ちばひなこさんの映画レビュー・感想・評価

ちばひなこ

ちばひなこ

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

メーテルや秒速と違って、愛まで踏み込んでていてとてもよかった。恋愛映画の恋ではなく愛の方の話。前半がやや長いけれど、誰もが誠実で、そうだよな、世界には誠実な人ってたくさんいるもんな、という安心感も得ら>>続きを読む

天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.0

岡田将生のマジのファーストキスがかわいい 劇場で見た日が懐かしい

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

ヤクザだらけのカラオケシーンでやっと本領発揮。ちょっとスタートの遅さが気になるのと原作を知っているからこそ、内面でのツッコミの少なさと肉体の表現のバランスに及第点の感覚が残った。芳根京子の根はいい人な>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

シネマカメラ感を押すような本格的な前ボケの押収で、すごい。木村文乃の幸の薄い色気もいいし、若露伴の高橋一生感も絶妙にあどけなさがあるが、なんだかんだ結局のところ後悔の1点もない泉くんに心底憧れる。

Winny(2023年製作の映画)

2.5

元の話を知っていた方が楽しめるだろうな、演技はとてもよく、筋を追いすぎるのがもったいなくなる

牝猫たち(2016年製作の映画)

2.5

性産業、性はもちろん心と身体のフルケアを強いられていて、大変な仕事だな。ロマンポルノらしさもありながら現代劇でなかなかうまい。

たまにアフレコになる瞬間があって不思議。(アフレコではないのか?)

ひらいて(2021年製作の映画)

2.5

山田さんずっとめちゃくちゃ透明なのに、中身が鉛のように重くて、ザ冷たい目をたまにするのがすごい。シーンはどれも「インディー映画(もっといえば、あの頃のムージックラボのような)」を感じさせてきてすごい。>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

2.5

世間ではこういうのを詐欺師というのだというのはパワーワードでいいな、小野小町に書いてありそう。自分にとって心地よい人としか付き合わなくて済むようになるには"富(時代と環境によって何が富とされるかは異な>>続きを読む

老人Z(1991年製作の映画)

3.5

けっこうおもしろかったな、ギャグや細部の細かい描写、音と台詞もいいし表情もいいし、絵もいいから、止め絵も全然気にならない。愛すべきキャラクターが増えていくのに全員の愛おしさが最後まで増していって、捨て>>続きを読む

うれしはずかし物語(1988年製作の映画)

3.0

将来の夢じゃなくて過去の夢っといわれて、それは危険だねと返事をする若人には若人の精一杯さがあるな。同時に青春不足は中年をも蝕むんだとしたら、あの若人も明日は我が身だな。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

ラバーガールの店長がこわすぎて、緑の光含めていいオープニングシーンだった。忘れらんねえよのTシャツが時代を彩る小道具として効いているのも面白い。パン吸って元気になるところも可愛い。バイトから帰ってきて>>続きを読む

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

2.5

壮大な夢オチだったらやだなあと思ってずっと見ていた。最近の大人は本当に幼くなっているんだろうな、こどもの役回りすら大人が(正確には、大人の心うちのこどもが、ということだろうが、それは要するに大人が)奪>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.5

死ぬときの手紙には、あなたの親友って私も書きたい。犬とジョンがあまりに可哀想で、その後のことが入ってこなくなりそうだったけど、ジョンがかわいそうじゃないとこの復習劇は成り立たないので、いたしかたあるま>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5

終始一貫してプライドの高い自己愛のめちゃくちゃ強い男女であることによる嫌悪感が常についてまわる。予想の範囲から出る仕草も台詞もストーリーもないが、セットで撮られた数珠繋ぎのシーンは終始華やかな画面でき>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

これは昔の話でといえるほど、今の状況を知らない。常にあぁこの瞬間に意味はなく発砲されて殺されるのではとずっと恐かった、でも発砲&死エンド映画だったらこんなに世間的な評価が大衆化しないよなと思い、なんと>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.0

アフターサンと抱き合わせしたくなると思ったら早稲田松竹で本当にそうなってた
Wiiテニスたのしいよね

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

2.5

ドラマに比べ、カメラワークが圧倒的に映画的。コントラストや影の表現、なめたりスピンしたり、俯瞰も多い。興味深い。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

2.5

ちょっと長かったのと、思ったよりグロかったな、指とか飛ぶし。安藤サクラは武闘派ギャルで、やっぱり力こそパワーだな、と

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

魔法なんていらない!と子供ですら現実に生きているのに、永遠に物語から出てこれないアラサーの私とは
猫の声が猫すぎて、家の猫が怖がったり逃げたりしていた

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

2.5

ガイ・リッチーに期待しすぎてしまった。このステイサムは強いは強いけど、愛らしくはない。章だての構成はうまく、さすがだなとは思う。ラストシーンもステイサムだからいいけどさすがに…とも。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

2.5

力こそがパワー。あまりに殺しに躊躇なくて、そういう意味でも"当時"を感じさせてきたのがオモローだった。
ミッドナイト・イン・パリも考古学者だったら話が変わっていたのだろうね。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

犬を投げる武器として扱うのに、犬を閉じ込められて怒る飼い主、意味不明だったな。でもまぁ、男性器ヌンチャクも出てくるしな。そもそも意味とか超えて、世界はあなたを愛し、何度でもやり直し、主人公であり、がベ>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.0

効果音や映像へのかきこみなど、徹底してゲームなのがいい。好きな女の元恋人、私も全員倒したい。想い出の恋人は全員砕く!

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.0

ずっとかわいい服を着ているけれど、好きになってから男に会う日は、彼女の中の男ウケ服を着ている感じがあった。トリビアをマックで調べて答えて無料コーヒーをもらう男がよかった、高額投資少額リターンだな。

(2020年製作の映画)

2.0

初恋fist loveとテンポや曲入れなどかなり似ているが、仕上がりがこうも別れるとは。こういうキャバ嬢、自伝書いて幻冬舎から出版されてそう。

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.0

何も学べない不条理コメディ、だが現実の多くもこれくらい何も学べないこともある

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

2.0

ディズニーとピクサーの100周年記念作品なのに、恋愛至上主義作品でびっくりした。主人公の自己愛の強さからくる傲慢さはずっと変わらず、理解ある彼くんに救われていて、えっ理解ある彼くん物語ならTwitte>>続きを読む

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.5

背中に一本筋の入ったお辞儀をみて百貨店のお辞儀だ!と。消費社会の中で、ないがしろにしてきて絶滅した動物たちのことを思うよりも早く、コミカルでぬるぬるの動きと楽しい色合い、1人ひとりのキャラクターの優し>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

2.5

四季をたのしむ彩りセックスしていたところがよかった

メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

3.0

全体的に、この感じなら映画より演劇の方が合うのではないかという造りだった、というか演劇だったら王道もいいところという感覚がある、ダンスがたのしそうでエンドロールの文字の躍りもたのしそうで、本編よりエン>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.5

途中で、老ウィルが若ウィルにバイクで襲われてたのを大縄のようにジャンプして避けていたのがよかった。
シスターフッドと対になる意味での、正統なブラザーフッド物語だと思う

半沢直美(2015年製作の映画)

1.0

制作者がいて、出資者がいるとおもうと、すごい

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

2.0

小指をすぐにつめようとするし、剣道で袋叩きにするし、相当めちゃくちゃ オープニングで酸かけててすごい

地獄の花園(2021年製作の映画)

2.5

長尺コントだな、そして、やっぱヤンキーはいいな、暴力こそがパワー、私もケンカ習いたい

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