探すという話。

「イットフォローズ」の監督、黒ベースに妖しいピンクの字体のキービ
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スノーホワイト(2012年製作の映画)

3.5

“ハイホーでも歌っとくか?”

あくまで「白雪姫」を下敷きにして膨らましたという感じで、原作をほどよく無視、囚われずに素軽くやっているので「史劇風ファンタジー」としてそこそこ楽しめた。ユニバーサル映画
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.0


初デヴィッドリンチ。難解映画、カルト映画の代名詞だけあって、鑑賞後に解説サイトを読む楽しさがあったし、どんなに脈絡不明なシーンが続こうと不思議と飽きないし惹きつけられるものがあった。

ただ数カ所程
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

前情報なしで観たので謎の”美女”遺体が何者なのかハラハラして観られた。解剖場に始まり、解剖場に戻る、キッチリした構成がいい。

物語の正体がまさか延々と続編作れそうなアレみたいな話とは…。そして解剖場
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

“チャンスはあるんだ 生きている間に使え”

デンゼル・ワシントン演じる最強の男マッコールの笑えるほどの強さと、いまどき珍しい彼の"無償の愛"による人情劇にもう一度出会えたのは最高。

ただ、話の畳み
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

“人生でもっとも大切なふたつの日は、自分が生まれた日と、そして生まれてきた意味を知った日”

二作目を観ようと思ったのでソフトで初見鑑賞。

舐めてた相手が凄いやつでした系に疎いので、大味なアクション
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.5

“正義の実現”

軍事政権下の韓国、取り調べ中のある青年の事故死を不審に思った検事の奔走によって真相が明らかにされる。この真相は国民の怒りを買い、爆発寸前だった民主化運動(青年が運動の象徴となり、のち
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5


<キムタクの顔が汚れないのがこの映画の限界>

「日本のいちばん長い日」「クライマーズ・ハイ」などいつも期待を裏切らない骨太でハイクオリティな作品を提供してくれる原田眞人監督の最新作。今回は肩の力を
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

結婚をしない独身の男女はある施設に収容され、そこで期間内に結婚相手を見つけられなければ、動物に帰られてしまう。「みなが犬を選ぶのでこの世界は犬が多いのだ」と。

この舞台設定と奇妙な施設こそが面白いん
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

うーむ。全体的にお行儀よく突き抜けることなく低体温のまま物語が進んで、最初にいい!と思ったのがエンドロールでの宇多田ヒカルエンディングテーマのドラムという。

評判の一つであるペンギンの変身?登場の描
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

傑作邦画!賛否両論の今作、ある映画紹介番組での女性出演者のネタバレに最大限配慮した一言感想が「はぁあー???!(女性目線的にありえない&ふざけんな&ネタバレ全開でガッツリ語りたい的ニュアンス)」だった>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

<安定感はあるが、熱量不足>

言わずとしれた傑作韓国映画のリメイク。

「モテキ」「バクマン」など原作モノを上手くまとめるのに定評がある大根仁監督作品。広瀬すず、篠原涼子、リリー・フランキーなど彼の
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.5

前作は、「アリサイズになるヒーローを最新のCGで再現と映像的にフレッシュな上に、親子愛!悪の陰謀の撃破!と一作目らしく明るく迷いのない物語」で、マーベル作品の中ではベスト級に好きで、人にも薦めるんだけ>>続きを読む

ファースト・タイム(2012年製作の映画)

4.0

ふとラブコメが観たくなったので。

気の乗らないパーティでふとしたキッカケで知り合った二人。お互い好きな人がいるのを知り、他愛のない会話が続く。前半から出会ったその日の夜のパートと会話が真夜中〜朝方ま
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5


社会現象になり、自分がニヤッとしてしまった前半の「おかしなポイント」でも誰もクスリともしない満席の観客の完全にハードルが上がりきっている中で観てきたけど、最後はスッキリ伏線も回収されて大盛り上がり、
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オール・シングス・マスト・パス(2015年製作の映画)

5.0

<タワーレコード に少しでも思い入れのある人(あった人)は絶対に観るべき一作>

満点。一時代を築いた米国のメガレコード店「タワーレコード」の栄華と転落を描いたドキュメンタリー。

1960年代の創業
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.5

ケニアの自爆テロ準備中の指名手配犯をドローン空爆すれば、テロは防げるが近くにいる少女の命が失われてしまう、「百人の命を救うか、一人の命を救うか(トロッコ問題)」究極の選択が迫られる!!という話。

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荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.0

某ボクサーの口癖「OK牧場!」の引用元はこれか。牧場じゃなかったが。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

<平凡なワーナーロゴとデジタル感ありありのファーストシーンで「あ、ダメだ」と思った。>

ワーナーさん、この作品でフィルム撮影しないでどれですんの?

クラシカルな雰囲気、流れるようなテンポ、キレのあ
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.5

基本に立ち返ってラスベガスのカジノとホテルに舞い戻り、強奪の目的は友情のための復讐ってことで、テンション上がる。

〇〇を人工的に起こすとか、超力技で滅茶苦茶なところはあるけれど、スティーブン・ソダー
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.0


今度は欧州、前作の敵からの復讐に、新しい敵、我が世の春の頂点から「転落する」オーシャンズ。監督はじめ主要キャストが同じだけあって正しくインフレしてるし、作品のテンションとか雰囲気がそのまま持続してて
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

"運命は戦士にささやいた、
嵐には逆らえないと。
戦士はささやき返した、
わたしが嵐だ。"

冒頭のこの合言葉、嵐を呼ぶイーサン・ハント自身を表しているようで最高にかっこよかったな。有名な引用句らしい
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野いちご(1957年製作の映画)

2.0

老医師が、長年の功績を評しての名誉学位授与式に向かうまでのロードムービー。妻との死別後、主人公は40年付き添ってくれて授与式を楽しみにしていた家政婦にも当日にぞんざいに対応してしまうような自己中心的な>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

初見鑑賞。たぶんオーシャンズ8観るので。

ゴキゲンな音楽と流れるようなテンポ、ギチギチに作りん込んだ脚本(作戦・準備の内容)、そして明かされる本当の目的、ジョージ・クルーニーの圧倒的リーダー感、若さ
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

2.0

<自分は寝落ちしていたのか?と錯覚する稚拙な脚本>

大正時代の女大相撲興行と、過激な社会主義運動を進める若者を描いた話。

すでに大手で活躍する瀬々監督の構想ウン十年の入魂のインディーズ作と聞いて結
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用心棒(1961年製作の映画)

5.0


黒澤明監督作の中でも娯楽性が高いと言われる一作、村の中での二大勢力の抗争と、その間を渡り歩き一稼ぎしようとする「最強の用心棒」というシンプルな構図。

駆け引きや出し抜きなどで次はこちら次はあちらが
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

5.0

<うだるような暑さの真夏にぜひ劇場で>

“痛みから逃げちゃダメなんだ”

満点。雪に包まれた産業も娯楽もないアメリカのド田舎ワイオミング州先住民居住区で起きた少女の殺人事件、田舎だからと派遣されたの
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.0

"いくら言ってもお前さん馬鹿だから、自分で不幸せな目にあわなかったら気がつかなかったんだよ"

溝口健二監督による、ヴェネティア国際映画祭銀獅子賞受賞作品。

身の丈に合った生活を望む女と、欲にかられ
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