人気の監督なだけに、その映像美や撮影技術にばかり注目が集まり、この作品のテーマや伝えようとしていることに目が向いてない人が散見されて公開当時、苦虫を噛むような気持ちでレビューを見ていた。
あの息遣い>>続きを読む
「自分は孤独死するんだ!!れと自暴自棄になる主人公を見て「ひとりで死ぬことの何が悪いのか?」と考えてしまったな。
自分だったらと考えてしまう。まだ見ぬ未来よりも、幸せだった過去を生きる気持ちも分かる。
世界と自分がどう繋がっているか、現代人は考えてなさすぎるよね。ありえる話だから面白いし、滑稽だって笑うばかりではいられない。
悪を極めた女が観たかったんだ。徹底的にやってやるっていう、私利私欲を満たすためだけに人を騙す酷い女を求めてたんだと気付いた。人を騙す話なのに、やってくれた!!って不思議と爽快。
恐怖心のメタファーがすごい。本を読むことすら禁忌だった時代があったのが驚き。知は武器よりも恐れられたということか。
男が弱さを見せることのなんと難しいことか。悲しむことの難しいことよ。
岡田将生の猟奇性を見出した点が何よりすごい。原作にはない描写。
三浦透子の淡々とした演技が全てを底上げしてる。
ネガティヴな感情も自分を構成する大切な要素。いきすぎたアンガーマネジメントは、自分の感情の軽視になることもあるよね、と思った。
最高!最高でした!!日本公開がかなーーーーり遅かったので、1年近く待ったわけですが、その間にムクムクと膨らんだ期待をはるかに凌駕しておもしろかった!!
極めて個人的なことなのに、目の前の家族や隣人を>>続きを読む
独特の構図と喋りがクセになる。怪獣たちは現代でもかっこいい。
長澤まさみの扱いだけは許さん。
ぬるい地獄が続く。自分のエゴを通すのに他人を使う人間は、一生反省もしないし成長もしないんだよなぁ。
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かわいい子には旅をさせよ、ということですね。親のアシストで英雄になろうとするけれど、自分が何者でもないことを悟った主人公はやっと大人になれたのかもね。
そんなラスト想像してませんでした。参りました。笑
途中までリアリストだった女たちが急に守りに入って行動し始めるの、完全に観客を置いてきぼりにしていて最高だった。一度愛を失った女は守りに入ることを正当>>続きを読む
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堤監督の記念すべき監督50作品目。
…とは知らずに観ました。副題の通り、3人の女たちが騒々しく罵り合い舌戦を繰り広げます。下品な表現もあるけど3人の個性が際立ってた。
でも好きな男の子どもを産みた>>続きを読む
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1日経ってもこの映画を消化しきれずにいる。それだけ衝撃的だった。グロ耐性がないのもある…
マイノリティの生き辛さを描いており、社会に許容されていない特性を持っているということは、未来への希望どころか>>続きを読む
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手に汗握るものすごい臨場感!!アニメをIMAXで観ることに疑問を持っていたけど、これはIMAXで観るのが正解です!!!絶対IMAXで観るべき!!
高校生のときに、好きだったバスケ部の男の子から借りて>>続きを読む
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ダイアナが憑依したかのよう!
首を傾げるしぐさや、歩き方でここまでダイアナを表現できるのかと感嘆する。アカデミー賞主演女優賞ノミネートも納得である。
ヘアメイクが吉原若菜さん(『シンデレラ』、『オリ>>続きを読む
ドクターストレンジにはこの未来が見えていたのか。壮大な戦闘シーンにドーパミンどばどば…
映画館で観られなかったことが悔やまれるよ…
ときめく心に素直に、そして目の前の人に親切に生きていたら、素敵な出会いの連鎖が起きていく。心が温かくなるおとぎ話のような作品でした。
ハリスはコルベールに「なぜDiorのドレスを?」と問われるけれど>>続きを読む
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女性が"普通の"社会生活を送ろうとすれば、大なり小なり必ず経験するであろう、男性からの不快な仕打ち。一つひとつは些細なように見えて、根底にあるのは強い女性蔑視。レビューを見ていると「映画からはさほど有>>続きを読む
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戦争の惨さを描いた作品なんだろうな。
辛い現実からおとぎ話の世界に逃避することで、身を守っていたオフェリア。虐待されたり、過酷な幼少期を過ごした子どもが空想に耽ることはよくあると聞く。
日本のサブ>>続きを読む
展開が早くて、話に追いつくのでやっとだった。これ子どもたち追いつけてるの?これが現代の子どもたちのスタンダードなスピードなの!?だとしたらすごい。