しじらみさんの映画レビュー・感想・評価

しじらみ

しじらみ

愛のまなざしを(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ド直球のファム・ファタールもの、である以上に心霊映画。
画面下から左手がヌッと出てくるとこが一番アガる。ただ2回目のそれに別種の興奮がないといけないと思うんだけど、「ああ、さっきのアレね」としか思えな
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミキサーによる殺人が新鮮だったから満足。
でも新たな殺人鬼誕生の瞬間は、白石晃士のようなユーモアか、黒沢清のような禍々しすぎて気持ち良いみたいな感覚を感じたかった…ってのは期待しすぎか。

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.5

残酷描写の造形が素敵。一回喉が掻っ切られて血がドボドボ溢れた後にクローゼットに血が飛び散ることで、よりショックが効果的に演出されている。(クローゼットの奥には主人公が隠れている)

エクソシスト3(1990年製作の映画)

4.0

夜の濡れた路面がとても美しく見惚れてしまう。であるから照明の美しさに興味を持ってしまうわけで、隔離病棟に窓から差し込む光によるストーリーテリングなんてその最たるもの。
病院の廊下をお手本のような縦の構
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

2.0

ああいう催眠装置みたいなのが出てきたらアガるけど、全然活かせてなかったのが何より残念。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.0

オープニングクレジットからがっつりノワール。今まで観てきたリンチの作品の中でも一番二次創作みたいな味わいがあった。

鷲は舞いおりた(1976年製作の映画)

2.5

これみよがしにヒトラーの顔をフレーム内に収めるのがウザいけど、何よりそれほどアクションしていてないのが一番の問題だと思う。

ケンとカズ(2015年製作の映画)

2.5

悪くはないけど暴力の瞬間はカット割ったりブレブレの手持ちカメラでよく見せないし、やたら感傷に浸りすぎじゃない?

恐怖ノ黒鉄扉(2013年製作の映画)

2.5

たまにクールな構図が登場する殺人のカタログみたいな映画。
自分の脳みそをかき混ぜてオーガズムに達する女性には笑った。

花様年華(2000年製作の映画)

1.5

カメラがいくら動こうと、人物はバストショット〜クロースアップに収まってしまうから、結局画面は動いていない。

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良作だと思う。
弟がフレームアウトするということは、兄の視界から消えるということであり、再び弟を見つける時には既に別の世界に行ってしまったことを確認する。
激流に飲まれながら魚を釣った=行き着くところ
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リトル・ブッダ(1993年製作の映画)

2.5

ガウタマ・シッダールタの物語空間があまりにもテーマパークのようで、青白くピンとした世界と暖色の湿度高めな世界の邂逅になり損ねているのではないか。

フロント・ページ(1974年製作の映画)

2.5

基本室内の会話劇。前半は電話ばかりしている。電話に出る→怒鳴るのジャンプカットはちょっと笑った。
後半にある揉み合いはオッサン達の身のこなし鈍臭く感じてしまった。

突破口!(1973年製作の映画)

4.0

緩急の付け方がめちゃめちゃ巧い。若干ミスマッチな音楽が微妙に不穏で牧歌的な、まったりした日常風景から地続きに銀行前に停まる偏屈な爺ィとその娘らしき二人組が乗る車に駐車禁止エリアだと注意する警官のやり取>>続きを読む

ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

2.0

冒頭10分くらいはちょっと期待したけど、それ以降はずっと棒立ちのディベート大会に終始。

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

2.0

人間の口は汚いという映画。オイルサーディンみたいなのを素手でネチョネチョ食うのとかこれみよがしな不潔アピールがウザい。
そもそも一番重要な主人公の落下をなんの芸もない顔面アップスローモーションで見せる
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マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)

2.5

映画の中において、猿と性的関係を持ち、疑似家族を形成したところでなんら驚きはない。映画自体はオーソドックスに撮られていて可もなく不可もなくといった感じ。急にふざけたみたいに出てくるスクリーンプロセスの>>続きを読む

サラリーマン金太郎(1999年製作の映画)

3.5

コロコロと画面を左から右へ横切るタイヤに気を取られていると上から金太郎が降ってくる。こういうのが好きなんですわ、

ヌードの夜(1993年製作の映画)

4.5

ストップモーションとスローモーションとの使い分けが凄まじく巧い。
名美の部屋で二度見られる長回しも素晴しい。余貴美子がカメラに近づき、必然的に顔のアップになると後ろから伸びてくる手の驚き!
当然のごと
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弾丸刑事 怒りの奪還(2014年製作の映画)

1.0

工夫のない銃撃戦にただモタモタしてるだけのアクションを見せられて、何を楽しめと言うのか。

わが命つきるとも(1966年製作の映画)

2.0

会話劇。ヘンリー八世を乗せた船が登場するシーンだけワクワクした。

ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年製作の映画)

3.5

サービス以上の意味がない人体損壊。挟まって出られないサスペンスを生み出そうとしても、そもそも人命を大切にしているように見えないため、どうせコイツもそのうち死ぬだろう程度にしか思えないのが最高。

ファウスト(2011年製作の映画)

3.5

悪夢的な映像を志向したら悪魔を写していたみたいな。
ラストは顔面をペシャンコにしないといけないんじゃないかなと思った。

第四の核(1986年製作の映画)

2.0

雪映画。
室内のからくりや追われているかもしれないというサスペンスでシブい魅力を出そうとしているのかもしれないけど、いかんせん中途半端。結局お話は会話によって進められていく虚しさだけが残る。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

橋を目一杯に満遍なく見せつけるための横移動。それが世にも美しい光景として結実する花火。
駅構内に貼られたポスターを引っ剥がそうとしても左目はなかなか剥がれず、燃やすしかなくなった主人公は人を焼き殺して
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人間まがい(2013年製作の映画)

2.5

白石晃士がフェイクドキュメンタリーとして撮ったらもっと面白くなりそう。

木靴の樹(1978年製作の映画)

4.0

2階から洗濯物を落として荷車に乗せ、姉妹が川まで運んでいく件最高。さあ出かけるぞというところで馬脱走というイベントが突如挿入されるのも良い。
真横からのロングショットが美しい澄んだ朝〜昼とレンブラント
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パリジェンヌ(1961年製作の映画)

3.0

寝起きの人間が動けば物が破壊される一話目が一番面白かった。あとは尻すぼみ。別につまんなくもないけど。

ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007年製作の映画)

3.5

サクサクと鈍器が顔面を突き刺す気持ち良さ。
冒頭のワンカットは白石晃士味を感じたり。

斬り込み(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

目新しいことはないけど倦怠感のあるヤクザものという時点で好きなやつ。
子供が落としたおもちゃの刀を菅原文太が拾ったシーンで、クライマックスは菅原文太が殴り込みに行くのかと思ったら、ちゃんと主人公が行っ
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金なら返せん!(1994年製作の映画)

2.5

手持ちカメラで映される乱闘はそれなりに荒々しさと混乱を楽しめた。
惜しむらくは江頭2:50が出てくるシーンは軒並みテレビみたいな安っぽさに塗れてるところ。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

1.5

例えばこれ、ラジオドラマにして面白さの種類は変わるのかってことですよ。
そんで役者の達者でございみたいな表情がウザかった。

ソウ(2004年製作の映画)

1.5

「この人にはこんな背景がありました」とか、取ってつけたようなどんでん返しとか、話運びが全然上手くない。別に上手くなくても良いんだけど、肝心のゴア描写をあんま見せてくれないから余計に腹が立つ。
単純に演
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カルロス(2010年製作の映画)

3.5

相変わらずバイオレンス描写の手持ちカメラは好きになれないけど、『ゴッドファーザー』とかスコセッシ的な栄光から没落までをたっぷり時間をかけて見せてくれるから満足。第二部の序盤の方で既に没落への滑走路が組>>続きを読む

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