ネットで予備知識入れてから観てよかった。
命を削りながら作品を創り出す人物に、人はなぜ惹かれてしまうのか。
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三浦透子演じる主人公の佳純は「なんで?」といつも説明を求められている。恋愛もしないし、性愛にも結婚にも興味がないからだ。
でも、それって変だよね。恋愛することに理由を求められることって滅多にない。家>>続きを読む
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マリの不気味さが恐ろしくて堪らなかった。図々しいのにどこか繊細で不思議な魅力。
紀夫はあれだけ茉莉を求めていたのに、心に空いた穴はマリで埋められたのか。
突然何もかも嫌になって、失踪したくなる気持>>続きを読む
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この映画をどう感じるかであなたがどう生きてきたか、どういう世界に生きているか、世界をどう見ているのかが分かってしまう。恐ろしい映画。
本作のモデルになった1950年代は、国の方針として女性に家事育児>>続きを読む
初めて映画館で観た時は、純粋にその世界観の気味の悪さとバッドエンドの胸糞の悪さで気分悪かったけど(心からありがとう、胸クソ映画大好きだよ)この映画は資本主義への嫌悪と皮肉が込められている。(益々好きだ>>続きを読む
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ハロウィンにちなんだ映画を探していたところ、"クワイエット・プレイスの脚本家"という触れ込みを見て鑑賞。
これだけおもしろくなる要素があるというのに、襲ってくる人たちがべらぼうに弱い!!笑 最早、殺>>続きを読む
キャロルの親友マリアが「拳から火を出す前から、あなたは強かった」と言うシーンで泣きそうだった。女だからと虐げられても何度も立ち上がるキャロルに勇気付けられる。女性のエンパワメント映画!
当時付き合っ>>続きを読む
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ヤンが1日に数秒記録できるメモリに保存していたのは、家族との日常。何気ない日常の映像の連続なのに、AIロボットのヤンのまなざしから愛情が伝わってくるようだった。直接的な描写や言葉がないのに不思議だ。>>続きを読む
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ベルの歌唱シーンは映像も声も素晴らしいけれど、人と人が心を通わせる描写を雑に描きすぎてる。ベルは竜のどこに惹かれたの?不憫に思って気にかけただけなの?オマージュした美女と野獣への敬意がない。
子ども>>続きを読む
鑑賞後の呆然とした時間、帰りの電車で『あれはなんだったのか…?』と考える時間含め、好みの映画でした。
娘を亡くし、深い悲しみの中生きていたマリアとイングヴァル。自分の子を失う悲しみを知っていながら、>>続きを読む
実話を元に作られた映画と知り、言葉にならない。従業員の方の勇敢な行動が沢山の命を助けたことは言うまでもないだろう。
テロリストたちと襲撃されたお客さんの1人が同じ信仰だったことが印象的。信仰が同じで>>続きを読む
"好き"を貫く人を見てるとなんで泣けてきちゃうんだろう。
パンフには「多様性に溢れたお魚の世界に魅了されたミー坊を、さかなクンのモノマネではなく、本質を体現してくれるに違いない!制作陣のそんな期待に>>続きを読む
男性版ラプンツェル状態のスコットが、最大限軟禁生活を楽しんでいて感心してしまった。陽キャは引きこもっても陽キャってコト!?
吹き替え続投のブラマヨ小杉さんのルイスが、だんだんクセになってきた。笑
こ>>続きを読む
付かず離れずのカップルってこういうことなんだなぁと思った。お互い頑固で、自分から歩み寄ったりしない代わりに試したりして、他に目移りしてもなんかしっくりこないで元通り。相手が自分の思い通りにならないこと>>続きを読む