どびしたさんの映画レビュー・感想・評価

どびした

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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.0

いままでの原田監督作品同様に今作も邦画にありがちな安っぽさはほぼ無いが、ストーリーテリングは上手く無い。
台詞が聴き取り辛く、字幕が欲しいと思ったほどだが途中からどうでも良くなるほど。

雰囲気で観る
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.8

「おもてなしの国、ニッポン」
一向に改善されないこの国の人権を無視した問題に怒りを持ちながら、それを傍観してしまっている自分にも、その怒りの矢が突きつけられる。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.4

役者達の演技力にひっぱられ楽しく鑑賞は出来たが、奈緒演じる浮気相手の描写は強烈な違和感を感じる程、現実離れしている。

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.0

主演3人の演技が素晴らしいだけに残念。

怒りから水をぶち撒ける(それも別人で2回も…)など、脇役の描き方があまりにもステレオタイプで雑。
特に尾野真知子パートに出てくる義母や旦那、書道教室で出会う女
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.3

長澤まさみ、熱演しているのは間違いないが、「モンスター」のシャーリーズセロンや「ストレイドッグ」のニコール・キッドマン級の醜さを期待したのは酷か…

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

ガイリッチーは「アラジン」等の大作路線より、「ロックストック〜」「スナッチ」や本作くらいの規模の作品のほうが、活き活きと作品が撮れているように感じる

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.7

BLMが叫ばれる現代につくられた意味がある映画だと思うが、作風はオールスターを集めた勧善懲悪映画となっている。

良くも悪くも分かりやすい往年のハリウッド映画

街の上で(2019年製作の映画)

3.7

下北沢という街が主役の映画
ただ、邦画によくある薄っぺらいご当地映画ではなく、(どことなくホン・サンスやジャームッシュ的な)日常の可笑しみと愛しさ、優しさを持つ

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.7

長編映画のような重みを感じる作品
この映画タイトルに全てが詰め込まれている

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.9

主演二人の演技だけで入場料のもとは取れる。

ミニマルで静寂な空間の中、抑制された感情を本能の赴くまま解き放つ女性…
設定、テーマ等、名作「燃ゆる女の肖像」を想起する

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

ボクシング映画は数あるが、最高峰の作品

松山ケンイチは出演作品の中でもベストアクトといえる

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.3

モノクロで3時間弱、不快な描写の連続との事前情報から劇場へ足を運ぶ事を躊躇してしまったが、早稲田松竹の大画面で観れて本当に良かった。
出会う大人の大半が露悪的との指摘も聞くが、第二次大戦中に(明示され
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

銃殺された黒人主人公の血の拡がりがアフリカ地図に見えたのは偶然か。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

30分は短く出来たはず

前半はテンポ良く楽しめたが、1人温泉旅行辺りから失速。
(あまちゃんに思い入れがある人は別かも知れないが)特にローマ旅行のシーンは蛇足に感じた。
逆に多田くんのキャラをもっと
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

監督の執念が作品にビシビシと伝わってくる。
この手の作品にありがちな監督の思い入れが強い余りに独りよがりで観客を置いてけぼりにする作品とはならず、しっかりと世界に通用するエンタメ作品として成立させてい
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

吉田大八監督作品にハズレは無いが、特にエンタメ色が強い作品。

ラストの展開、冷静に考えると納得出来ないが、役者陣の好演、テンポ良い展開に満足。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

監督の前作、ザ・ライダーで才能の片鱗を感じたが、本作も期待通りの出来。
同じくアカデミー候補になっているミナリと相通じるアメリカの精神を感じさせる作品。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

「恋はデジャヴ」と同じテーマであるが、そこから新鮮さは感じない

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