ゴダールの政治の季節の作品を初めて見た。これは難解と言うしか無い。掴みどころが無いが、何故か最後まで見れてしまう映像的な魅力があった。
ロランとコリーヌの夫婦は週末にパリ郊外に旅行に出かける。しかし>>続きを読む
アリアスターが三池崇史監督ベストに挙げていて、気になったので見てみた。三池版テオレマとも言えるストーリーを下敷きに、得意のエログロ描写が混ざりながらも家族愛を描く、ユニークな作品。
父親の清(遠藤憲>>続きを読む
今まで見た演劇的なフィックスが多い撮り方ではなく、映画的で馴染みやすかった。
第二次世界大戦の終戦直前から、終戦後のドイツが舞台になっている。戦時下でマリアはヘルマンと結婚するが、翌日には徴兵されて>>続きを読む
隣の席の人が頻繁に声を出して欠伸やため息ついたりして最悪の環境だった。だけど映画は面白く、何とか乗り切れた。
元女優コンスタンスの演劇クラスに通う少女たちがメインで描かれる。その中の四人はパリ郊外で>>続きを読む
コロンバイン高校銃乱射事件をテーマにした映画。この事件をドキュメンタリーで追った「ボウリング・フォー・コロンバイン」を以前見ていて概要は知っていた。
テーマがテーマだけに面白いとは言えないが、心に刺>>続きを読む
塚本晋也監督の初期8ミリ作品。尖りすぎてて好き。
背中に電柱が生えた少年が主人公で、いじめられているところを助けてくれた少女モモコにお礼としてタイムマシンを渡そうとするが、間違って自分が未来に飛んで>>続きを読む
鈴木清順監督作品を初めて見たが、めちゃくちゃな世界観が癖になる。
殺し屋がランク付けされている世界で、主人公花田はナンバー3だった。彼はある日、美沙子という謎の女に出会う。美沙子の依頼で、ある外人を>>続きを読む
初めてジャック・タチ監督作品を見たが面白いし幸せな気持ちになる映画だった。
近代化したパリが舞台で、無機質で均一化された世界になっている。全てがオフィスビルのようで、灰色に染まっている。青空と対比し>>続きを読む
前半はただのカーアクションだが、後半からドタバタコメディ色が強くなり、最後はアメリカンニューシネマのような雰囲気で終わる。色んな魅力のある作品で面白かった。
銀行強盗に失敗した二人組の犯人は、逃走の>>続きを読む
見逃してしまっていたファスビンダー特集にようやく追いついた。
清掃婦をしている未亡人のエミはバーに入る。そのバーでモロッコから出稼ぎにきている20歳以上も年下のアリと出会い、結婚する。しかし、外国人>>続きを読む
数年ぶりの岩井俊二監督作品。ここにしか無い感覚があり、最近は必ず映画館に見にいっている。時間が悪かったのかガラガラだった。
声が出せないが歌は歌える少女キリエが新宿駅前で弾き語りとしていると、飲み会>>続きを読む
リヴェットの転換期の作品。今回の上映はディレクターズカット版で3時間もあった。
かなり好きな作品だったが、隣の席の人が気持ち悪く、映画体験としては最悪だったので、もう一回別の機会があるといいなあ😢>>続きを読む
ルノワールの映画にやっと手を出せた。思ったより楽しめた。
フランスの貴族ロベールの妻クリスチーヌを中心に、貴族社会と複雑な恋模様が描かれる。
ロベールの主催するパーティーに、クリスチーヌに恋をする>>続きを読む
ジャン・シャポーの映画を初めて見た。
主演はロミー・シュナイダーで、こちらも恥ずかしながら初めて見た。今更ながら前にやっていたロミー・シュナイダー没後40年の映画祭を見ておけば良かったなと後悔した。>>続きを読む
久しぶりのアテネフランセだった。前売り発売の一時間前に着いたが、階段まで列が並んでいるほどの盛況ぶりに驚く。
ほぼ満席の中、あと数分で上映という中、前にでかい人が座ってしまうアクシデントが発生!画面>>続きを読む
ゴダールからのアンナカリーナ繋がりで、同じくヌーヴェルヴァーグの重要監督の作品なので見てみた。
ディドロの小説を原作にしているようで、1757年のパリが舞台。とある貴族の末娘のシュザンヌは、家庭の金>>続きを読む
これは普通に面白かった!
ストリッパーとして働くアンジェラと、彼氏のエミールを描いたミュージカルコメディ。
音が突然切れたり、セリフがなくなったり、劇伴が止まったりとただのミュージカルではない。途>>続きを読む
フランス映画の本を読んでいて、そういえば見ていなかったと思い出して見てみた。
砲弾のような宇宙船で月に行って帰ってくるというシンプルな映画。120年くらい前の映像なので、宇宙や月などはどんなイメージ>>続きを読む
ゴダールの苦手意識を無くすために見てみた。
1960年当時、フランスより兵役を逃れてスイスに逃亡したブリュノはスパイとして活動していた。アルジェリア解放戦線の要人暗殺を命じられるが、断ってしまう。そ>>続きを読む
ポスターに一目惚れして見に行った。
バブル崩壊前の新宿が舞台。AV制作会社の社長兼監督をしている加山は、このまま仕事を続けていいのか悩んでいた。今は結婚して娘もいるが、昔撮った8mmフィルムを見つけ>>続きを読む
一作目だけ昔に見た状態で最新作をみた。
ニューヨークのコンチネンタルホテルが爆破された。組織の新しいリーダーになったグラモン伯爵の仕業だった。グラモンはジョンウィックを暗殺しようとしていた。
ジョ>>続きを読む
1975年にカンヌでパルムドールを獲った唯一のアルジェリア映画とのこと。
第二次世界大戦前のフランスに占領されていたアルジェリアが舞台になっている。ある田舎の村では、雨が降らずに村同士の諍いが起きて>>続きを読む
あっという間にウェスアンダーソン短編は最後の作品になってしまった。この原作はヒッチコックも映像化しているようで、見てみたい。
ある夜、兵隊のティンバーは宿舎に帰った。すると、同僚のハリーが脂汗をかき>>続きを読む
ウェスアンダーソン週間三日目。セリフの連続で疲れてきた。短編なので見やすいのは嬉しい。
あるガソリンスタンドにネズミ取りの男がやってくる。ネズミ捕りのプロを自称するが、とうとう捕まえることができなか>>続きを読む
ウェスアンダーソン週間二日目。相変わらず喋りっぱなしだが、17分だったのでちょうど良かった。
ある男が、子供の頃の出来事を語る。少年の名前はピーターで、いじめられていた。ある日、猟銃を手にしたいじめ>>続きを読む
うわ〜!これは面白い!オープニングから、エンディングのエンドロールが終わるまで完璧に作り込まれている。
荒れている70年代ニューヨークが舞台。ある夜、ブロンクスの公園にニューヨーク中のギャングチーム>>続きを読む
数日間連続でウェス・アンダーソンの新作が見れるという幸せな期間が始まった。
1日目は、ヘンリー・シュガーという裕福な男の奇妙な体験についての話だった。今作も過去作と同様に枠が多重に設けられている。>>続きを読む
6月に亡くなった中島貞夫監督の作品を見たことがなかったので、前から気になっていた本作を視聴。
映画が始まってすぐ、桜田門外の変を皮切りに、大久保利通、大隈重信の暗殺が立て続けに描かれる。それぞれ5分>>続きを読む
フレンチホラーの中でも有名な作品の一つ。個人的に「マーターズ」が良すぎて、他の作品を見るのを止めていた。
妊娠中の交通事故で夫を亡くしたサラは、クリスマスの日に出産を控えていた。自宅で休んでいると、>>続きを読む
有吉を訴えるシリーズも面白いけど、その前身にあたる今作も最高だった。上島竜兵さんを失った世界は暗い。
とある村を一人で担当する小杉という警察官を追ったテレビ番組に感銘を受けた上島竜兵は、小杉さんが好>>続きを読む
カルト映画として有名で、「ミッドサマー」公開時にも話題になっていたが、なんとなくスルーしていた。
ある警察官がスコットランドの島に、行方不明の少女を捜索しにやってくる。その島はキリスト教ではなく土着>>続きを読む
設定が尖りすぎていて気になったので見てみた。
ある病院の院長はドリームリングという装置を発明する。女性器に入れる事で夢を録画でき、フロイトやユングの夢分析の精度が上がるという代物だ。しかし、院長は不>>続きを読む
「最強殺し屋伝説国岡」のスピンオフ作品。国岡が新人殺し屋の少女6人の合宿研修の講師をする。
この6人がまた一癖のあるキャラクターで、それぞれ個性が立っている。全員がミスマガジンの受賞者ということもあ>>続きを読む