seafoodさんの映画レビュー・感想・評価

seafood

seafood

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

西暦1万190年とかいう現実味があるようで無い年代設定
デカいのか小さいのかもよくわからん帝国の規模感
遠慮なく繰り出される造語とガジェット
こういうのでいいんだよこういうのでが止まらない至高のSF巨
>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.3

いやいや主人公、お前ほんとに大丈夫?ちょっとヤバいよ、休んだ方がいいよ…と思いながら観てた。
記憶がテーマかつノーラン(弟)が関わってるということもあってインセプションみたいなのを想像してたけど毛色と
>>続きを読む

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

3.2

マヨイガというとあの伝説の迷アニメを思い出してしまうけど、こっちはちゃんと面白かった。
意外な展開と謎が多すぎるおばあちゃんに振り回された感はあるけど、
前半のマヨイガと家族の暮らしのシーンは観ていて
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

「これまでの細田守 feat.美女と野獣」みたいな作品で、それはそれで良いと思うんだけど、
なんだかどの要素も中途半端で味がよくわからない作品だった。
人間の表面と本心とかSNS社会の醜さとかそういっ
>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.2

原作は未読だけどゲームでストーリーは知ってるパターン。
ペーネロペーとΞガンダムよりメッサーの方が好き。ギラ・ドーガっぽくていいよね。
大きな展開はなかったもののキャラクターはよかった。ギギしゃまがえ
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

仕事を休んで初日に観に行くわけでもなければ
エヴァに青春を捧げてもないし
綾波レイを想って曲を作ってもいないが(そのアーティストには青春を捧げた)
「ああ、良い作品だったな」と余韻が残る映画だった。
>>続きを読む

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

4.0

新刊発売記念に。たぶん2度目の視聴。
原作はシリーズ最高傑作との呼び声高く、
今後の展開にも大きく影響を与えるターニングポイント。
僕がこのシリーズで1番好きなポイントは、
物語が主人公であり語り部・
>>続きを読む

ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.4

数年ぶりの視聴。

時代もあってかめちゃくちゃエヴァだけど、
それでも新海節の原点が随所に見える作品。

人物の作画などはかなり不安定だが、
これをほぼ全て1人で作ったというのは常軌を逸してる。

>>続きを読む

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.0

とても短い作品なのでストーリーがどう、ということはないが、
モノクロームで淡々と描かれる日常の雰囲気がいい。

生活音のボリュームが大きいのも好き。

劇場(2020年製作の映画)

3.8

原作読者として、はっきり言ってあまり期待していなかったが、大満足の出来だった。

ひねくれ者ゆえに他人も自分自身も傷つけてしまう永田。
そんな永田にとって唯一の救いであり、そして心を乱す要因でもある沙
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

夢の世界でのカラフルかつ不気味なアニメーション、平沢進御大の独創的で美しい音楽、誰も彼も欠陥を抱えているが生き生きとしたキャラクター、全てが魅力的な映画だった。
難解な映画だと聞いていたが思ったよりス
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

-

悔しい…悔しいです…

初見じゃ理解しきれませんでした…これじゃ点数つけられません……

こんな構成思いつくのおかしいよ……


面白かったよ………


追記:ハルヒ読んでたおかげで一部ストンと理解で
>>続きを読む

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.2

新海誠監督版は未視聴。
というかそれのリメイクだと勘違いしてた。
ある少女と飼い猫の日常と家族についての心温まるショートストーリーという感じ。
ただの日常というだけもなく、言葉の通じない人間と猫とのズ
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

TENET公開直前ということで2度目の視聴。
今回は家のテレビで観たけど、やはりこの映像と音響は映画館で観てこそだなと思った。
SFや物理学用語が飛び交うものの、ストーリーの構造は『メメント』や『イン
>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.6

やっと観た。原作は未プレイ。
第二章の破滅的で鬱々とした終わり方から一転、第一章以上に迫力あるバトルシーンが目白押し。とにかく動く動く。
結末についてもかなりスッキリとまとめてて観劇後感もとても晴れ晴
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.2

元になった事件のことを知らなかったのでオチにピンと来なかったのが失敗
レオ様の演技は最高

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

黒人差別を描いた作品はよくあるけど、この作品はそこまで政治的でもなく、過度なストレスを感じることなく観られた。
王道だけど"ドクター"との旅の中で、彼の才能や信念を認めて考えが変わっていくリップの姿が
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

なんだかんだ劇場では観れてなかった。
欧米ほどの格差・差別社会に生まれてないので感覚的にはわかりにくい面もあるけど、環境や歪みは時にモンスターを生み出すというメッセージを感じた作品。
ジョーカーを演じ
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.4

オシャレ&オシャレ&オシャレ。
古きに想いを馳せて今を生きる意味を知る映画。
ギルのクスッとくるジョークのひとつひとつが好き。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

天才詐欺師とFBI警官の追いかけっこ。
未成年の天才を演じるレオ様の姿が愛おしく、早く捕まえて欲しいような、捕まえて欲しくないような。
観終わったあとにタイトルを見ると少しグッとくるものがある。
いい
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.5

ノーラン作品らしい、時間軸を乱れさせる演出に引き込まれた。"記憶"と"記録"の曖昧さや矛盾について考えさせられる作品。スローペースで物語が進みながら、後半で一気に収束していく展開が気持ちいい。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.5

スコットランド人でもなければドラッグもやらん僕には少し感情移入しにくい作品だった。音楽はとても良い。