しやつくさんの映画レビュー・感想・評価

しやつく

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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

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監督のフェティシズムが爆発している…。
日常と並行して超非日常(戦車とかそのへんにいる)の状態、恐い。
セルアニメだから光の表現がいいのもあるけど、蛍光灯の青い色だったり室内の色表現で綺麗だなと感じる
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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のっけから狂った世界観、説得材料としての圧倒的な美術、衣装、音楽、その上でベラの真っ直ぐな(?)生き方を見て気づいたら泣いてた。映画は総合芸術なんだ〜と改めて実感。エンドロールまで気が行き届いててため>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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物語を読むということを、何回も何回も繰り返すことで見えるものがあるという体験。観る側は何度も繰り返される台詞から想像する。台本の順をただ追って行くだけではなくて、「こう読んで(理解して)ほしい」とでも>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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ヤクザのような反社会的人間がキャッチーなコメディキャラを演じるというギャップ萌え的な部分に、面白みを感じない、というか、よくある表現だと思うから、そこについては特に響かず。
合唱部の後輩、1番リアルな
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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この映画は労働や貧困についての問題は軸に置かれていない、ということを考えれば、慎ましい日々の小さな喜びを見つけることの美しさみたいなものは、理解できなくはない。川上未映子が主人公を選択的没落貴族と呼ん>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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何度も劇中でも言われるように、バービーの世界と現実世界は男女の立場が逆転していて、男性(ケン)はなかなか生きにくい世界になっている。だがその世界でもケンの友人(名前を忘れた)である男性は、男性中心の世>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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うらら役が芦田愛菜さんなの、可愛すぎでは!? と思っていたけどそんなこと気にもならないくらい良くて、琴線に触れまくった。音楽のセレクトが凄く良かった。全体の空気感が最高だったなあ

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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途中で2010年と出てきて、マジで?となったけど、事件が2000年代に起きたものをモチーフにしているらしい。あまりに現実離れした設定に若干違和感。
女性たちが会議している中、男性が1人いる事に大きく意
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怪物(2023年製作の映画)

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脚本の巧さを見せられるような印象があり、まあ坂本裕二だしなあと思いつつも、他の是枝作品より演出色強めに感じた。
結局、誰も知り得ない2人だけの世界…って、セカイ系か…と思ったけど、子どもからしたら全て
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後に新海誠作品を見たのが多分言の葉の庭で、それからの今作だった。自分から前向きに見たい!という感じでもなく、知人と観に行った。
全体としてロードムービー調で、前半はラブコメ、後半はシリアスめな感じ。
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