前評判どおり、素晴らしいのだけど、無駄な抑揚がないというか、ストーリー的な起承転結がないというか、素のままの人生讃歌か、特定の人物に特化したものなので、言葉があるとするなら、人間讃歌の類でその人のその>>続きを読む
全くのノーマークだったけど、現代番のスパイコメディとして間違いなくおもしろい。
英国だけでそりゃおもしろい。ずるい、けど、『JB』のくだりは笑った・・w。
ここ数日、急に自分の中でなにかが繋がったかのように、入り込んできた細野晴臣氏。
なんでかよく説明できないけど、ものすごく機嫌がいい。
おそらく、すんごいコアな方々がいる世界と直感で感じるので、
余計な>>続きを読む
すっかり、登場人物の大半を存じ上げない状態になったけれども、めげずに鑑賞に挑むもやっぱり撃沈?だった気がする。
特に、実際の歌い手の匿名感とバーチャル感が、手作業のセル画にミスマッチで終始馴染めない>>続きを読む
売れないバンドマンって、うまく着地させた作品ってそういえば見たことないけど、これもそうかな。中高年かけちゃってるから、自分ごとにもみえるし。頼むから、なんとかいつか成仏する作品がくることを願って止まな>>続きを読む
これ絶対この後のほうがおもしろいと思うな。エピソード・ゼロとしては秀悦と思う。
こんな、エンディングは体験したことがない。これは類似品がたくさんでるでしょうね。ブレアウィッチもビビったけど、こんなに邪悪に発展させちゃだめでしょ。ものすごい数の掛け算と、躊躇なく最期に焦点をあわせて>>続きを読む
最大の混乱期にして、史実の正確さと、誰の視点で切り取るかでだいぶ印象が変わるであろうと思う感じは幕末のそれに近いんだけど、まだキャラが渋滞してないのが、自分にとってはかなりの救い。このふたりはもっとわ>>続きを読む
単品でも十分おもしろかったです。てか、スパイに家族とか安らぎとかって、今までいろいろ試みられてきたと思うけど、必然性はあまり感じないし、共感もできなかったけど、これは成立してたと思う、見事に不条理を成>>続きを読む
大義を背負った者の悲哀とでもいうのだろうか。なんか解せないな。アングロサクソンど真ん中の倫理観に触れるようで、気分悪い。
評価低めだけど、面白かったと思うな。準主役みたいな男の子が中華系っぽくてかわゆかったのが、なんかアニメっぽいのがいいのと、絶対連続ものだろうと見てたら、完結ものだったのも、時間軸揺れててよかったんだと>>続きを読む
特にメッセージを受け取った感じはしないけど、なんかいいなと思えてたのは、こんなに公にひねくれられるというのは、うらやましいと思ってたからだろうと、なんか折り合いがうまくつかないな。
やっとみれたよ。わからないことに対する気持ちををこれほどダイレクトに感じる作品も少ない。日本なら恐れと表現しようものを、リスペクトというか、当事者に寄り添って、あそこで、音声をすべてカットして追体験さ>>続きを読む
なんか難しいことはよくわかんないけど、メッセージは受け取れた感じ。高品質のゆるさって、新しいんでない、好き。
衝動というか、本能というか、その類のものを、これだけ、ストレートに描きながらも、全く闇を持ち込まなかったのはお見事。大人の感覚ではむずいと思うがやってんだよな、妬ましい。
まったくのノーマークの公開時もまったくもって興味もなかったけど、おもしろかった。驚きの三段落ちにして、バカリのエスプリが随所にみられて、クスクス。これ映画じゃなくてもいいのではと思うな。
心霊と謎解きって、相性いいよね。おもしろかった。最後に愛は勝つは、いかにもアメリカ映画。あとサブタイトル相当悩んだね。悪魔の所業とか仕業が妥当っぽいけど。どうしても、こうしたかったのは、配給担当が入れ>>続きを読む
なにかに白黒つけるわけでもなく、大きなどんでん返しやましてやオチがあるわけでもない、好みは大きく分かれるところだと思うけど、すごく好きな切り取り方で、とてもよかった。特に、ラストをブチッと切ったのは、>>続きを読む
大変失礼ながら特にこれと言って感銘をうけるものでもないんだけど、すこぶる機嫌がよくなる不思議な映画。何に驚くって、役者を生業にしてない人たちが活き活きと演技をしている。この監督只者でないと勝手に感じる>>続きを読む
やりとりの現場を永遠と見せられて、ただただ気分が悪いだけで、どうしたもんかだけども、警察が動いたのは意味があったのかな。問題提起というより、教材の側面が大きいと感じる。
誰もが知ってるアメリカンアイコンには、年はとらせたくないし、抗う姿なんて、もってのほかってことなんだろう。ましてや、ふんぞりかえる上司像なんて、さらにもってのほかで、プレイングマネージャーで、一線で>>続きを読む
キレイでピカピカなものは、まがい物に違いないと教わった世代としては、一口では飲み込めない感じはするけど、こういった類のものにたくさん触れると、それは世代間のギャップであると理解できるし、抗うエネルギー>>続きを読む
真意のほどは、さておいても、こうつながるかとみるだけでも、十分面白い。
善意の現場で起こる不条理に、抗う人達の行き場のない閉塞感ということか、行き過ぎた正義感の果てに行き着く、バッドエンドなのか。ちと迷う。
前作から、大幅にバージョンアップ。このクラスのアクションシーンは、洋画でもなかなかお目にかかれない。果敢に難しい役に挑んだ平手女史も、しっかり存在感を残してお見事。
何事にも意味を求めるっていけないのかね、やっぱり。たまにある、人として欠陥があるのかと思うほど、よくわからないやつ。これも、かなりそれなんだけど、なんだか、もぁっとでた最後に、口から。弱ったな、折り合>>続きを読む
なにも知らずに、テレビ版を一気みして、劇場版にぶち当たる。正直、あまり二時間にストレッチする必然性は感じられなかったかな。
写真家の魂も、撮影するたびに削られるとの劇中のセリフを見事に体現したお話。表現者が、対象物を自分ごとにしていく壮絶なプロセスがここにあり、それがその後の世界をどう変えたかが、エンドロールで粛々と語られ>>続きを読む
捕われた気持ちと、それを引き剥がすように旅を続ける主人公の日常がたどり着く、手放すことの尊さ。それと対比される資本主義の権化のアマゾンっていうのが、アメリカのいまの空気感なんだろな。良いも悪いも。そし>>続きを読む
良いか悪いかはさておき、テレビのバランスのとれたドキュメンタリーよりも、がっつり生の声。監督自ら、観賞後、ステージに現れて質疑応答する姿に感動。熱量がすごい。
凄かった。白黒であることなんか、すっかり忘れて、グイグイ引き込まれる。こんな偉大なストーリーテラーが、つい最近まで日本にご存命だったとは。これを基準に映画を鑑賞していた人たちが羨ましい。そりゃ、パクら>>続きを読む
恋愛ものとしては、なんか物足りないし、群像劇としても、視点がすくなくて。どう着地させるんだろうとラストに突入で気づく、日常へのアンサムねと。いまつくるのは、そこかと、お見事!
名医の活躍劇というより、貧困と尊厳のお話し。グッときます。
あとは、うれしく照れる三船。これは貴重。