進十九さんの映画レビュー・感想・評価

進十九

進十九

映画(73)
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前の想像とは、まったく違っていた。てっきり、いじめられっ子が怪物を使って復讐する話だと思っていた。だが、それだけではなかった。もっと複雑、というかまとまってない印象。

登場人物とポイントは、大き
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

2.5

敬愛してやまないカーペンター監督だが、ちょっと楽しめなかった。そもそも、コメディなんだ。期待の方向が間違っていた。ごめんなさい。

黒い家(1999年製作の映画)

3.5

噂には聞いていたが、役者の個性が強烈。大竹しのぶも西村雅彦も内野聖陽も小林薫もかなりの熱演。そこは楽しめた。だが、それが際立ちすぎてストーリーの面白さが伝わってない。原作は、第4回日本ホラー小説大賞を>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 イカれた映画(ブツ)だったぜ。流石タランティーノとしか言えない。最高にぶっ飛んでたぜ。

 主人公は、デス・プルーフ(耐死仕様/スタントシーンで使用する)の真っ黒な車で女をぶち●すのが趣味の男、スタ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 文明に対する、そして環境問題や人権問題にテロリズムによる介入へのアンチテーゼをテーマにした社会派作品。
 本当はたぶん、カニバリズムのスプラッター映画。

 登場人物はおしなべて、自己中心的で主義主
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

 嵐に遭遇し孤島に流され、絶望し、生きることを諦めた主人公が自殺する寸前、浜辺で漂流者を発見。漂流者の男は死んでいるように見えたが、なぜか放屁を繰り返す。放屁勢いでふたりは島を脱出。本土へ戻ることがで>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 歴史上、戦争における最も狂った記録のひとつ。狂気のドキュメンタリー。戦争の悲惨さを、戦争を知らないわたしたちに突きつける問題作。

 という映画では、まったくない。ただただ、マッドサイエンティストと
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 おバカエロ映画と思い作業のBGM替わりに流し始めたのだが、思いのほか深い(近所の小川くらい)内容だったので、途中から真剣に観た。後悔はない。

 さて、我々世代には嬉しいプレゼントが、たくさん散りば
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良いビジネス(2017年製作の映画)

3.5

SFショートムービー。ザリガニみたいなとイソメを足したような異星人。いい感じ。予告編のような仕上がりが、長編への期待を膨らませる。こういうの、もっと観たくなる。

キャビン(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 謎の組織が、科学の力を用いて世界中で繰り広げるゲーム。アメリカでも、大学生の若者を標的に定め、様々な罠を仕掛ける。そして、ついに押されたスイッチにより、殺人一家のゾンビが蘇る。襲われる若者たち。だが>>続きを読む

ダウンレンジ(2017年製作の映画)

2.0

ストーリーも理由もない退屈な映画。自己満足がビンビン伝わってきて、虚しさを感じる。

ミスト(2007年製作の映画)

4.0

 人は恐怖の極限に直面すると、神に救いを求める。そして、生贄を捧げようとする。これが本当に恐ろしい。正常な判断力が失われ、声の大きなものが力を得て人がすがりつき、狂った組織が生み出される。『ミスト』の>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

 化学工場のアクシデントが原因で、何らかのウィルス?に感染すると人を襲う化物になってしまう、というパニック映画。ゾンビもの。
 化物に噛みつかれるとあっという間に感染してしまう。感染力が凄まじい。一晩
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

やっぱ、ホラーファンを自称するなら、伝説の作品は観ておかなくちゃ。ってか、観てなかったのかよ!とお叱りを受ける前に鑑賞。
ひとことでいえば、この映画は『伝説』。1974年の作品でありながら、まったく色
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.0

カラー・アウトオブ・スペースをより楽しむため、ニコラス・ケイジのキレっぷりを再確認しようと鑑賞。悪くはないが、いまひとつ消化不良。妻を惨殺した新興宗教に復讐しようと立ち上がるニコラス。オリジナル武器の>>続きを読む

ヘルゲート 地獄の門(2011年製作の映画)

1.0

ひどい。高校生が撮った文化祭で上映する映画のほうがマシ。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

細田守監督の作品はいいな。
絵がね、一流の絵画を眺めてるみたい。
構図も素晴らしい。

印象に残ったのは、真琴が千昭に種を返しに走っていくシーン。
カメラのフレームの中で走りながら、前に後ろに、時には
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闇刻の宴(2015年製作の映画)

4.0

5人の監督が15分の短編で織りなすオムニバスホラー。
気鋭の監督らによる作品らしく、どれも雰囲気のあるジャパホラーでした。
なかでも、やっぱり亀井監督の【幽閉confinement】が醸し出す怖さは他
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.0

とにかく暗い、の一言に尽きます。
舞台は冬のカナダ。
ほとんど太陽が出ない。
常にどんよりとした天気で、雪も降る。
人々は厚手のコートを着ている。
登場人物も、全員暗い。

精神科に入院しているかみさ
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

平山夢明原作、亀井亨監督「無垢の祈り」
ついに、観ることができました。
期待通りの傑作。期待以上の快作いやさ懐作。
自分の心はバラバラにされました。

とにかく自分は平山先生の作品が大好きで、もうずい
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

率直な感想は面白かった。と、思う。
映像はきれいだし音楽も美しい(前前前評判通り)。入れ替わりの設定もありきたりではなく、仕掛けの一部としてあるというのが新鮮だった(この時はそう思ってた)。

でも…
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

素直な感想。なんだかつらかった。
恋愛の物語なのか。
主人公たちの抱えている思い、切なさが理解できなかった。
いや、理解できなかったというより、もうすでに忘れ去っていると言ったほうが近い。
高樹も明里
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

新海誠はリアリティの求道者と感じた。

まずは風景。ビデオの特典で語っていたが、着色にめちゃめちゃこだわってる。
自然の環境光を意識して、あえて肌に葉の反射の緑を入れたり、人物の輪郭の光にこだわったり
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.5

新海誠の作品は、ひょっとしたらとてもシンプルなのかもしれない。
『秒速5センチメートル』とこの作品を観て、そう思った。
作品作りのきっかけも「携帯の電波って宇宙まで届くんかな?」とか、そんなことだった
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

5.0

物語は、あれから1年後の設定。
それぞれの思いを補完するエピソードが、回想録を交えて語られる。

内容はみなさまご存知の通り、超平和バスターズのみんながあの日負った深い傷と哀しみを乗り越えて、また絆を
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.0

さて、GW(2019年)を利用して『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』一気に観ました。実は初めての北野作品です。たぶん。
内容は「ヤク○の生態図鑑」でした。
いや、これは自分の理解力が不足している
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

噂になってから、しばらく見る機会がありませんでした。
でも、評判がすごくて、ニュースアプリやタイムラインにばんばん関連情報が流れてきて。
もう、その記事を読みたくて読みたくて。
でも、ネタバレするのは
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

人は誰でも、過ちを犯す

でも、過ちは、向き合うことで正すことができる

やり直すことができる

だから

まっすぐ前を向こう

happy end でよかった

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

国内外で絶賛され、パルム・ドールまで受賞した「万引き家族」。恥ずかしながらワタクシ、是枝監督のことはほぼ知らず生きてきたわけですが、この映画によって友人を含む様々なメディアからお叱りを受け、少しずつ作>>続きを読む

KUSO(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「狂気と妄想が最悪の配分で融合した映画」
「ヤクでもキメてなきゃ作れない。ヤクでもキメてなきゃ耐えられない」
「ク○、ゲ○、ション○○、ヨ○レ、あらゆる体液をバケツにぶち込みかき混ぜて100杯ぶちまけ
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ごめんなさい。だいぶ暴言吐きます。さらにラストのネタバレします。ご注意ください。

劇場版ダイナー。
公開から1ヶ月半ほど経ってしまいましたが、やっと観ました。
この作品は、蜷川実花の魅力がたっぷり詰
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

大好きな作家の赤松利市先生が絶賛されており、興味が湧き観た。
この手の作品に触れると、いつも感じることがある。それは、何も言えないということ。どんな言葉を紡いでも、自身の吐き出したものがすべて空虚で嘘
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.0

さすがの、超平和バスターズ。オジさんのソウルまで、熱い涙で清めてくれる。そうだよ、言葉にしなければわからない。青春ってやつは、特にそう。だが、言葉にしたって伝わらないこともたくさんある。傷つけて傷つい>>続きを読む

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