高橋早苗さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

高橋早苗

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We Love Television?(2017年製作の映画)

3.3

ガチメモる!
メモしまくった!!凄かった!
言い出すこと全部メモ、に近かったw

…暗い映画館の中で?
ええ、本人は読めるんです!


今でこそ、TVなし生活だけど
お笑い番組大好き

欽ちゃんと
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.0

どこへ行っても
厄介者払いされてきたマイケル

テューイ夫妻に出会い
家族という居場所を得て
フットボールに打ち込んでいく

母親代わりとなるリー・アンが主役なためか
マイケルの暗部については
あまり
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

公開当時は、何も予備知識なく出掛け
エンドロールに
おー!アッコちゃんだ~♪
そして
キヨシローの声に号泣(T ^ T)


それからもう完全に
アッコちゃん、そしてキヨシローを聴きたくて観る

音源
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

4.2

説明するまでもない
1998年 キューバの大物ミュージシャン達を集め 結成されたビッグバンド
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

同名のアルバムと
アムステルダムとNYカーネギー・ホールでのライヴ
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オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

3.6

予告編を観て
「パリ20区、僕たちのクラス」を思い出し。
あれは国語の先生だったけど、こちらは音楽ね^_^


音楽家として 道を失いかけている男
かつて熱心に教えた娘とも うまくいかなくなっている
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

4.0

開場中、ラヴェルの「ボレロ」が流れてて。
大好き♪いーねぇ♪なんて悦に入ってたら、劇中にも流れ。
似合いすぎ。


正直に言うと、ヴィヴィアン・ウエストウッドのアイテムは何一つ持っておりませんw
ファ
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ナイトクルージング(2018年製作の映画)

4.5

真っ暗なスクリーンを前に

1度目は
何が始まるやらボケッと待ってる自分を見つけw

2度目は
音に合わせて
一度観た画(え)を
脳内再生している自分に気づきww


ことほど左様に
人は「観る」こと
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.4

ニューヨーク公共図書館は、私にとって
「BANANA FISH」で知ったNYPL


・・・いい夢みたいね。と見過ごす 司書らしき女性と
走り出す子どもを諭す 母の声が聞こえるすぐ横で
英二からの手紙
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

3.5

仕事の失敗から解雇された
シューズデザイナー・ドリュー

家中の物を ゴミに出し
からっぽになった部屋で
死を思う彼に
父が死んだ との知らせが入る

彼はクビのことを 家族にも言えないまま
遺体をひ
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オラファー・エリアソン 視覚と知覚(2009年製作の映画)

3.9

横浜トリエンナーレにも出品している「green light」が
まるで「百億の昼と千億の夜」に出てくる、オリハルコン製幾何学コイルみたい!
と気になったからと

実際、作品を観に行くより先に
作者が
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ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.8

彼女の
一瞬で入り込み 求めるままに
魂の叫びを 身体で現わす様は

見てる こっちの身体にも
真っ直ぐな芯を 入れてくれるかのようで
ドキドキして 目が離せない。



一転して
彼女が笑顔で 時に
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.6

ローズは生まれついての
ベンは事故で突然
二人とも聾


ローズにとって 父は支配的で 息苦しい
母を求めてNYへ

ベンは 母が死に 伯母の元に
同じく居場所がない

父に会いたい…その想いが
母の
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.6

 If you build it, he will come.
 “それをつくれば 彼はやってくる”


辺りには誰もいない
あるのはトウモロコシ畑
遠くには電柱と夕暮れ時の空が拡がるばかり

聞こえ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

1980年代のワルシャワ
水面から人間を眺める
人魚の姉妹と
二人を陸へ引き上げたバンドマン

姉妹をボーカルに仕立て上げ
ナイトクラブは盛り上がる


☆☆★


歌が 心情を吐露するのと対照的に
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.5

いかにもアメリカンなスーパーマーケットの彩りの中を
カートが進んでいく

スーパーにあるのは
昔ながらの農家のイメージ

だけど並ぶ食品の殆どは
ひと握りの多国籍企業が生み出しているもの

そしてそれ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.7

お話より先に 音でやられた

冒頭とラストに登場する
マックス・リヒターの
「On the Nature of Daylight」


劇中に登場する
ドヴォルザーク「弦楽セレナーデ」


お話は
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フットノート(2011年製作の映画)

3.4

タルムード学を研究する 大学教授二人
頑固一徹な 無名の父と
器用で出来の良い息子


ある日届いた イスラエル賞受賞の知らせ
浮かれる父と 凹む息子



よくある、というか…
ま、よくある間違いか
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デヴィッド・ボウイ・イズ(2013年製作の映画)

4.3

ヴィクトリア&アルバート博物館で開催された回顧展
「デヴィッド・ボウイ・イズ」
…の、クロージング・ナイトで撮影されたのが、このドキュメンタリー映画
 
 
展覧会の構成に沿って、手書きの歌詞、ダイア
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

生まれ育ったシーヘヴン島から
一度も出たことがない男
トゥルーマン

綺麗な奥さんがいて
素敵な家を持ち
仕事は保険会社のセールス

何の不足もない毎日
だけど彼はずっと 島の外に出たいと願っていた
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.0

あの歌に、どこか違和感を感じ
完全に食わず嫌い。
お話も、アンデルセンの「雪の女王」とはまるで違うと知りスルー。
やはり食わず嫌いです


雪の女王≪新訳版≫を観たら、こちらも観たくなり。
違和感て、
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パディントン(2014年製作の映画)

3.7

物語が
ペルーから始まるのに驚き
そして南米にはクマがいると知り
更に驚いたわ(笑)


そして
紳士の国ロンドンで
彼が行く道すがら現れる
ラテンバンドにやられたわw


クマも
育ちでノリが違うの
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フランキー・ワイルドの素晴らしき世界(2004年製作の映画)

3.6

スペイン、イビサ
人気DJを静かに襲った体の異変
現実を見ないふりをしてDJを続けたフランキーは
やがて完全に聴力を失う
無音の世界。




ヒトは、聴きたくない音は聴かないものらしい・・・
という
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.4

男と半年も続かない女

ダンナはいらないけど
母親になりたいマギー
これは と思う男の手を借りて
子どもを作ろうと計画

・・・は失敗
その計画中に知り合う 別の男と意気投合
彼は 仕事にのめり込み家
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100万回生きたねこ(2012年製作の映画)

4.4

このタイトルは知っていた
話は知らなかった

こわい話だ、くらいは聞いたような気がするけど、進んで読むこともなく
年だけは大人になってしまった

・・・読んでから観る手もあったけど
読まずに観た
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フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

4.3

まだ、TVっ子だった頃
この方が取り上げられ 有名になり
ドラマ化されたのを見たこと覚えてる

・・・TVの取り上げ方って とかく
「壮絶な過去」とか
「苦難を乗り越え」とか
「奇跡の〜」ていう
どう
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旅するダンボール(2018年製作の映画)

3.6

「ガラクタはたからもの」
のコピーにピンと来ず。
…無印のダンボール家具など使ってたこともあり、私の中に
ダンボール=ガラクタ
の図式はなく。
ただ、使い終われば確かに資源ゴミに出しちゃうんだよなぁ。
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アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.9

「若くみられるより、魅力的に見えたいの」
ストリートがランウェイ
お金がなくても 爪を磨き 美しい靴を履く

自転車に乗るのは
まとった服を 見せびらかしたいから

流行になど ときめかない
毎日が
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.7

彼女にフラれ
家を空っぽにした男

すべてを預けた倉庫から
1日に1つずつ
モノを取り出すたびに それは

仕舞い込んだ“荷物”から
彼の生活を彩る
“大切なモノ”に変わってく。


・・・男女問わず
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地球交響曲 ガイアシンフォニー 第二番(1995年製作の映画)

4.6

わたしの中でこの映画は
「グラン・ブルー」と対を成す


☆☆★
(2003.12.23 中野ZERO)


開演前の主催者挨拶で、Tokyo Pros.の青木さんは
 『彼(ジャック・マイヨール)が
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地球交響曲 ガイアシンフォニー 第八番(2015年製作の映画)

3.9

第一番から第七番まで
すべて自主上映会で観ていたガイアシンフォニー

自主上映会は、それぞれ趣ある場所で
ゆかりのあるゲストや
イベントとセットで
とても面白いのだけど

今回は、映画のみ
フツーの映
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キリマンジャロの雪(2011年製作の映画)

3.9

のっけから
ジョー・コッカーの渋声
「Many Rivers To Cross」にやられるw



労働組合の長として
同僚たちを“同志”と呼び 闘ってきたミシェルは
強盗犯が 共にリストラの憂き目に
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

…この話、他の方が作ったら
主役の三人を盛大に盛りたてた
泣かせる映画を作っちゃうんでしょうね。。。
イーストウッドがンなことするわけない^_^



彼が描くのは
綯い交ぜのリアル


「私を 平和
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

言い忘れたことがあると 止まったまま
伝えそびれたことがあると
いつまでも 残ったまま

魚の骨が喉につっかえたみたいに
飲み込めるものも 飲み込めない
ごはんも喉を通らない

何がしたいのかも 分か
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

子どもの頃
大切にしていたものを
忘れた大人の話

・・・というのは
テッパンほどに ありふれているから
目新しさは皆無だけれど


それなのに
笑えて 泣けるのは
私も “忘れた大人”の一人だから。
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.7

刑務所にやってきたピアノ

初の“教室”に現れた“生徒”ジェニーは
些細なことから 看守を殴り倒す

そんな荒っぽい彼女に 老教師トラウデは才能を見てとり
コンクールに出場させることで 再生の道を開こ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

余命宣告を受けた 二人の男


「残された日を知れば
 解放された気になると思っていた」カーター

一代で富を築いた男 エドワード


人生の残り時期を知った二人は
病院を飛び出す
「棺桶リスト」に従
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