靴下の穴さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

黒いオルフェ(1959年製作の映画)

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踊りと狂気と愛のない時間がほとんどなかった 常に画面のどこかに踊ってる人がいる 音楽はアントニオ・カルロス・ジョビン シャーマンたちの集い

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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大晦日に観た
生活にはさまる広告 私はこういう時代を生きていて なんだかもう違和感も薄い いや 違和感だらけなのだけど精査してピッキングするには多すぎる ヴェンダースがこれにどう向き合ったのか知
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インセプション(2010年製作の映画)

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CG嫌いノーラン 廊下むちゃ回ってるし建物大爆発してるしゴミ処理どうしてんだろ
理性と奈落の底と 私たちはいつもその際を歩いている まあ多分そういう映画ではないんだけど

浮草(1959年製作の映画)

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旅人、役者の美学をみた
カットや配色 紙の散るショット 家屋の撮り方に一切妥協を感じず 茹だるような暑さの夏なのに肌がきりりとした
中村鴈治郎さんの煙草の喫み方がとてもおいしそう トントンと煙草を詰め
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サンタクロースの眼は青い(1965年製作の映画)

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纏って自分を隠すことでしか上手くやれないジャン・ピエール・レオ愛おし〜
私は挙動不審で気持ち悪い人が大好きです

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

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えええラスト そんな集約の仕方あるんや 子犬がむーむー鳴いてて可愛い
私が愛っていうと薄っぺらになりそうだから犬っていうけど 犬が出てっても放置したり 関心なかったり 蹴飛ばしたり増えたり拾ったり
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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the world of golden eggsのノリで観たら全然苦しかった なんかでも微妙に好きになれない なんでだろ the world of golden eggsのノリで観たからか

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

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あばずれ女の出てくる映画が大好きなので本当に楽しめた 長い会話のターンも良かったけどラストの追い上げ展開が最高 まじで追い上げるし友達とこんなの体験したら一生このネタ擦れると思う 遠景からのスタ>>続きを読む

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

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途中で飲み物用意したり電話したりしてたら全然集中できなかった とはいえ愛の物語は私を惹きつけますので 記憶なくなった頃にまた観ます

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

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苦しかった時期に 部屋や自分の体の一部をぼーっと見るしかできなかったのだけど そんな焦点の合わないカットがたくさん挟まっていた よかったねなんてことは何もなくて国民の悲しみなんてのも知らんし弁護士>>続きを読む

青空娘(1957年製作の映画)

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愛さえあればって冒頭で言ってたけど本当にそう
愛さえあれば 愛が うん 愛
若尾文子さんと 野添ひとみさんと 蒼井優さんを足して割ったような仲良しの子がいるので 意地悪な姉のことちょっと恨みそうになっ
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マーラー(1974年製作の映画)

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過剰と炎と官能とモンスターはケンラッセルの中にあるので お求めの方はどうぞ 冒頭からケンラッセルさん本当にあなたって人は….最高です となる あんな夢の数々をみられる人はもう絶対に何らかの形で加速>>続きを読む

(2023年製作の映画)

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ラストの一言でいろいろな締めをできる北野武はすごい 私は微妙に震えている人が好きなのだけど 遠藤憲一はかなり良い震えをしていた 周りがふらふらと回転しているときにまっすぐ歩いていたのは北野武で、首>>続きを読む

シチリア・サマー(2022年製作の映画)

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聖人の行列に阻まれる二人 兎を撃つ ワールドカップの決勝(試合終了) 美しいから悲惨は違うし 二人は美しい 私の手の届く範囲だけでも秘密にしなくていいようにする 口元の好ましさ

秋津温泉(1962年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゾーエーにまで落とされた生へ 終戦を境に軽々しい社会が流入する違和感 妻は木綿のようと形容するが 岡田茉莉子にはそういった分かりやすい形容をしない 複雑性の強調が目立った フェンスを背に岡田茉莉子>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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私たちには 深夜のファミレスか こたつのある共同部屋が必要 散逸 霧散 無関心 ロープ買ってこい

太陽の塔(2018年製作の映画)

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異物感 美しくないフォーム ぶつかり合うことが調和 腐る物 叫ぶ!岡本太郎の作品や映画や本に触れると不自然に気持ちが熱くなるので 気を張る必要がある

オオカミの家(2018年製作の映画)

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これはホラーでもなければカルトでもない やかんの底の冷たさのような…. コミューンの求める規格化された人間像に当てはまらなければ罰が与えられる 監視の目と ドロドロとした画の表現の親和性 心なん>>続きを読む

東京画(1985年製作の映画)

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ヴィム・ヴェンダースの観察から紡がれる文章が好き サンソレイユ公開前後のクリスマイケル 撮影者は撮影されるのが嫌いなのとても分かります

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

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ねー 藤井隆さんへ 大好きです
体内駆け回ってひとりの食卓30年 幕の裏側 パープルの蛍光リップを塗ったおじいちゃん お姉ちゃんのベリーショート猫耳かわいかったな 湯浅監督のマインドの感覚が
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シャンドライの恋(1998年製作の映画)

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とてもとても好き アフリカの音! 衣擦れの音が耳に心地よい 私はやっぱり 沈黙の中で屹立と叫ぶような映画が好き

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

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喚き散らす醜悪を抱きしめてくれ ピンヒールを脱ぎ捨てずちょっとだけ地面から浮いていたい

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

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ロランバルトもザンダーの顔について語っていたな 現実を生きている本物の人たち 素朴な生 私についてのすべてを考えなおす

A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

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アダルトシーンがカットされていて u-next嫌いになりそう とにかくすごい作画 ラストの歯切れの良さ好き

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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人の太ももに涙をだらだら流しながら観た いつキスがしたいと思った?あなたの隠された右手 薪をくべた狂おしい磁力の反動がラストのロングカットになるんですね 私は振り向くことができるのか

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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どっしりとした美(ハンナ・シグラって誰かに似ている) 一等車の汽車でのシーンが好き 破壊される結婚!乱射 あんなわくわくする冒頭ってない
マリア・ブラウンの生きた時代~製作当時までのドイツ首相のネ
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