shimaluckyさんの映画レビュー・感想・評価

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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

世界最高峰のOxford英語大辞典、製作をめぐる実話を元にした人間ドラマ。今更、なぜ地味なテーマを扱うのか?その疑問はさせておき、1800年代後半のイギリス、設定を丁寧に表現している点、起承転結の古く>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.3

ダサ・優等生二人組の卒業式前夜のパーティデビューを描くドタバタコメディ。
アメリカ中流階級の様子をよく表してるし、とにかく明るいので気分が上がる。
とはいえ、

だから何?

アメリカティーン映画の1
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ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

高名で奔放だけど余命数ヶ月の女優がポルトガルのシントラに一族と友人を呼び寄せ一緒に過ごす数日の話。
特にストーリーがある訳ではない。彼女は自分の亡くなった後の皆を心配し道標を示す主旨で集めた訳だけど、
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.4

オシャレムービー感はあれど「簡素」んs内容。というか、インテリであろうがなかろうが、どれだけ理論武装をしようが、アメリカ人の自己中感がココぞとばかりてんこ盛り。

コレを笑うべきなのか、怒るべきなのか
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

期待以上の骨太な内容!という気分になった時にうまく梯子を外し、なるべく平坦に描こうという意図が好印象。

1961年、国連事務総長「ハマーショルド」の乗る飛行機が墜落した。誰が彼を殺したのか、背後にい
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剣の舞 我が心の旋律(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界対戦下、共産党が全てを牛耳る中でハチャトゥリアンが剣の舞を作曲する数日間をヒューチャーしてる。あの大作はなぜ8時間で出来たのか、アルメニア人としての苦悩、共産党の社会統制、てんこ盛りにするつ>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

-

80年代後半、すでにブルーススプリングスティーンはオヤジの曲。サッチャー改革でイギリスの経済は大打撃→中産・労働者階級には大打撃。
そんな中、ロンドンから北へ50キロ、組み立て工場の街・ルートンに住む
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

-

流石のエミリオ・エステベス監督の社会派作品。ヒネリと皮肉のエッセンスが効いてる欧州映画若しくは東部のインディ映画のようだ。
あるシンションティの真冬、いつもの日中寒気を避けて図書館にいるホームレス達が
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

-

#metoo 運動の影響でお蔵入りになってたウディ・アレンの最新作。英語での批評はボロクソで、御大もヘッタクレもない。

「ただの時代遅れ」

外野はさておき、いつものウディ・アレン節の精神衰弱気味の
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.9

ペドロ・アルモドバル本人を彷彿させる初老の監督の心境を描いた秀作。
健康・愛・仕事・芸術・過去と今、過激性で売る監督にしては抑え気味に歳を取ることの恐怖と立ち向かっている姿を感じて、切ない。とても切な
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

-

新米弁護士が受けた国選弁護人の仕事
、被害者は主人公弁護士の恩義のある人。調べていくうちに戦時から戦後ドイツの闇に突入する。
ナチスドイツ、人種問題、白人のエゴ、人間の表と裏等々、無駄のない構成で一時
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

大してやばくないカルトなコミューンの映画。コレをヤバい!って騒ぐのは、牧歌的人生なのか洗脳されてるのか。グロさもワザとチープにして非現実的にしているのか、私にはコメディにみえてしょうがなかった。
老人
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LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

-

騙し合いの室内劇風映画。役者は揃ってるし話も痛快。後はテンポがよければな

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.6

デブでキチンとした仕事もないパティ、掃き溜めの様なニュージャージー片隅でラップを武器にこの貧乏生活から抜け出そうと四苦八苦する話。かつての8マイルを彷彿させるが、プアーアメリカンを描く映画はごまんとあ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

今年最高の映画。ストーリーは少年と青年のひと夏の恋。単なる個人的な2人のロマンスが2018年に80年代のモーリスショックの如くブームになったのは、この映画が単なるゲイ映画を超えた青春の1ページを通して>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.2

どこまでも温かい人間ドラマ。カナダの厳しい自然がいいアクセント、後は一流の役者に全て任せた様な演出、想像以上に素晴らしい。

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.0

今現実にある事実。空漠の下で、現状を伝えて生きる勇気を与えようとするラジオDJの少女の話。アラブ人と結婚するということは?場所的にも彼女はクルド人という事か?説明は敢えてない作り込み過ぎない映像が見る>>続きを読む

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.0

60年代のアメリカ、黒人活動家3人にフォーカスした実録映画。甘えがない、遊びもない、事実を淡々と描いていく、一瞬も飽きる事なくエンドロールまで。
トランプ大統領の下、人種差別が盛り返している今、興味が
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.8

光州事件を一般人の人情劇に仕上げた大げさな映画。実話を元にとはうたっているが、証言者のドイツ人ジャーナリストがディテールまで事実を語ったとは思えないし、虚飾の人情劇は大袈裟で嘘くさく誰一人もシンパシー>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.7

スノービッシュな学芸員の偽善をクールに暴いていく映画。トーンが静かなヨーロッパ映画は好み。クスッと笑う一方、自分の事を皮肉られてる感あり。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予算を思い切り使ったマザコン爺さんと鬼女の話。最大限にディテールにこだわり音楽・俳優も最高レベルを使って、どーでもいい話を2時間半も繋げた所はすごい。というか、話なんてどーでもいい映画なんだ、これは。>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

テーマ、ストーリー、カメラ、演技、どれも新鮮だ。低予算映画の良さがテーマにマッチ、ディズニーワールドの脇には家も借りられない低所得者のゲットーがある。その日暮らしのフキダメ、香水売り、安チケット売り、>>続きを読む

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

-

LGBT映画、イタリアだけにビミョーにダサダサ感がいい。日本以上に保守的なイタリア、前半のキラキラ感がいかにも楽しいゲイ生活。その分ラストが衝撃的、ゲイの少年の強さ、愛される少年の戸惑い、間に入る聡明>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

-

試写で見ました。IMDbの評価は7.7だが、よくあるアメリカのヒーロー映画という印象。実話ベース、家族・社会問題も盛り込み、音楽・コメディも織り交ぜと映画の基本に忠実に作られている。そこが古臭い感じが>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

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期待値が高すぎたのか、意外に丸く収まってるくらいの印象。人形劇というアイデア、舞台が偽造日本、ディテールにはオタク要素タップリ、特に太鼓の音がいいアクセント。
ストーリーは捨てられた飼い犬を探しに行く
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

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内戦下のスリランカからフランスに逃れてきたディーパン。逃亡、難民申請の為に赤の他人と3人で家族を装って暮らして行く。過去を捨て前向きに行きていこうとする3人だが、過去の仲間達、また周囲のギャングらが次>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

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緊迫感があるサスペンスが少女が画面に出た瞬間にファンタジーに変わる。
実際にある可能性があるストーリー展開だが汚い大人の世界が少女の無機質感ある存在が画面に登場すると非現実感漂わせ観客や登場人物の汚れ
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心と体と(2017年製作の映画)

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干からびた初老の男とアスペルガーの若い美女。屠殺場での小さな事件がキッカケにお互いが同じ夢を見る事に気づく。語り合っていくうちに段々と惹かれあっていく様を描く大人のファンタジー。
素敵なロマンス映画と
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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MX4Dで観ると霧・風・背中や足への突風・衝撃等々、体験アトラクション状態でキャラクターと一緒にゲームに入り込める!メカゴジラ・ガンダム・チャッキー・シャイニング等々オタクアイテムでファンを魅了。スピ>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

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一瞬たりとも#ゲイリー・オールドマン に見えない怪演に脱帽。是非、史実を予習してから見てほしい。宥和策を推し進める政治家に最終的に反対策を選択したチャーチル。ポピュリストな面も出すチャーチル。今も昔も>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

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エイズがテーマの映画は、多数作られてて、展開も内容もサプライズが無かった事がガッカリ。せめて90分に纏めていたら、中弛みも無かったと思う。とはいえ、俳優陣の演技は活き活きとしていて、それがエイズ患者と>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

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トランスジェンダーの厳しい現実、感情を抑えてキチンと描いた作品。LGBT問題、南米チリは日本同様後進国。主役 ダニエラ ヴェガの美しい歌声が荒げる怒りを抑えてくれる、必見です。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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どこまでも切ないファンタジー映画。怪獣、ホラー等々が話題にならず普通に思える時代の幕開けであってほしい。

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