Screen7さんの映画レビュー・感想・評価

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ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実(2018年製作の映画)

3.3

ジョン・レノン史(前半生)を描いたドキュメンタリー。幼少期、学生時代、ビートルズの前身バンド「ザ・クオリーメン」、そしてビートルズの結成から世界的バンドに成長するまでの軌跡。
ビートルズの音楽云々とい
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

最終作にして「初志貫徹」のネオン@大阪コンチネンタルが輝いていたのがグッときた(ハリウッドが描く𝘾𝙊𝙊𝙇 𝙅𝙋𝙋𝘼𝙉結構好き)。この四字熟語に相応しい4作目!
アクション尽くしで見応え充分。瞬きしてる
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

"酒と秘密は相性が悪い"

大好きなキングスマンシリーズのマシュー・ヴォーン監督の新作ということで期待大。アーガイル柄のセーターを着て完全に浮かれた状態で、いざIMAXレーザー上映へ!
面白かった!け
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.3

モリコーネが自身の半生を振り返りながら映画音楽を語る、至高のドキュメンタリー…!過去に映画音楽系のドキュメンタリーは観たことあるけど、本作で描かれていたのはそれらの起源と言ってもいい。負の感情が渦巻き>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

無職&実家暮らしで自堕落な生活を送る一子。出戻りしてきた妹と反りが合わず、渋々一人暮らしと100円ショップでの深夜バイトを始める。100円ショップの常連であるボクサーとの出会いがきっかけで、いち子の恋>>続きを読む

花とアリス(2004年製作の映画)

3.9

私にとっての初・岩井俊二!儚い空気感とノスタルジーな映像に、無い記憶が思い起こされる。邦画ならではの質感が好きだ。偽りの記憶喪失によって生じた、奇妙な三角関係を描いた青春物語。初々しくて眩しいW主演の>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

都会の生活に息苦しさを感じ、東北の小さな集落に戻ってきたいち子。四季の移ろいを感じ、自然の瑞々しさ・美しさを享受する。1人の若い女性が野山に囲まれた一軒家で暮らし、自給自足の生活をするストーリー。調理>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

30歳の誕生日、長年の恋人から突然「女性になりたい」との告白。性同一性障害に悩むロランスと、動揺しながらも彼を支えようとするフレッド。愛する人に幸せになってほしい気持ちと、自分自身も女性としての幸せを>>続きを読む

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.8

インド宇宙研究機関(ISRO)内のチームが、アジア初となる火星探索を実現させた実話ベースのサクセスストーリー!『ドリーム』同様、女性科学者が中心の宇宙開発映画。インド映画の手にかかれば、このジャンルも>>続きを読む

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.2

幸せの3点セット、自然(温泉付き)とワンコとビール。もう他に何も要らないな。スクリーンめいっぱいに車窓を映すシーンは、幼い頃に後部座席から見た景色そのもので、ヒーリング効果抜群…!そんなどっしりと構え>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.8

ツンと口ばしのように突き出たリーゼント頭にとんがりブーツ。インパクト抜群のビジュアルを持つ、売れないバンド「レニングラード・カウボーイズ」によるロードムービー。とにかくシュールで、生真面目なコメディ。>>続きを読む

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.5

念願の『ワーナーブラザース スタジオツアー東京』に行って、ハリーポッター熱が最高潮のタイミングで鑑賞。
なんて贅沢なの…!極上の同窓会で、ファンなら感極まること必須!タイム・ターナー使わなくても、本作
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

2分間の黙祷が引き起こした事件。原題の『The Silent Revolution』という言葉通り、単なる悲劇とは片付けたくない革命であったと思う。ベルリンの壁建設前の東西冷戦下、東ドイツにある高校の>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

史上初の有人月面着陸を果たした"ファーストマン"であるニール・アームストロング。母船と小型船をドッキングさせるジェミニ計画、そして人類初の月面着陸に挑むアポロ計画が描かれている。賛美や英雄譚ではなく、>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

思い込みではなく、思いやりを。自分の視界にあるものが全てではないと痛感させられた。母親視点、教師視点、子供視点の3構成を『羅生門』式に展開していくストーリー。制作側の思惑通り、私も最初は安藤サクラ演じ>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.4

"休暇を取るのを休むことにしたよ"
メンタルケアを目的に仕事から離れ、久々のバカンスを満喫中のマイケル。しかし過去の仕事で組んだダリウスの妻によって、休暇がぶち壊されるところから始まる新たなるミッショ
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"横道世之介"という珍しい名前の青年と、彼の周囲の人々を描いたヒューマンドラマ。優しさの伝染というか、世之介のことを思い出すと皆んな表情が柔らかくなるのがすごく良かった。ごきげんよう〜!がお決まりの天>>続きを読む

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.4

上野で開催中の『恐竜博』に行ってきて恐竜熱が再熱してる今日この頃🦖本作のレビュー書き忘れてたの思い出したので。
商業目的で生態系のことは二の次な人間たち。人間の身勝手さにイライラしてきちゃうから、純粋
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.4

"君は嘘だらけの一生 俺は純粋な一瞬さ"
カリスマ的人気を誇る殺人鬼カップル、ミッキー&マロリーによる逃亡劇!原案がタランティーノ、監督がオリバー・ストーンのアクション映画ということで期待しすぎたのが
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

3.5

いつもの穏やかな(?)農場に突如現れた、宇宙人の女の子ルーラ。迷子の子猫ちゃんならぬ宇宙人のルーラが両親の元に帰れるよう奮闘するショーン達。"ひつじのショーン"とSFという意外性のある組み合わせだけど>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

ロングラン上映かつ高評価の嵐…!スルーせずにはいられなかった本作。「ジャズプレーヤーとして日本一のジャズクラブで演奏する」という夢を追いかける3人の青年を描いた作品。圧倒的な熱量に目頭が熱くなり、自然>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

久々のヒッチコック!列車内で失踪した老婦人を探すサスペンス。さっきまで一緒に話していたはずなのに、周囲の乗客に聞いても「そんな人は見てない」と言われ、挙げ句の果てには妄想と心配される始末。ツイードの服>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

オフィスというより事務所って言葉が似合う狭い空間で繰り広げられる、低予算タイムループムービー!ほぼ一部屋で完結してる上、時間的にもコンパクトに収まっている。"鳩のポーズ"とか"味噌汁炭酸タブレット"と>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.5

ギャングやマフィアが入り乱れてあちらこちらでワチャワチャする群像劇。ガイ・リッチー映画で1番好きかも!大金、麻薬、銃などそれぞれ目的があって犯行に及ぶから、サプライチェーンの下流でグチャグチャになって>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

任天堂とイルミネーションの豪華タッグで実現した、ワクワクする要素をギュッと詰め込んだ作品!GWの映画館は満席だった!IMAXレーザーでの鑑賞というのも相まって、DSとか TV画面で見ていたマリオ達の世>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

小さい頃、お嬢様に憧れていた時期があったなー。『メイちゃんの執事』や『謎解きはディナーのあとで』等、ドラマの影響が大きかった。階層の絶対的な壁を自然と理解していったから、成長と共にそんな感情は失くなっ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

"長く続く何か大きなものの一部になりたい"
オールタイムベストが『雨に唄えば』の私は、本当に本作が好きなのか、『雨に唄えば』裏ver.みたいだから気に入ったのか正直分からない。とにかく強烈な映画だった
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

次が引退作と噂されているタランティーノ。彼の長編デビュー作品が本作なんだけど、これがデビュー作って厳ついな…。めっちゃ面白かった!仲間を"ブルー"とか"ピンク"で呼び合うんだけど、戦隊ヒーローみたいな>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.7

勉強が得意だけど学校では浮いていて、家族とも打ち解けられず居心地が悪い。そんなモヤモヤを抱えた天才少年が壮大な家出を決意する…。作り笑いの分析とか、ちょっと斜に構えた面もあるけど、あくまで子供らしい可>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

中二病っぽいタイトルだし、ポスターも家庭科の男児向けエプロンみたいだし。正直あまり期待してなかったけど、面白くて私の心の中にあるドラゴンソード(竜剣)が輝いた…
仲間を集めて、アイテムを手に入れて、村
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アップタウン・ガールズ(2003年製作の映画)

3.7

大人になれない大人と、子供らしくない子供という、凸凹コンビによるハートフルコメディ!あまりに正反対であるがゆえ対立してばかりの2人。顔を合わせれば喧嘩だから子守どころではない…。しかし、抱えている傷が>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.8

2014年に中国で起こった、ジェネリック医薬品を巡る一連の事件をベースに描いた作品。前半はコミカルな描写が多めで、後半はしっとりした印象。まさに笑いあり涙ありで、万人にオススメできる良作!利己的な主人>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.7

サムネイルにもなっている、ゴダールの『はなればなれに』を想起させるダンスシーンが大好き!インド映画並みに唐突なのも良い。主人公が盗人という設定も意識してるのかな?爆破事件の容疑者である消息不明の父親を>>続きを読む

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

耳をそばだてて音に集中して、じっくり観るサスペンス。ヘッドフォン着用しての鑑賞、オススメです!ヨーロッパ航空の新型機に搭乗していた316人全員が亡くなった、墜落事故。この痛ましい事故の真相を明らかにす>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

Stranger Thingsでマイクの部屋に本作のポスターが貼ってあったところから気になって鑑賞!現実離れした映画大好きなので、だいぶ気に入ってしまった。二度見してしまうインパクトで観客を魅了しなが>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.1

盗んだ車を乗り継ぎ、逃亡に障害となる人物は平気で抹消する指名手配犯が主人公。モラルに反した内容だけど、これは好きだわ!会話劇好きには堪らない!当時斬新だった撮影手法が評価されてるようだけど、ストーリー>>続きを読む

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