zowさんの映画レビュー・感想・評価

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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.7

試写会で鑑賞!
本編も後のトークショーも素晴らしかった!

じわじわとこちらの心を蝕んでくる、ずっと心臓をやんわり握られているような不快感がずっとある。しかもそれが解消されることはなく、終始不安な感情
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.4

泣いた…。実際の出来事や人物は知らなかったけど、これが事実だったと思うと、生きることさえやめたくなる気持ちも分かる。

前半はプロレスラーとしてスターダムをのし上がり、美しい女性とも出会い、家族との楽
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.7

ロムルス公開に向けて鑑賞。

宇宙船や未知の惑星といった、隔絶された環境下で取り残された船員たちとそこに忍び寄る謎の生命体…。この舞台設定だけでワクワクできて楽しい!

エイリアンが体を内側から食い破
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

元のオーメンうろ覚え状態で鑑賞したけど、普通に良かった!

キリスト教系宗教ホラーっていう雰囲気が好きだった。不気味で心理的な恐怖描写、目を覆いたくなるような痛々しいシーン、胸糞悪さもあり、てんこ盛り
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

なんかこう何から語ればいいのか…言葉が出てこない。日本人として観れて良かったと思うし、今の時代にこそ必要な映画だと思う。

基本は会話劇で淡々と描かれるけど、その中でオッペンハイマーの内省的な描写が対
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

現代SF映画の1つの到達点?じゃないかと思う。今後、スターウォーズやロードオブザリングのような大きな映画シリーズになってゆくんじゃないかと今から期待してしまうクオリティだった。

とにかくポールがかっ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

Part2見たさに今更初鑑賞。

とにかくスケールの大きさが半端ない。
宇宙資源としての香料、それらを巡る争い、砂漠に生きる民族たち、特殊能力、残忍な白いスキンヘッド集団、ナウシカを彷彿とさせるサンド
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

60年代のロンドンの華やかさとダークさ。全体的なゴシック感?とホラーテイストが好みだった!

画面の色味が独特で、印象的。音楽も60年代のもので、会話のテンポも良き。

夢や願望を追うあまり、それ故に
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.2

原作ゲームが好きだったので鑑賞!
本格的な怖さはなく、何も考えず、軽く観れるホラー。ゲーム以上の怖さはなかったかも。基本最初らへんからよく動いてんのが、ボニー(うさぎ)なのはゲームと同じでニヤッとした
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

今更鑑賞🍿
まずブラピ、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム・カーター、この3人が魅力的すぎる。

99年っていう世紀末に作られたからか、世界に対する不安や怒り、陰鬱な感じ?の独特な雰囲気に満たされて
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.5

お話は分かりやすく、頭を使わず気軽に楽しめる映画。キャラクターも個性強めで笑える。サッカーを通して、初めはバラバラだった監督とサモアの選手達が心を通わせて、徐々に1つになっていくのが良かった。

コメ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

正直あまり没入できなかった。こうして書いている時もあれ?どんな話やっけな…みたいになってるので、お話が少し薄味だったような?

ダコタジョンソンと女の子3人組は可愛かったけど、結構いい所で終わっちゃう
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

頭の片隅に不快感が募り続ける3時間の悪夢。こういう置いてけぼりにされる映画は好みなので普通に観れた。

全体的にシュールな空気感で、コメディとスリラーを行ったり来たりするシーソーみたいな映画だと思った
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

試写会で鑑賞!

胸の苦しくなる辛い描写は多いが、同時に胸を打つ印象的なシーンもとても多かった。会場でも鼻を啜る音が色んなところから聞こえてきて、あ、みんな泣いてる…と思いながら、自分も涙を堪えてた。
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

母と息子のお話。互いの世界に足を踏み入れたことで、実は自分に欠けていたものを、1番近い存在が持っていた事に気づく。

母親は社会や誰かへの奉仕の大切さを説くけど、それを望まない誰かにも強制してしまう。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

繰り返される質素な日常の中にある、景色、音、誰かとの関わり。

主人公は無口で孤独だけど、とても幸せに見える。決まった日常をひたすら繰り返して、今の日々がずっと続いたらなーと誰もが考えたことはあると思
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.0

ディズニーの集大成が数分間に詰まってた!!
個人的にはノートルダムの鐘のカジモドが出てて、テンション上がった。

ウィッシュとセットで観たけど、『星に願いを』で始まり、『星に願いを』で終わるのが、良き
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

自分の願いを簡単に誰かに明け渡さず、願い続けよう。夢は誰かに叶えてもらおうとせず、自分の手で掴もう。

久々にディズニーアニメ観た気がするけど、普通に良かった!

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.9

良質なホラー。
手を握って唱える事で、霊と繋がれる。
でも90秒以上は危険。というキャッチーかつ緊迫感を内包してるモチーフが良かった。
俳優の演技も良く、音や映像演出も良い。
会話の内容とかテンポ感が
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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.0

"想像"以上の感動…。
冒頭の時点では子供向けに思えたが、徐々にディープなテーマが見えてきて、歳を重ねた大人ほど染みる映画だと分かった。とにかく切なくて儚いシーンが印象的だった。

子供の頃、思い描い
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

ホアキン・フェニックスやヴァネッサ・カーヴィーの演技は素晴らしかったし、凄まじいロングショットや何百人?ものキャストが一画面に躍動する合戦の描写は圧巻の一言。

フランス革命期を題材にした作品は好きな
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.6

試写会で鑑賞。ザック・スナイダーの作る七人の侍、スターウォーズていう印象だった。強大な悪に搾取されている小さな村があって…という冒頭や、仲間探しの旅といった要素はワクワクした。今作はイントロダクション>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ティム・バートン版がめちゃくちゃ好きだったので今作も鑑賞したけど、良きでした。

お決まりのミュージカルシーンが沢山あり、歌と音楽、魔法にかけられたようなウォンカのチョコレートの映像が相まって、終始楽
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

ガールズチーム、カッコ可愛かった!
女子特有のノリが良かったし、猫好きとしてはたまらん描写もあり、本編時間は短いものの、観たあとの満足感が凄かった。マジか〜ってなるおまけもあり、この先が楽しみ!

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

3時間半という長尺だったけど意外とあっという間だった。デニーロとレオ様っていう新旧スコセッシ俳優が2人揃っての出演で、やっぱどちらも演技が秀逸だった。モリー役のリリー・グラッドストーンも勿論凄かった。>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

戦後の日本という舞台設定と災厄としてのゴジラが良かった。ゴジラはヒロイックな感じではなく、ちゃんと”恐く”そして”カッコよく”描かれていて、熱線を発射するシーンはカッコ良すぎて胸が踊った。印象的な大地>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

3.7

予告に惹かれて鑑賞したけど、好きなタイプの映画だった。ネタバレ厳禁系の映画なので詳しいことは書けないけど、とても面白い試みをしていたと思う。序盤で感じてた違和感?みたいなものも意図的に作ってるのかなー>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

こういうジジイが強い作品好きすぎる!

スタイリッシュに非道な敵を倒していくというよりは泥臭く、シスの意味の通り、粘り強く敵を倒してゆくって感じでこれはこれで良かった。

お話もいい意味でシンプルで、
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