Hase205さんの映画レビュー・感想・評価

Hase205

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

前回に引き続き今回も芸術点の高いSF作品。極限まで水を大切にするシーンが印象的だった(遺体も資源!)。
主人公が周りから持ち上げられたり乗っかったりで、どんどんカリスマ性が上がっていくからちょっと気持
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

専門用語や歴史背景が複雑みたいなのでYouTubeで少しだけ予習して鑑賞。それでも話についていくのがやっとだった(笑)
とはいえ、オッペンハイマーが原爆開発にどう関わったか、戦後どのような境遇だったか
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シノアリス 一番最後のモノガタリ(2024年製作の映画)

3.5

シノアリスが好きなファンのための作品。
CGや編集のクオリティなど気にはなるけど、長年親しんだキャラが3Dでスクリーンを駆け回る姿が見れただけで大満足。
ゲームがお墓入りしてからおよそ一月半。シノアリ
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.7

やりたいこと(ネタ、メカ)を2時間の枠にぎゅうぎゅうに詰め込んだ作品。
特に終盤の展開は製作陣の「どうだ、凄いだろう?」の幻聴が聞こえた気がした(笑)
SEEDってこんなにぶっ飛んだ世界観だっけ?
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.9

レイトショーで鑑賞。
物珍しさに観に行ったけど、悪くない。
モノクロな分、陰影がはっきりするので演者の表情に感情が乗っかってる気がする。ゴジラも初代っぽさが強まって良かった。
良かった...んだけど、
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

僕の妖怪アンテナが反応したので後で調べたら、やっぱり音楽担当は川井憲次でした。
怨念が溜まって当然のエグい展開にマッチしてて良き。
あまりに空気が重いから上映が終った後席を立つのもしんどかった。
でも
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

予告編が良すぎたから本編観てガッカリしないか不安だったけど杞憂だった。
ゴジラ作品で過去一絶望感を味わえる傑作。
音楽も秀逸なので早くサントラ買いたい!聴きながら思い出して泣くかも。

神木くんの演技
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

最強の兵器に込められた慈愛のココロ。

度々テーマとして描かれる「AIの反逆」だけど、本作は明確な反逆の意思は描かれず、人類側の恐怖から来る憎しみと暴力が全面に出ているのが印象的。
まるで大多数の意見
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.3

残暑が厳しいので涼むために鑑賞。相変わらずお金のかかってそうな贅沢な「サメ映画」。
ノリは前作と同じ。細かいことは気にせずエンタメとして楽しむべし。
ジェイソン・ステイサムは海中でも陸上でも強いことが
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

動物型のロボットが今回の目玉である本作。機械のリアルさと動物らしさが絶妙で良かった。種類が少ないのが惜しいところ。もっと活躍シーンが観たかったな。
前情報なしに観たんだけど、過去作との繋がりは無いのか
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

前後編に分けるだけあって、ストーリーはかなり濃厚。
今までMIシリーズを象徴してたガジェットが封じられていく展開はちょっとした絶望感があって面白かった。
トム・クルーズは歳をとったけどアクションはぬか
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

ネタバレが自分のもとに届く前に鑑賞。
映像表現はさすがジブリ。背景画の作り込みは絵画レベル。
ストーリーもそこそこ面白かったけど、結局何がしたかったのかが理解できなかったので消化不良気味。。
解説求む
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

ご老体になっても愛用の帽子と鞭は健在。さすがに派手なアクションは控えめだったけど、インディ作品らしいノリが面白かった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

いろんなマリオのゲームを絶妙なバランスでミックスした完成度の高い映像作品。こういうのが観たかった!
テンポが良く、所々にゲームの小ネタが散りばめられるので観ていて飽きない。
こういうのが「製作者の愛を
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

シン・ウルトラマンよりも更にマニアックな作品に仕上がった印象。
専門用語の説明があっさり語られるので人によっては「つまりどゆこと??」状態になりそう。

初見は何も考えずにただ映像を楽しんで、解説や原
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

圧巻の映像美!映画館で観ないと勿体ない。
続編でも同じ感想を持ったのは、舞台を森から海へ変更したことによって新しい魅力があったから。今作のほとんどのシーンが海なだけあって、力の入れようが半端ない。幻想
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.5

チート級の強さとタフさをもったドウェイン・ジョンソンが主役のヒーロー映画。他のヒーローはなす術なし、というわけではなさそうなので、強さ的にはスーパーマンの次くらいなんかな?

宣伝で謳っているほど「破
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

前作の英雄・名優を惜しみ、喪失を乗り越えて次へ繋げるための物語。

全体を通して深い悲しみで包まれていて、前作が好きだった人ほど突き刺さる作品。
それゆえ派手な演出やどんでん返しみたいのはなかったけど
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

ネコを追いながら日本各地の災いを防ぎに回るお話。
相変わらず風景描写が綺麗で目が幸せ。
田舎あり都会ありでロケもいっぱいやってそう。聖地巡礼の人は大変(笑)

ストーリーは初見じゃ理解しきれなかったの
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

深く考えず、ハチャメチャを楽しむ映画。予想外の事態に振り回されるブラピが面白い。
怪しい日本語看板、やたら治安の悪そうな駅のホーム、刀を振り回すヤクザ、高性能トイレといった、「海外版ジャパン」な舞台セ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

謎の飛行物体と、それをカメラに捉えて一獲千金を狙う兄妹のお話。
次第に飛行物体の正体と敵意が見えてきて、よくあるUFOものとは一味違う不気味さが印象的。
一部描写の意図が掴めなかった(サルの話とかカメ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.2

新旧のキャストが夢の共演!集大成に相応しい作品。

前作で世界中に恐竜が放たれた後の世界。混乱が起きつつも新しい時代に順応しようとする姿勢はまるでWithコロナのよう。Withダイナソーの方が刺激的だ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.4

相変わらずブッ飛んだ力を持ったキャラが多いソーのシリーズ。ソー本人が常人と違う(というか神様)だから仕方ないか。

恋人であるジェーンの存在を半ば忘れてたので「あー、いたいた」という感想から視聴スター
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

ドッグファイトが激アツ!アツすぎる!

実写にこだわったカーアクションを観て「すげぇ!」ってなることはたまにあるけど、戦闘機でそれと同じかそれ以上の興奮を覚えたのは初めてかも。
盛り上がりポイントが複
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

高解像度になったファーストガンダム。
よく動きつつも重力を感じさせるようなどっしりとした足取りがリアルで良かった。

ストーリーは原作の1話を再構成したとのことだけど、間延びした感があってちょっとボリ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

人間に近い姿なのに明らかに異質な存在の、新しいウルトラマン。
禍威獣(カイジュウ)は見た目通り重い足音なのに対し、ウルトラマンは歩いても殆ど足音が聞こえないのが逆に不気味だった。

特撮はリアル路線で
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.3

シーザーを中心とした「始まりの物語」の終わり。

前作は人間サイド、エイプサイドの両方に焦点が当てられて、それぞれの「生きる理由」を描いてたけど、今作はエイプサイドのみ。代わりにエイプ側に人間の少女が
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

サスペンス色の強いバットマン作品だった。

アメコミらしいヴィランは存在せず、ゴッサムシティの腐敗と猟奇殺人犯を相手に奔走するお話。派手な演出は少なめ。狭い事件現場に警官と一緒にいるシーンはちょっと新
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

「映画みたいなゲーム」が映画になった結果、「映画らしい映画」な作品ができた、という感じ。久々に王道のトレジャーハントものだった。
原作のゲームは大好きなので気になってたんだけど、イメージを崩すことなく
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.8

観よう観ようと思いつつ、ずっと観れずにいたリブートシリーズ2作目。

今から8年前の作品だけど、CG表現は全然見劣りしないしエイプたちの動きや表情がとてもリアル。造り込みが凄いので、特典のメイキングが
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.2

面白かった!
サブタイトルの意味を知って泣いた!

昔見たゴーストバスターズのイメージや世界観を崩さず、ちゃんと継承できていると思う。
伏線が上手く散りばめられていて、ちゃんと回収してくれるので観てい
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.1

期待以上!ーというわけではなかったが、シリーズのリブート作品としては良かったかな。

原作ゲームの登場人物、舞台、演出を分解再構成したという感じ。
ただの再構成だと只の「いいとこの寄せ集め」になっちゃ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

過去のスパイダーマン作品を観たことある人はネタバレ前に観に行ってほしい。
たくさんのifの詰まった夢みたいな作品だった。

こういう作品作るなら今しかない!みたいな絶妙なタイミングでできた作品だと思う
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.3

人の脳の未使用領域にアクセスできると何が起きるか?

突拍子もないストーリーと展開だったけど、かつて人類が月に到達する前に想像で描いた映画のように、未知の領域を想像で創造した意欲的な作品だと思う。
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

お帰り、ネオ。

今作はこれまでの3作を思い出す(思い出させてもらう)行程を踏みながら鑑賞する構成になってるので、過去作の履修は必須。じゃないと楽しさは半減以下になるかと。

映像表現はさすがマトリッ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

他のマーベル作品に負けず劣らずのハイクオリティVFX!
あらゆる場面で描かれる金の装飾ラインは凝ってて素直に「綺麗」と思った。

地球や宇宙を舞台に派手に広がったユニバース作品にどう関わっていくのかが
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