seapony3000さんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

seapony3000

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映画(4770)
ドラマ(9)
アニメ(0)

砂の上の植物群(1964年製作の映画)

5.0

仲谷昇も稲野和子も素晴らしいいやらしさ。吉行淳之介に自分を重ね合わせたような中平と、加藤彰の脚本でもうみているこちらははやくも勝手にロマンポルノ気分。姉妹の重ね合わせや緊縛などは藤井克彦も想像させたり>>続きを読む

花と蛇(1974年製作の映画)

5.0

これはほんと最高に楽しいコメディ。まず庭でメイドにいたずらしている坂本長利さんみているだけで元気でるー。ヘッドフォンで声聴きながら金庫から出した赤ふんどしの匂いを嗅ぐ。ロマンポルノ界のマルチェロマスト>>続きを読む

冴島奈緒 アクメ記念日(1988年製作の映画)

2.0

沖縄ロケでヘリコプターにボート、サトウキビ畑とか豪華だけど。クライマックスのビリヤード台でキューをブスッとするのはちょっとよかった。冴島奈緒は最高に可愛い〜黄色い水中カメラにおっぱいがボロってなるパー>>続きを読む

ありふれた愛に関する調査(1992年製作の映画)

4.0

気持ちわりぃ〜やだやだ言いながらみる荒井晴彦脚本。「ロンググッドバイ」か「動く標的」をやりたいのか。脱力系にみえてイイ女とのワンチャンスは逃さない、名前のないハードボイルド負け犬探偵の奥田瑛二。プロデ>>続きを読む

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

4.0

隣のアパートの狂女、教師にケツを叩かれて放課後友人たちとバスの後部につかまりシンナー吸いながらスタテン島へのフェリーのオープニングからもう最高。5人組もひとりひとり居なくなって。母役のロレインブラッコ>>続きを読む

レイプハンター 狙われた女(1980年製作の映画)

3.0

流産をいちいち夫の母に詫びに行かなきゃなんない人妻が流されて狂っていくハナシで面白そうーーなんだけどやりたいだろうカオスがちょっと微妙。死相メイクでゲスト出演の松田優作に負けない林ゆたかの顔色の悪さ。>>続きを読む

赤い通り雨(1980年製作の映画)

4.0

ロマンポルノデビュー作からすでにキャラクターが確立されている風祭さん。冒頭のディスコから空き地での竹の子andローラースケート、コーユー監督が意地でも入れたいシーン。自動車販売っていう設定もばっちしだ>>続きを読む

女教師狩り(1982年製作の映画)

5.0

はじまりからガツンと米造カメラの素晴らしさ。夜のプール、石山雄大の居酒屋の2階の寝室でのSEXシーンの美しさ。文芸坐のスクリーンでみたい。窓からの光りと水槽のライトをバックに男と女と男。高校生も大人も>>続きを読む

ラスト・キャバレー(1988年製作の映画)

4.0

金子修介の腕が光りまくる。「いたずらロリータ後ろからバージン」でのどしゃ降りのラストを今作ではキャバレー店内に降らせる。娘がOB探しという名目での母親探しの末に待ち構える大地康雄。この階段このマンショ>>続きを読む

ラブゲームは終わらない(1988年製作の映画)

3.0

ショートカットの滝川真子がひたすら能天気で良い。ザッツ80sライトラブコメだけどロマンポルノ最後の作品とあってメインの上田さんのほかには高橋明と影山さん。ポルノ撮影の場面が一瞬だけあるので「黒薔薇昇天>>続きを読む

晴姿 おんな絵巻(1972年製作の映画)

3.0

五條さんも出てるのに、いろんな演出が雑。いちいち言うのも無粋だけど雑。ラストせっかくの雪降る道行きのセット、活かしてくれ〜林監督🙏

色暦大奥秘話(1971年製作の映画)

3.0

小川節子さんもロマンポルノとともにこれがデビューでいいんですよね?デビューからすでに流される女の空っぽ容れ物小川節子が出来上がっている。大奥を追放され男と逃げるも心中するでもなくやはり男の言うまま運命>>続きを読む

団地妻 狙われた寝室(1979年製作の映画)

4.0

元妻の赤ん坊を我が子のように育てる宮井さん。夫に知られず、実母の借金のカタに売春を強要される宮井さん。タカるポン引きは大江徹。サスペンスでいくらでも面白くなりそうなのに、見終わったあと「そーかー」くら>>続きを読む

団鬼六 妖艶能面地獄(1988年製作の映画)

3.0

これほんとなんともいえない微妙さ。脚本がいまいちなのか演出がいまいちなのか、役者もいまひとつ魅力を感じられない、さまざまないまひとつ要素の融合。でもセットはものすごく気合いが入っているし映像も美しい。>>続きを読む

獅子王たちの最后(1993年製作の映画)

5.0

アクションほとんどなくてがっつりドラマ重視なんだけど、ビジュアルよすぎて飽きさせない。どんだけ松田ケイジのシャブシーン、どんだけ松田ケイジの肌を黒く映したいんだカメラマン。エンディング曲はもちろんニッ>>続きを読む

レジェンド/光と闇の伝説(1985年製作の映画)

4.0

トムクルーズをみてるだけで時間が過ぎていく。美貌にプラス1点。ブリキの太鼓のアイツ、これの前は「狼獣たちの熱い日」なのね。森のセットに舞う白いパヤパヤが良い。

必殺色仕掛け(1973年製作の映画)

4.0

任侠パロディでコメディ。カラフルで美しい遊郭のセットに二條さんのひたすら真剣な女エロ渡世人ぶりが素晴らしい。クレジットはないけれど野坂の黒の舟唄で3人の敵とSEXタイマン。脇役もみんなに見せ場があって>>続きを読む

お柳情炎 縛り肌(1975年製作の映画)

5.0

ナオミさんの壺振りカッコいいっス。藤井監督の生真面目さに敬礼したい。東てる美とやわやわの風間杜夫のカップルもちょうどいいし、高橋明は小ぶりのすり鉢から山芋を股間に流す距離感も完璧、任侠の切られ役として>>続きを読む

団鬼六 薔薇の肉体(1978年製作の映画)

5.0

頭のなかで響き続ける鈴の音、耳に寄るカメラ、白い胸の谷間を跳ねる銀色の鈴。水野尾の美しい撮影が眩しい。自分の役どころを把握しすぎのナオミさんが尊い。アルペジオのギターの音、日傘に淡い色の着物で歩く新宿>>続きを読む

白い天使の誘惑(1972年製作の映画)

4.0

藤井監督2作目か?オープニングからかっちり生真面目に撮られている。地元の祭りの思い出が夢と融合する場面で、夜の目撃シーンから気持ち悪い表情の男に追いかけられて昼の野っ原で暴行。なんとなくその後の大江戸>>続きを読む

FULL METAL 極道(1997年製作の映画)

4.0

三池得意のサッカーボール(生首)から、トムソーヤばりの少年マインドあふれる浜辺のテントで読書(ピノキオ)に畑仕事(ネギ)そんで様々な殺し方飽きさせない。ラスボス港さんのクライマックスも絶好調にくだらな>>続きを読む

パゾリーニ(原題)(2014年製作の映画)

4.0

ソドムの編集風景からはじまるのでほんと晩年の様子をフェラーラの味付けで、なんですね。フェラーラの描く夜、青空に晴れ渡るローマ。冒頭劇中の放尿から噴水にフェラチオに立ちションに…そんなところも気になりま>>続きを読む

(本)噂のストリッパー(1982年製作の映画)

3.0

冒頭の一瞬4人のストリッパーたちのバストアップシャワーシーンがマックスに良い。水野尾信正。

天使のはらわた 赤い淫画(1981年製作の映画)

5.0

次々でてくるシチュエーションが全部カッコよくてクラクラする。雨に体液に蛇口の水にローション…これでもかの液体演出。じゅんさんの呟きモノローグもヘッドフォン姿も素晴らしい。そして阿部雅彦もイイ。メロウな>>続きを読む

月の輝く夜に(1987年製作の映画)

5.0

オペラ誘われた日に美容院で髪を染める。それ言うの3年待ってたわってはりきる美容師。黒く染めて眉毛の間の毛もトリミング。ばっちしメイクアップして次はブティックへ。大好きなシーン。翌朝朝帰りしてキッチンで>>続きを読む

ホーム・フォー・ザ・ホリデイ(1995年製作の映画)

5.0

帰省の飛行機から感謝祭までイライラ&ウンザリの実家。戻りの飛行機はガラガラでセンチメンタル。母親はアンバンクロフト、父親はチャールズダーニング。ジョディフォスター監督素晴らしい。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

4.0

見逃してたのやっとみました。セラピーメンツの濃さと好みの相変わらず可愛い子ちゃん揃える監督👍翌年のmid90sで主演のあの子もスケーター役でビンビンに輝いている。もっとスピるかな?と思ったけどそこは抑>>続きを読む

悪魔の赤ちゃん(1973年製作の映画)

5.0

バーナードハーマンのズッシリ重たい音楽に暗くて地味なロスの住宅街。人食いモンスターベイビーを追いかけて下水道での父親の終盤の涙の場面から猛烈にこちらも切なくなってくる。母の目の狂う過程もじわじわと素晴>>続きを読む

地獄の門(1980年製作の映画)

5.0

目から流血、口から内臓、頭鷲掴みでノウミソ掘り出す。飛び散って壁に刺さったガラスの破片のとこから流血、どんだけ集めたのか蛆虫の吹雪、飽きさせないゴア描写。クライマックスのゾンビたちの火柱もカッコいい。>>続きを読む

ホットシティ(1996年製作の映画)

5.0

フレッドウィリアムソンとジムブラウンの中年強すぎ。武器揃えても最後は素手でぶちのめすところもわかっちゃいるけど最高。そんな活躍はしないけど市長と補佐がチャールズネイピアとウィングスハウザーなの嬉しい。>>続きを読む

小松みどりの好きぼくろ(1985年製作の映画)

4.0

信仰宗教とドラッグと幼少時の記憶など絡めまして山本晋也。黄色い百合の咲き狂う山の中でエロトリップのイブちゃん、巫女の平瀬りえ、東京から小松みどりのことおっかけてアシストしてくれる滝川真子。滝川真子の役>>続きを読む

狂気の行方(2009年製作の映画)

4.0

面白いんだから面白くないんだかよくわからないうちにおわったけど、マイケルシャノンとザブリスキの息子と母って、眼力?つか顔力が良い。ダチョウの牧場やってる叔父はブラッドドゥーリフ、そのダチョウにメガネ盗>>続きを読む