クモ怪人さんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

クモ怪人

クモ怪人

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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.2

宇宙人のゲスどもが地球に侵略を仕掛けてくる。勝ち目のない戦いにアメリカ海兵隊が挑む。宇宙人の不死身度が凄い。圧倒的戦力の差に悲壮感が漂う。ロサンゼルスが火の海に包まれる。それでも戦うしかない。オイラた>>続きを読む

ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.8

変態牧師とその家族の生き様を描くスリラー西部劇にヘドが出そうになる。変態牧師がゲスい。神に使える身でありながら、幅広い変態の要素を持ち合わせている。ドSでありドMでもある。女子の顔面にSM遊具をはめ込>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.1

引きこもり女子、小沼恵美が立ち直りに向け、ゆっくりと歩き出す。ゲーム好きのオタクで俊敏性がない。動きもロボットじみている。相手をイラつかせるようにたどたどしく語る。

門脇麦がいかにもなオタク女子をわ
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バーティカル・リミット(2000年製作の映画)

3.4

衝撃的なプロローグに登山が嫌いになる。山を舐めきった連中がK2登頂前にどんちゃん騒ぎをする。祭りだーっ、ワッチョイ、ワッチョイという感じだ。これは皆の衆の期待どおり何か恐ろしいことが起きるに違いない。>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

3.5

ジャケの顔を見て欲しい。テカテカ、ツヤツヤしている奥様がいる。ストレスもなく幸せに満ち足りた表情だ。旦那様は優しくてハンサムな詩人だ。稼いでいるから豪邸に住んでいる。世の女子、皆が憧れる生活だ。恵まれ>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.3

いい年したオッサン2人が意地を貫く。どちらも正しく、どちらも悪い気がする。面倒くさい連中だ。子供ならジャンケンで勝負すれば解決の話だ。お前らにっ、イラついたーっ!

レバノンの首都、ベイルートで些細な
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

3.8

津軽海峡から不気味な風の音が聞こえる。人のうめき声にも似ている。モノクロの粒子の荒い映像が迫力をそそる。水上勉の代表的な推理小説の映像化に圧倒される。愛と哀しみ、ドロドロとした人間の欲望に飲み込まれる>>続きを読む

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.0

淫力魔人イギー&ストゥージズ、若い世代を刺激した伝説の変態バンド。批評家は彼らの音楽を奇妙で非常識で下品で退廃的で幼稚だと評した。

イギーポップが自慢したいため、映画界の鬼才ジム・ジャームッシュ監督
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スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.6

その年で宇宙へ行くのは無理だ。老いぼれパイロット連中が命を賭ける。が、相手は牛や馬ではない。旧ソ連の衛星だ。頑張れ!チーム・ダイダロス!

だてに年は食っていない。口では負けない。嫌味な性格にも磨きが
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

景色も抜群、空気も良い。乗車する方々の表情には良い旅が始まる前の高揚感が感じられる。ポーッ、シュッ、シュッ、シュツ、シュツ。いざ楽しい旅の始まりだ。キャーッ、今から何が起きちゃうのーっ?

豪華なキャ
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真田十勇士(2016年製作の映画)

2.9

いくさごっこは楽しいぞーっ!えい、えい、おーっ!個性的な忍びや荒武者が縦横無尽に暴れまわる。それどころか飛ぶ。奇策で家康を翻弄する。そこのけ、そこのけ、お馬が通る。ヘタレ大将、幸村が花道を行く。家康か>>続きを読む

ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

3.2

メン・イン・ブラックの西部劇バージョンにハイテク兵器が融合する。ウィル・スミスが自慢のモノを見せびらかす。早撃ちの腕前を披露する。ケネス・ブラナーが全米征服を企む科学者を変態的に演じる。ケヴィン・クラ>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.6

インドで5歳の少年、サルーが迷子になり失踪する。きっと無賃乗車をした天罰に違いない。広大なインドの大地の厳しさが待ち受ける。ネコの額ほどのジャポンの地とは雲泥の差なのだ。

子供の失踪や人身売買が絶え
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海底47m(2017年製作の映画)

3.1

神秘的な海底をナメてはいけない。空気がタダだと思ってはいけない。遥か昔からサメに襲われるのはオバカな若者と決まっていた。無謀にも人食いザメを間近で見学しようだなんて。退屈な女の称号を返上しようとしただ>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

映画製作に人生を賭けたヒゲヅラ監督が気合を入れる。かなり借金をしているらしい。真剣さのあまりパワハラで役者やスタッフをチビらせる。旧日本軍の呪いに取り憑かれる。とぼけたゾンビに襲われる。ウオー、アウー>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.7

アツアツ夫婦がキッチンでハァハァしながらヤル。欧米人のスタイリッシュかつハードなプレイに興奮する。美男・美女だけに観ているこちら側も脈拍が上がる。こんなエロカッコいいカップルに憧れる。

B.ピットと
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

将軍が兵士を鼓舞する。火弓や火石が放たれる。馬がいななく。泥が飛び散る。人と人、肉と肉がぶつかり合う。血しぶきが舞う。冒頭のリアルな戦闘シーンの迫力に圧倒される。コロシアムの剣闘シーンではあまりのカッ>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

シングル・マミィの可愛い一人息子が突然消える。頼りにできるはずのロスアンゼルス警察がゲスい。外道かつ非道。ジョーンズ警部がゲス黒過ぎて感心する。もう怒りと笑いで観ていられない。

アンジーが歪んだ権力
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

ミステリースポット、幸の湯を舞台に愛と感動を届ける家族ドラマ。そして新たな方向性を示したジャパニーズホラーでもある。じんわりと怖い。

しゃぶしゃぶばかり食べているシャブ好き家族の運命は?タカアシガニ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

のっけから激しいカーチェイス、カーアクションバトルでドキドキさせる。ノリの良いプリンスのlet's go crazyで盛り上げる。ぶっ飛んでいる。アドレナリンが噴出する。前作に続きいい感じっ、バッキャ>>続きを読む

68キル(2017年製作の映画)

3.7

変態連中による現ナマ争奪戦が始まる。エントリーしているのは変態の中の変態でその筋ではピカイチの連中だ。変態キングの称号を勝ち取り6万8000ドルを入手するのは誰だ?

激しい暴力を振るったり、振るわれ
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黙秘(1995年製作の映画)

3.5

富豪未亡人や酔いどれオヤジの死の真相は?

S.キング原作のミステリー。サスペンスと絡め、重厚な人間ドラマが展開する。キングがK.ベイツを想像しながら執筆したといういわく付きの作品。まさにはまり役で圧
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.8

ユリゴコロ、恐ろしい言葉だ。女子の同性愛者がパートナーを思いやる言葉かと思ったが違った。すっ、すみません、巨乳だったので、つい揉んでしまいました。それはデキゴコロじゃっ!

いくら美味しいオムレツを作
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.6

爆発物捜査官役のデンゼル・ワシントンが役どころでハマっている。543名もの犠牲者が出たフェリー爆破事件の捜査に当たる。「イコライザー」ほどのアクションはないが、泥臭く犯人を追い詰めるのだ。

スピード
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パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.0

大恐慌時代のアメリカで大スターのようにもてはやされた銀行強盗、ジョン・デリンジャーの物語。汚れた金しか奪わない、仲間を大事にする、惚れた女子は最後まで守り抜くという漢の中の漢らしい。アメリカ版、ネズミ>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.0

早撃ちガンマンが腕を競った西部開拓時代のようだ。ガンスリンガー、ローランドが回転式にこだわる。弾の込め方がクールでカッコいい。巨大なダークタワーを超人的な射撃の腕で守るのだ。ダークなものは守らなくてい>>続きを読む

ヴィタール(2004年製作の映画)

3.1

鬼才、塚本晋也監督が人間の身体と精神に迫った問題作。事故で記憶を失くした医大生が人体の神秘に目覚める。解剖にのめり込む。失くした記憶とは一体何?

物語のほとんどが遺体の解剖シーンに費やされる。いかに
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.4

SNSの超巨大企業、サークルが先進的な取組みを推進する。今やSNSを抜きにして語れない。コミュニティが大事だ。隠し事など言語道断。相互に監視してよりよい社会にしないとネッ!犯罪も起きにくくなるし、いい>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.3

夫は妻想いの優しい男なのか?それとも偽善者なのか?これは美しい夫婦愛を描いている作品なのだろうか?

音痴マダムが暴走する。夫がマダムをバックアップする。オネエ系のピアニストを巻き込み共犯者に仕立てる
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BULLET BALLET バレット・バレエ(1999年製作の映画)

3.3

恋人に自殺された男が狂いだす。拳銃が欲しくてたまらなくなる。人の死に直接結びつく拳銃に恋い焦がれる。ガンマニアに通じる行動なのかもしれない。小生意気な不良グループにおもちゃにされながら、抗争事件に巻き>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.1

丸い形状をしているあまり見たことのない墓地。ペットの墓地だそうだ。しかし、そこにはペットの墓地以上に恐ろしい場所があった。猫のチャーチが牙を向く。爪を立て引っ掻く。可愛い猫だったのに目がピカーッて光る>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.9

オシャレなオープニングが良作ではとの期待をそそる。スタイリッシュなアニメーションに合わせJBのファンキーな曲が流れてくる。しかもヒューマンドラマの最終兵器、オマール・シーの主演作だ。これはいい作品に決>>続きを読む

鉄男 II BODY HAMMER(1992年製作の映画)

3.2

うぉーあ、ぐわーっ、えやーっ、あっ、ううぅ、ふっ、でぇあーっ、はっ、はっ、ふぅっ、ぐふぅーっ、もう本当にうるさい!盛りのついた猫のようにツネに呻き、叫んでいる。ボリュームを上げて観ていると110番通報>>続きを読む

バウンド(1996年製作の映画)

3.6

2人の美女がマフィアの大金のネコババを企む。金に汚いマフィアを出し抜くことができるの?バレたらハサミで指を切られる。マトリックスシリーズのウォシャウスキー姉弟?の衝撃のデビュー作!

オバチャンパーマ
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ダークマン(1990年製作の映画)

3.7

殺し屋組織に半死半生の大ヤケドを負わされた科学者が復讐の鬼と化す。誰にでも化けられる人工皮膚を使ってお仕置きするのだ。ゲス黒い殺し屋連中と激しい抗争が始まる。

リーアム・ニーソンが絶望感たっぷりに暗
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.6

鉄の男で鉄男、単純明快なタイトルだ。内容も単純明快ならいいが、狂気に満ち溢れた変態ホラーな世界が展開する。ザラザラしたモノクロ映像がいい。カラーだったら陳腐に見えたに違いない。パンキーな打楽器が鳴り響>>続きを読む