mmkoooさんの映画レビュー・感想・評価

mmkooo

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イギリスから来た男(1999年製作の映画)

4.3

見たことある映画なんだっけ、と思ったらケン・ローチのやつか!
アレを回想として差し込む演出、素)が凄い良かった。
思い出の一つ一つ、その瞬間ごとが、男の心の奥に鮮やかに残ってるんだよな、、

主人公の
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レッド・ライディング I :1974(2009年製作の映画)

3.8

社会の闇に切り込むジャーナリストってより、泥の中で足取られて、息苦しくなっていく男の話という感じ

主人公の元々の性格がどんどん消耗されていくのが辛い

反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

4.3

警察不在の街、閉じ込められたアパートという設定自体サイコー

質の高いB級作品で、撮影と演出の粘りが効いてた

80年代自主映画らしい荒さがありつつ、細かい設定とか、証明とか、イイ

ヒーロー化しない
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ザ・プロジェクト 瞬・間・移・動(2016年製作の映画)

3.8

途中までは、自分も主人公と同様現実に理解が追いつかない混乱を体感したり、ちょっと推理してみたり楽しめたんだけど、最後の最後んとこ、なんか成り行きが寒くて冷めた笑

クライアント・リスト(2010年製作の映画)

3.5

コレは平日のお昼に主婦向けに流すやつ

映画だからコンパクトにしないといけない且つ実話ベースだから仕方ないけど、家族想いのママがドツボにハマる理由があまりに陳腐すぎて、、、

家族想いのママからタダの
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今そこにある危機(1994年製作の映画)

3.8

3つの中で1番よかった
わかりやすくて、金曜ロードショーモノほどではないけど、もちょっと頑張れば名作になれたかも

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.7

最近黒人のホラーめっちゃ増えた
登場人物がどんなのかは別に気にしないけど
他の黒人ホラーは自然と非差別の歴史とテーマ合わせててそれが上手くいってたけど、今作はなんだ?なんかよくわからん

なんかホラー
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パトリオット・ゲーム(1992年製作の映画)

3.6

前作とは完全に別モノ感だけど、
前のよりthe映画って感じでわかりやすいし、緩急あって普通に良かった

レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

3.5

期待してみたのに全然合わなかった

ちゃんとロシア側はロシア語で話してほしかったよ

話もなんだか言ったり来たりがつまんなかった、

アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

4.2

コレは全然知らない話だった

ヨーロッパはグラディエーターといいコレといい、デスマッチが好きなのかな、、、

日本でもこういうのあったの?

愛を耕すひと(2023年製作の映画)

4.3

いろんなのがぎゅっと詰まっててすごくいい

ちょうどこの前古いパールバックの大地を観たから、なんかそれのヨーロッパ版って感じした

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.5

この監督の映画他のやつ途中挫折したんだけど、今作はなんとか最後まで見れた、


これどういう気持で見るのが正解なんだろう

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.8

スティーブン・キングぽいと思ったらスティーブン・キングだった

グロくないクローネンバーグも、いい

失われた週末(1945年製作の映画)

3.9

中毒は病気だから病院行かないと治らない
 
家族だから当人を信じたい、どうにかしたいのは当たり前だけど、その情けは全く当人のためにならない

冷たく突き放すしかない(これができれば誰も困らない)

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

ワンシチュエーションなのに全然安っぽくなかった、、、!
すごい会話劇
完成度が高すぎた(さすが名作)

(1954年製作の映画)

3.8

こういう男、いまでもいるし
こういう女も、今もいる

男女の普遍の姿なのかな、、、

ちゃんと自分を大事にしてくれる人を選ばないといけないし、
他人を思いやれる大人にならないといけないね

ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.8

トルコ移民だな、トルコ語話してた

習慣も何も違う人々が同じ教室で、どうやって同じ授業を受けるか
どうまとめるか、これ普通の教師には荷が重いよ
同じ日本人としても家庭環境様々な子たちをまとめるの大変だ
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.7

実話!

知恵と工夫で、子どもでもこんな事できる
アフリカの大地で、身近なものを大事に使って作り上げるのがまたいいね

大地(1937年製作の映画)

3.8

コレこんな昔にイナゴのシーンどうやって撮ったの?!

テレンス・マリックの天国の日々もイナゴだか何だかがめっちゃ映っててそのシーンみれなかったけど、コッチはモノクロだし画が荒いからなんとか見れた笑
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

障害や階級?を超えた友情

一人の個性ある人間としてお互いを見れてるのが良いな

実話ってのがまたいい

大いなる自由(2021年製作の映画)

4.0

ひとりの男の「愛」と「自由」を静かに見つめる映画。
同性愛を扱いつつも、性というより愛とは何か的な普遍的な問いがテーマかな。
映像の構図や色彩も緻密で、無機質な監獄×空間に滲みでる感情の温度が印象的。
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.8

設定はシンプル、90分ぽっきりでサクッと観られるスリラー。
まさしく飛行機の中で観るのにちょうどいいんじゃない?笑

レイチェルマクアダムスがきれいなのよりも、キリアン・マーフィーがいいね。声を荒げず
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逃亡地帯(1966年製作の映画)

3.9

脱走犯の物語と思いきや、実際は町全体の狂気を描いた映画で、噂と恐怖に煽られて住民たちが勝手に暴走していく異様さはなんとも生々しい。

唯一正しい道を貫こうとするマーロン・ブランドも、その正義が全然届か
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

主人公のいろんな動きが楽しめる映画

近未来の設定に無理がなくリアルなのがポイントで、SF苦手でも入りやすいのがよかった

復讐劇としても単純すぎず、AIとの融合が主人公の心理を揺さぶる描き方がありが
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トーナメント(2017年製作の映画)

3.5

よくあるB級映画だけど、悪くなかった。

最初は普通の夫婦が事件に巻きこまれるありがちな感じかと思ってたら、どんどん主人公がキ弱々しい立場から男勝りで大胆になっていく変化が意外でなかなか。

荒っぽい
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28年後...(2025年製作の映画)

3.8

人間ドラマの要素がかなり強く出ていたのが印象的。
登場人物たちの関わり合いの中で「人が人をどう扱うか」的なテーマが浮かび上がってきて、そこに神秘的なニュアンスとか輪廻を思わせる演出が差し込まれていた。
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.5

5作目はキャスト一新。
1作目ではカールを好きになれなかったけど、シリーズを追ううちに彼の良さが見えてきて、物語だけでなく世界観ごと好きになっていたから、このタイミングでの出演陣交代は正直がっくり。
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.8

なぜかU-NEXTで2が見れない。

カルト宗教を題材にしたストーリー。
盲信によって人が支配され、奪われていく人間性がなかなかにリアル。
サスペンスとしてのテンポもよくて、最後まで緊張感を持って引っ
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.8

シリーズ4作目から観始めてしまったせいか、全体的にちょっと軽めに感じたし、カールのキャラもまだ本領発揮とは言えない印象。
けど、カールとアサドの出会いから始まるコンビの関係性とか、政治家失踪事件をめぐ
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

北欧ミステリーらしい重厚さと社会批判が絡み合った一作。
過去と現在の事件が交錯しながら、やがて国家規模の暗部に迫っていく構成が面白くて最後まで引き込まれた。

特に印象的だったのは、ただの連続失踪事件
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.5

歴史的事件を当時の臨場感そのままに描いた点では価値ある作品だと思う。
けど、正直人名と肩書きが多すぎて整理が追いつかない、ドラマチックな盛り上がりも少ない、、、
「スポットライト 世紀のスクープ」みた
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.8

引退作にふさわしい作品
犯罪者を描いているのに、彼の人生はどこか軽やかで楽しげで、最後まで自由。
自分の道を貫いてる。
レッドフォード自身の生き様と重なって見えてくる部分もあり、心地よい余韻を残す作品
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「欲望を叶える部屋」というシンプルな設定から始まるけど、ただのサスペンスとかホラーじゃなく、哲学的・寓話的な深みがある

印象的だったのは、大人のマットが元の声で「ママ」と呼ぶシーン。 
人間目線から
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