せぐうぇいX号さんの映画レビュー・感想・評価

せぐうぇいX号

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福岡の社会人2年目です。とにかく映画が大好きです(*^o^*)!DVDは友達と、映画館では一人で観る派です。感想はちゃんと書きたいタイプなので、投稿頻度少なめですが、みなさんと映画評を楽しく共有していきたいです。点数はわりと高めにつける傾向ありです。

映画(90)
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

脳死と心臓死にまつわる議論は、法学部時代に刑法を学んだ際、「殺人と死体損壊の差は大き過ぎるんだからもっと明確に線引きしなきゃダメだろ」と内心思いながら学説を覚えた記憶があります。しかし仮に身内がその現>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

3.7

貧困や虐待を裏テーマに掲げながら、"タタキ"として裏社会を奔走する3人を繊細かつコミカルに描いており、非常にバランスのとれた良作だと感じました。

社会の底辺から這い上がろうとする彼らはある仕事をきっ
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.5

訳の分からない作品を無理して"良かった!"と言えるほど懐の広い人間ではないので書きますが、率直に言って意味不明でした…。

エルファニング主演で公開時の認知度もそれなりに高かったと記憶している作品なの
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.9

前半で散々ワクワクして笑い転げた分、後半の鬱展開が本当にキツかった…全編真っ黒な映画よりよっぽど後味悪くてしんどいです。ゆえに期待以上の良作と感じました。

序盤の勢いある諸星は『新宿スワン』のタツヒ
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.5

"小出"がなぜ嘘をつき続けなければならなかったのか、真実が1つずつ明らかになっていく過程は見応えがありました。


強弱はあるにせよ、人間は誰しも嘘にまみれた人生を歩んでいくわけで、その中に少しでも偽
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

5.0

久しぶりにド直球で好きな映画を観た気がします。

クリスマスに観たい作品コーナーを物色している際にパッと目についた本作。あらすじからいかにも私好みの1本で、作品年齢も私と同い年。これもある意味での"め
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.8

復讐の連鎖。

ミズーリ州の田舎町。レイプ殺人の被害者遺族が警察の捜査に進展がないことを批判する看板広告を出し、とある騒動に発展する。事件は事件を呼び、物語は予想もつかない方向に…。

争点が二転三転
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ウソはホントの恋のはじまり(2013年製作の映画)

3.5

テンポも良く、コメディ要素も程よいため気楽に見れる良作でした。

サムが自分の認識は誤っていたと気づかされる場面がかなり新鮮でした。小説の批評が、図らずもそのまま彼の恋愛に対するアドバイスになってしま
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

2時間超えの作品であることを忘れてしまうほど、映像と音楽に釘付けになりました。やはり音を楽しむ作品は映画館に限ります。

ただ、純粋にQueenのサクセスストーリーだけを追っていくのではなく、フレディ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.5

ネットは恐いよ系映画を立て続けに。話題の『search』も近いうちに観ます。

私は普通に好きな映画でした!怖いの本当にダメな人間ですが、これは全然大丈夫な部類でしたし、話もよく練られていました。
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.0

トピックスとしては非常に興味深く、話のテンポも悪くないと感じましたが、どうしても内容の薄っぺらさが気になってしまいました。キャラクターの設定に一貫性がない点もマイナス要素でしょうか。

承認欲求やシェ
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

4.4

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に続き、リメイク作品でこれまた大当たりな作品。やはり台湾由来の青春映画にハズレなしか。学生に戻りたい!!な気分に浸る三連休中日…。笑

明確な目標もなく、ただ闇雲に何
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

金融業界で働く人間としては、リーマンショックの要因や教訓等は耳タコな話なのですが、住宅バブルの波に飲まれて"異常"を"異常"と判断できなくなっていた金融マンの振る舞い、数値と現実との乖離がじわりじわり>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.7

「お前よく映画館行くけどだいたいどれも良かったって言うよな」
と言われることもしばしばな私ですら、この作品はいただけませんでした。

出演陣が悪いなんて全く思っていませんが、過度な宣伝文句とトータルの
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.6

すれ違う男が皆振り向いてしまう長身美女と、身長以外すべてが特Aランクの男。本当の意味でデコボコな←2人の恋愛模様をコミカルに描いた作品。

映画で観ている分には、自分って偏った考え方をしてるんだなぁ…
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.0

アニメ版でうんざりした方には是非こちらを観ていただきたいです。

まずドラマ版の中では、同じ年齢のはずなのにどこか大人びている美少女と、年相応にクソ餓鬼な男子小学生との、何とも不安定でありながら愛おし
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

出会いは人を変える。

理屈や名著の引用ばかり並べても真に大切なモノに触れることはできないと諭すセラピスト。自分より遥かに優れた才能に嫉妬し脅かされるも、それを世に送り出す使命を自ら果たそうと奮闘する
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

試写会にて鑑賞。是枝監督が本物のパルムドールのトロフィーを披露してくださり、かなり盛り上がった雰囲気のまま上映開始。

父親の死亡事実を届け出ず、年金を不正に受給し続けたという実際の事件から着想を得た
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.4

部屋で1人で観ていたのですが、ラスト5分のあまりに高速で鮮やかな伏線回収に「え〜〜!」と声が漏れてしまいました。爽快感極まりないです。

全く異なる時代に起きた出来事が、無名の楽曲『フィッシュストーリ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.5

原作1巻が出版されて間もない頃からずっとこの作品を追い続けてきた私なのですが、原作完結→アニメ完結と来て満を持しての実写映画化……良かった!( ; ; )

原作では10巻に渡るストーリーを2時間弱
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「僕は生きている田島さんより、死んでいる田島さんの方が好きなんだ。」

山田のこの一言がどうしても頭から離れない。
死を身近に感じることで生を自覚するというのはよくわかるのだが、その発想からしてもこの
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.5

伊坂先生がこの作品の実写化は難しいと仰っていた意味が、観終わってみてよく分かります。

原作の叙述トリックを視点構造の工夫によって見事に再現できている、実写化の成功例だと個人的には思っています。本屋襲
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.5

ストーリーの流れはベタ中のベタなんですが、細かな所で楽しめる要素が多かった作品。

タイピストが女性の憧れの象徴であったという時代背景にまず驚き。もはや自分はタイプライター自体見たこともない、音はバイ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.4

大鷹弾くんが最高!お願いだからすぐに観て!
と友人の女の子に急かされて観ました。上映期間に観に行けなかったのが悔しくて、かえって観るのが億劫になってしまっていた作品(そういうのありますよね!笑)。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.4

絶対に面白いだろうと確信をもって初日に鑑賞、やはり良かった。想定外だったのはこんなに笑い所があるのかってくらいネタ要素が随所に込められていたこと。観た人はわかるであろう最後のあのシーン、会場の爆笑もの>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

3.5

これが芸人の世界のリアルなんだろうなぁと思い知らされる2時間。笑いを追求するってこんなに辛く苦しいことなのかと…。

物語を受け止めた後に聴く浅草キッドはとにかく沁みました。



余談ですが、菅田く
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レインマン(1988年製作の映画)

4.5

そんな人なかなかいないとは思うが、ダスティンホフマンをこの映画で初めて拝むという人が仮にいれば、その人は彼のことを紛うことなく発達障がいをもった俳優だと思ってしまうだろう。彼自身がどれだけこの症状を負>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.7

Sing Street→ONCE→本作という典型的な順序で鑑賞してしまったが、やはり本作が最も一般ウケするであろうし、音楽も内容も純粋に良かった。

邦題にやや違和感を感じるが、正式には『BEGIN
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覆面系ノイズ(2017年製作の映画)

3.7

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のように歌が神がかって上手い!と言えるほどでは決してないが、モモに声を届けたいという純粋な想いに由来する透き通った美声を見事に表現されていました。中条あやみさんの歌声ホン>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.4

川島小鳥さん撮影のポストカード付き前売り券を買ってからずっと待ち続けた公開日。初回で観に行きました。

原作は存じ上げませんでしたが、登場人物たちの感情の機微がよく描かれていて、ツチダとせいちゃんの本
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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.9

ホームビデオ程度のカメラクオリティに反発するように打ち込まれる良質な楽曲の数々。ダブリンに漂う負の空気感も相まって、このいい意味でのチープさが彼らの音楽に渋みを与えている気がする。

楽器屋でのセッシ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

うまく言葉でまとめるのが難しい作品。時代背景や当時の英国の音楽シーン、ダブリンの空気感など、周辺知識が備わっていればもっと違った見方で捉えられそうな気がする。少し歯痒い。

『SUPER 8』も然りだ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大罪人である主人公が最終的に救われる話なのだが、冷静に考えて1件1件の犯罪は外道極まりない悪質なものであって、それを視聴者に感じさせない疾走感のある作品構成と、どこか憎めない主人公の人となりとがこの映>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

5.0

映画のレビューで唐突にアニメの話を持ち出すのは大変恐縮ですが、私はこの映画を純粋に楽しみつつ、大好きなアニメ作品『四月は君の嘘』の面影とこの映画を比較しながら鑑賞していました。結果、設定に重なりはある>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.3

単純な青春映画はもう見飽きた!という人には非常にオススメな作品。

それぞれの登場人物が辛い過去や悩みを抱え、互いにそれを理解し合い成長していく。複雑だからこそ眩しく美しい青春の日々。自分に置き換えて
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

Got Talentというアメリカの番組で、9歳の少女が”My Heart Will Go On”を見事に歌い上げたという動画を目にし、たまらず深夜の鑑賞会。4度目の鑑賞でしょうか、振り返ればかなり長>>続きを読む

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