shinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

1969年、中国の文化大革命の時代。
そんなに大昔ではないのに 映画を見ると言う事が実に大変な事だったのだと知った。娯楽のない時代 みんな1遍の映画を見るために集まって大騒ぎをし
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あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

何の情報も入れずに見始めて、登場人物のセリフだけで 少しずつその人の人生、今どのような状況なのかが薄紙を剥がすように分かってくるのが 新鮮で面白かった。

セリフとその繊細な表情
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五月のミル(1989年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

1968年5月に起きた五月革命を背景にあるブルジョアの家庭に集まった人々の数日間のドタバタを描いている。

ルイ・マルは「死刑台のエレベーター」が好きでDVDを買ったくらい。 同
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連鎖(2018年製作の映画)

3.0

キム・デミョンは「ミセン」のキム代理の飄々とした優しさが好きだが、このような役も上手なんだなぁ。

でもラストはこんな終わり方しかないのか、実に中途半端ではないのかと…。
女の子ははっきりと違うとも言
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.0

ファン・ジョンミンは仕事を選ばないんだなぁと思う。 こんなにまで残酷な…、と
途中で見るのを止めようかと思ったくらい。

ファン・ジョンミンの演技力で監禁されていた所から抜け出したとあるが 単なる犯人
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ふたつの祖国、ひとつの愛 イ・ジュンソプの妻(2014年製作の映画)

3.5

苦労以外の何物でもないのに 苦労だとは思わなかったという方子さんの気丈さと優しさに感動する。

ハント(2022年製作の映画)

3.5

最初から最後までの銃撃戦。
イ・ジョンジェの初監督作品だとか、まるでアクション映画大作の名演出家のようだった。
スパイ作品となれば あの映画この映画と色んな映画が浮かんでくるので さほど目新しい感じは
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主戦場(2018年製作の映画)

3.3

見終わった後の感想はまず難しいな〜と思った。 そして恐ろしいな〜と。

韓国エンタメ好きとしては 日韓関係の歴史もちゃんと理解しておかないとと思ったけど、人間の愚かさと傲慢さを感じただけだった。

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リミット(2022年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

WOWOWじゃなかったら見なかった。
臓器売買とか殺人とか 韓国映画では見慣れているはずなのに これは私的にはハズレ。

いくら何でも雑過ぎる。
出演俳優は結構良い俳優が出ている
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ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~(2023年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

ビートルズのドキュメンタリーは何本か見てきたが 実際に日本に招聘する裏側の話が聞けたのは初めて。
こんなに大変だったとは。

サラブレッド(2017年製作の映画)

3.0

お人形のような顔立ち、スタイルのリリーもサイコっぽいアマンダも何を考えているのか…。
義父がイヤな男である事は分かるが エピソードがない。
情けないティムも青白い顔をして頼りない。

登場人物、全員不
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私が棄てた女(1969年製作の映画)

3.5

当時の日本の情勢、背景、風俗、生活色々と読み取れる。
時代は違っても形を少し違えて よくあるストーリーだ。

当時の日本の社会の男女の差を見せつけられる作品だ。
ミツという女性に同情をしてしまって、
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精神0(2020年製作の映画)

3.3

先生が話をすると言うよりも患者さんの話を聞いてあげる。先生の意見を聞かれた時は淡々とした口調で ただただできる事だけをアドバイスするだけ。
患者さん側は先生との相性が重要だから
先生が辞めるという事は
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

以前、見たのは何年前か。
ラストシーンも覚えていなかったのは 多分この映画が理解できていなかったからだろう。

それなりの秩序で同じような静かな毎日が過ぎていたはずなのに マックが来てから 皆人間らし
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ジェラール・フィリップ 最後の冬(2022年製作の映画)

3.3

ジェラール・フィリップは「モンパルナスの灯」を見てからの大ファン。
生まれも育ちも良いので持って生まれた品がある。
いかにもフランス人だ。
役柄が固定しないようにとの助言があって色々な役を演じていたよ
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情婦(1957年製作の映画)

3.5

古い映画が好き。法廷映画が好きでどんでん返しが大好きならばこの映画を置いて他にない。
マレーネ・ディートリヒの存在感とタイロン・パワーの力演に堪能した。
古い映画は大雑把な所があるけど この映画は実に
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花咲ける騎士道(1952年製作の映画)

3.3

一際美しいジェラール・フィリップを見ているだけで満足。
ルイ15世、ポンパドゥール夫人とか実在の人物の名前も登場。
本当にその時代 ファンファンがいたのかもしれない。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.3

新作を見た後 復習のつもりで全部見た。
改めてトム・クルーズすごい。
映画のアクションのクオリティが1作1作高くなり 激しくなっているのにちっとも変わらない。

テーマ曲にも心踊る。

ヘルモニ 地獄からのおばあさん(2015年製作の映画)

3.3

世界各国の悪口ってどうしてその言葉が悪口になるんだろうって思う。
韓国は‘犬の子’がピーが入る言葉。
悪口は聞いていると確かに乱暴だし品はないけど 言葉にリズムが出てすごく言葉が生きてるな〜と感じて 
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

最新作を見たので M:Iシリーズをおさらいしてみる。
以前確かに見ているはずなのに 今更ながら この第1作目があってこそこのシリーズだと確信した。

相変わらずの大雑把なストーリーなのだけど 食い入る
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

敵を欺くためには何でもありで 最先端の技術を駆使するのだけど 追い求める物が謎の鍵というのがレトロっぽくて好き。

3時間弱の長い映画の中の要所要所に目を瞠るアクションがあって退屈しない。
よくストー
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ハーモニー 心をつなぐ歌(2010年製作の映画)

3.0

刑務所内で出産した場合 18ヶ月しか一緒にいられないと言う規則があると言う。

房の皆のアイドルになっていた息子を里子に出さなければいけない主人公に涙。

個性豊かな囚人達にコーラスがあって良かった。
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.3

田舎の生活の良い所だけを抽出した感じ。
でもそう思って見ると それがすごく良いのだ。

全て自分の手で作った物をおいしく食べる、料理が苦手な私が尊敬する所。
丁寧な暮らし、丁寧な料理には憧れる。

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

タイトルに惹かれて期待して見たのだけど 
何となく演出に違和感を感じてイマイチだった。

少し大人になった主人公はとても湿地の娘に見えなくて違和感。 良家の子女みたいだった。
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フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

ストーリーは以前に何か見たような感じがして目新しさはないが、ショーン・ペンの親子共演には感動した。

若いのにもう独特な存在感のあるディラン・ペンはこれからも期待。

それにして
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イントロダクション(2020年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

ごくごく普通の会話。ごく普通の日常、ごく普通の人のちょっと訳ありな日常。

1、2、3編の短いオムニバス。
その全3編に登場する若い男性がすごく長い時間待たされたり、恋人がいるド
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羅生門(1950年製作の映画)

3.5

だいぶ以前に見た時はよく分からなかったが ちょっと知識が増えてからは納得して見る事ができた。

後になって 演出法に羅生門手法と言われるようになった作品。
登場人物 それぞれの目を通して語られるため 
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お早よう(1959年製作の映画)

3.5

何と言うのどかさだろう。
テレビがまだ一般家庭に普及していなかった頃のお話。

テレビは一億総白痴化だなんて言ってた時代の事、ゲームやスマホは夢のまた夢の時代。

テレビを見ているとバカになると叱られ
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悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

3.3

結果はめでたしめでたしなのだし 迫真の演技を見せられているから ストーリーを忘れがちなんだけど これはどいつもこいつも自分勝手な人ばかり。

長い間 振り回されている刑事が気の毒なだけ。

声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.3

振り込み詐欺は全世界的にあるのだろうか? その現場を取材して撮影したとの事だから 多かれ少なかれ日本の組織も似たような物なのだろう。

アクションシーンが多いので原因は何だったのか忘れがちだけど 人の
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