shen1oongさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

shen1oong

shen1oong

映画(366)
ドラマ(4)
アニメ(0)

夫婦善哉(1955年製作の映画)

-

私は人生の作品の一つに市川準「大阪物語」を入れている者なのですが、今作を見て大阪物語がこれをかなり下敷きにしていることがわかった。途中のセリフ「道も忘れんでよう帰ってきたな」は関東煮(かんとだき、で変>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

-

岩盤浴みたいないい湯加減。

人類最古の職業は、売春か、ギャンブラーか、ジャーナリズムか、芸術家か。はたまたその全てか。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.5

とてもよかったのだけど、日本版リメイクも含めてここらへんの手法はそこかしこにパクられてしまっているのでその元祖を見たという感覚が強い。世代だったらもっとグッときたのかもしれない、エンディングが批判され>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

5.0

イズムよりリズムだ!

ボウイで踊る部分が「リトルダンサー」の2倍あって苦い部分も倍以上ある

きっと本当はジョンレノンの「give peace a chance」歌いたかったんだろうな

#2020
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.8

見る前のイメージと全然違っていてびっくりした。
びっくりして爆笑問題太田が生きるを語っている動画を見たら大体同じことを言っていた。いやあ、巨匠はすごいなあ。
カフェの手前と後ろで全然違うことが起きてい
>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

4.5

こんな映画を地方の中学生も90年代当時見ていたのだからツタヤには感謝するしかない。あとジョニーデップにも

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.4

outer, SPACE!
outer, SPACE!

あるシーンにおいてとくに取り沙汰されないタイプの人というのはいて、例えばフォークはボブディランだけ残れば他は別にいらないだろうと思う人はいるだ
>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.7

本当に初期のジョンレノンのカリスマ性に尽きる

自信と迷いが共存しているような表情
トランジスタの時代なのに真空管アンプを加熱させたような喉の迫力

最後のルーフトップコンサートではポールとジョンの立
>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

レースシーン、いけ!というよりも
「こわいこわいこわい!」という気持ちが強くなってしまい
どちらかというとフォード二世の方の立場になってしまった(しかしあの静かなブチ切れシーンはよかった)

七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

野村萬斎の狂言回しというのはダジャレですが

歌舞伎役者と能役者と落語家が並んで演技するというのもそうはないわけで

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

前半みて、ちょっとこの話に共感するのは頭が悪すぎないか、とすら思った。マモちゃんはクズというか、クズとしても甘いというかんじだし(クラブにいる時の居心地の悪い感じ、俺か?とか言わない)

しかし後半、
>>続きを読む

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

ラスト苦すぎる…
この味わいで終わるのならあんなとってつけたクライマックスシーンを作らなくてもと思ってしまった

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

「この世界に行きたい!ポケモン飼いたい!」と思えたらこの作品の9割は成功で
たとえストーリーがどんどんグダグダになっても、イマイチヒロインがそんな魅力なくてもよいのだ

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

たとえ祖国は薄くなっても
家族と階級の匂いは消せない…
(おそらく意識的にキムチが出てこない。もし「貧しくとも金持ちでも同じ民族(人間)」という話なら出ていただろう)

「殺人の追憶」での地方vs都会
>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.9

面白かった…
観客を宙吊りにさせてどこに行くかもわからないという意味での本当の「ジェットコースタームービー」
懐かしの「アミノ酸信仰」に笑った。

アラジン(2019年製作の映画)

4.3

ガイリッチーがディズニーにハマるとは!
スローモーションでも倍速でも歌うのか!
(メイキングみたら、速度に合わせて歌わせているという、でもそういうことか?)
一曲くらいバングラビートの曲があってもよか
>>続きを読む

スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

やはりエイブラムスの一作目"は"面白い
今見たら本当にスターウォーズの肩慣らしにしか見えないけれども

スワロウテイル(1996年製作の映画)

-

やはりこれは美術の勝利
街が映し出された瞬間にちょっと世界がくすんでしまう

女は女である(1961年製作の映画)

-

2度目の鑑賞で、初めて見たときはよくわからなかったけど今は全然楽しめた。

ゴダールがアンナカリーナもミシェルルグランも持て余して手の指からボロボロと取りこぼしている感じ。でもそれが良い。追悼。

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

-

なげーよ!
そして基本的にはぐだぐだ
こいつらこんなダラダラ戦ってんのかよ
しかしこのグダグダダラダラ感こそがベトナム戦争なのだろうなと

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

途中からなんでこんな怖いものをお金払ってみているんだという気持ちになってきた。アレイスターという名前は伊達じゃない

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.5

エヴァ グリーン、一度でいいからアイシャドウつけないで映画出てほしい(ホテルでのスッピンのキュートなこと!)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

最後のシーンのために2時間半があるのではなく、決定的なシーンへ行かないための2時間半。この宙吊り感は例えば黒人音楽にも通じるところがあり、一番気持ちいいところに達すると終わってしまうのでそれに到達しな>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

-

初めて借りたアルバムが「クリームの不思議な世界」でした

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

本当に小憎いくらい上手いのだけど、
「家族か夢か、どちらを取るべきか」という主人公の問題は結構都合よく解決させてるなーと思っていたのだけど、
これはむしろ「ファインディングニモ」が親離れの映画ではなく
>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーは大体バーフバリと一緒なのだが、みんなCGで描かれたモフモフのかわいい動物よりインドのムキムキマッチョの方が好きということですね

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.8

ストーリーが、ない!おそらく続編映画として「グレムリン2」くらいの、みんな流れは知ってるから遊ぶよという作品
そりゃあ既存のフォーマットを踏まえて遊びまくるロード&ミラーが続編映画を作ったらこうなっち
>>続きを読む

マジック・マイク(2012年製作の映画)

4.4

マイクや周辺の起業家になると言ってる自信たっぷりだけど学がない感じ(ロバートキヨサキ!)が妙にリアル。社会学を「社会科?」と言われて関係切られてしまうのとかダミアンチャゼル以上に悪意があって階層を感じ>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

プラダを着た悪魔(今回はカルティエです)
やっぱり映画というのは普段見れない絵を見るものでそれがあれば元が取れるなあという気持ちになった。金払って下北沢の居酒屋で飲んでるような映画を年々見たくなくなる