このレビューはネタバレを含みます
途中まで好きだった、メタな終わり方が良くも悪くも今っぽい作品で確かに「映画らしく」終わらせた時どういうラストにしたかの方が気になるかな…。
■良かったところ
・姉も恋人も女性の作家も、モンクに嫌味を>>続きを読む
これは本当に好みなんだけど菅野美穂さんの声質と喋り方って役をめちゃくちゃ選ぶなあ…と思いました。
今やってる「ゆりあ先生の赤い糸」というドラマも菅野美穂さんが主演をやってるんですが漫画原作に比べてだい>>続きを読む
「瑞々しい」と形容するには余りに澱みのある(しかし軽快な)輝いてない青春劇で良かった。キャラが分かりやすく描かれていてそれぞれがティーンエイジャーの良さ悪さ、傲慢さがあったなあ。
エリーが安易にポール>>続きを読む
すごい面白かった〜途中で弟の胸糞展開かと思ったから本当良かった…(いやでも報告しろよ)。画面をパソコン画面として見せるの面白かったし、いろんな伏線をよくもあんな綺麗にまとめたなと。
インターネットがあ>>続きを読む
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超いいね!一昔前のラブコメラブロマ映画の不自然さをネタにしたコメディ。
かと思えば「あなたを愛してる」の〆じゃなくて「私を愛してる」「彼がいなくても大丈夫」になってる所がすっごく今っぽい。
映画に限ら>>続きを読む
マーサとセスが優しすぎる。ステファニーの中身が17だから許してるとかじゃなくて二人が同い年だったとしても絶交されるような振る舞いをステファニーはしてると思うけど…笑 という所と、結局ブレインはクズのま>>続きを読む
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SFサスペンスを期待して観はじめたのに「超常現象より本当に怖いのは人間の男でした〜!!(ドーン!!)」みたいなオチでズッコケた。
自死を選んだリアムは記憶喪失前の自分が悍ましくて、これ以上自分のせいで>>続きを読む
皮肉とミラーリングの効いた面白い映画でした。
私が嫌いなのは男じゃなくて、男を"男"たらしめる、有害な男性性を醸造・放置する社会が嫌いなんだなとちゃんと気付けた。作中で男女の立場が逆転したらしっかり>>続きを読む
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途中で「これ2010年が舞台なのかよ!」と衝撃。
行動を制限し我慢を強いるのも信仰なら背中を押すのも信仰なんだな…それが女たちを縛っていて、そこまでして信じないといけないのか?と疑問が出る。
女たちの>>続きを読む
「怖い」より「嫌な感じ」がず〜っっと漂っててこれだけ「嫌」を持続させられるのって本当にすごいですね…という…。
基本POV視点で進めてるのにそうじゃない無理がある角度からの撮影が混じるとフィクション感>>続きを読む
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良い(良くはないが)話ではあった、けど、良い「映画」ではなかったと思う。
撮りたいシーンありきでそこに向かって作られたストーリーや展開って感じがした。
ネグレクトされていた子供と、トランスジェンダーの>>続きを読む
原作をいい具合にかいつまんでたので未読の人もそんなに置いてきぼりにならないかな?アンコールのあれは…受け取る人により良くも悪くも…まあ「映画用」って感じ。原作でもあるインタビュー動画が挟まれる下りは後>>続きを読む
1の時感じたカタルシスは今作はやや少なかったものの、相変わらずのステゴロシーンをたっっっぷりと見られてとても満足。
コメディパートにも磨きがかかっていて(かかりすぎてナチュラルすぎて聞き取れないセリフ>>続きを読む
悪夢のような映画。おそらく神話からの引用や暗喩が多すぎてそれを無視して観ると本当にただの悪趣味な映画なんですが…。
灯台を男性器・灯を女性器のメタファーと捉えるのは安易すぎですか?割と直球に感じたけど>>続きを読む
2015年にフランスの「エール!」を観た。それのリメイクがコーダとのことで知ってる話の流れですが観てみました。
舞台設定は酪農から漁業へ変わってたりしたけど大筋はエールと同じ、ラストへの流れも同じ(だ>>続きを読む
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男性は重要な役としてほぼ出てこずめちゃくちゃモブなんだけど、権力としての存在がとても強く発揮しててムカついた。男側が肖像画を見て選ぶのが当然であったり、冒頭マリアンヌを島に運ぶ船渡しのぶっきらぼうさや>>続きを読む
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渡辺さんの「俺はまだ本気出してないだけ」ムーブと、映画館を巡る度にちょっとずつ話を盛る感じ(上映が決定したかのように言うとか)が切ないけどチャーミングに見えてきた。やはり人は少し弱みを見せた方が良いの>>続きを読む
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年齢性別立場は違っても人はそれぞれの形とそれぞれの大きさの孤独を必ず抱えてると思って、それが生活に支障のない人もいるけどこの「ティーフレンド」に関わる人は顧客も運営側も全員がその「孤独」が大きめな人た>>続きを読む
昔に観たのを思い出してレビュー(でもあんまり覚えてない…)
名古屋が誇るミニシアター、坪井さん主催の映画トークショーにも友人と連れ立って行ったりしてたから最早偏執的とも言える映画愛は断片的に知っていた>>続きを読む
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最後のハイタッチをずっとアニメで観たかったファンの亡霊を浄化する映画だった、にしてはあそこに向かって盛り上がっていく筈がそこまではリョーチンと三井の話がメインなので桜木と流川の流れが無く唐突にクライマ>>続きを読む
面白かった!この手の映画には珍しく?(というかモヤっとで解決されないまま終わる映画を最近立て続けに観てたので…)ちゃんと原因や解決があって良かった。どうしても駆け足な感じはあったけど。
歳を取っても>>続きを読む
田舎者で、未亡人(子なしだし更に田舎で立場悪いんだろうな…泣)で、貧困で、女性でのラトナと、
都会人で、金持ちで、男性で、ハンサムなアシュヴィン(旦那様)。
アシュヴィンはその育ちの良さがゆえに心か>>続きを読む
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とにかく陰鬱な映画、BGMもセリフも少なくモノローグは皆無なため余白を読む気力が必要。
広大なアイスランドの大地はけぶっていて美しく自然への畏怖が恐怖へ拍車をかけている。
例によってキリスト教の素養が>>続きを読む
無理のないメタ構造が良いリメイク!日本版と違い製作費が潤沢だったり有名な俳優を起用したりは夢無いな〜(いやむしろあるのか?)と思ったし、日本版より更に間の抜けた冒頭映画シーンはこれ大丈夫か?の放送事故>>続きを読む
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これは「女性を恐怖のどん底に陥れてやりたいぜ、僕ちゃんを受け入れないなんて許せない!無償でケアしろ!怖がらせるのは愛をくれないお前が悪い!」という最悪のミソジニーを映像化したものか、「男ってマジキショ>>続きを読む
クラウスがジルに徐々に心を開いて信頼していくけど特権を持ってる側からのそれはめちゃくちゃ傲慢。
結局ジルはクラウスが嘘がバレてどうなろうと関係ないというのがあっただろうし、いくら自分が特別扱いされてて>>続きを読む
すごすぎて全く感想がまとまらない、最高の映画体験って感じでこれを映画館の大きいスクリーンで観れたのが幸せ。
真っ直ぐな気持ちの「面白い」と、トンデモな部分にギャグとして笑っちゃうような「面白い」(が、>>続きを読む
ラストの大バトルシーンは涙が滲むような爽快さがあったなーリアリティのあるなしじゃなくて多少強引でも絵力があるっていうのはすごく大切なことだなと。特に漫画のようにワンシーンを静止画で見せられる訳ではない>>続きを読む
登場人物全員キモくてよかったですね!漫画で見てたらもっと好きだったかも、いかにもな漫画っぽい喋り方を実写でやると若干のわざとらしさがあるのでどうしてもそこで少し乗りきれず。展開も割と強引なのにツッコミ>>続きを読む
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すごくよかったなあ〜出てる子が皆リアルスケーターだからファッションもそこかしこについた傷跡も作られたものじゃなくてめちゃくちゃかっこよかった。転んだ時の事を恐れない生足やノースリーブ、グッとくる。>>続きを読む
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石造りの街並み、乾いた風、緩やかな時間経過、うるうるときらめく緑、とにかく画面が美しい映画。
10代の頃歳上に感じる憧憬は誰にでもあるものかもしれないけど「どこまで知ってるかわからないけど理解のあり過>>続きを読む
観終わってすぐに「須嵜亮」を辞書登録しました。
残り0.5点は他シリーズを全て観た後完璧になる為の余白です。
映画の筋に人種差別とか構造についての比喩がされてるのかな〜くらいにしか感じられず「わけわかんねー映画!」の印象が強かった。
ああいう未確認物体が出てくるのは夜と相場が決まっているが普通に昼間にも出現し>>続きを読む
よくぞこんなに嫌〜な感じを寄せ集めることが出来たな!思いついてもやりたくない、その「嫌さ」がグザヴィエ・ドランのようでもあり新井英樹のようでもある。
この引き出しがあってポップに味付けされたのが「ベイ>>続きを読む
ホモソーシャル、ボーイズクラブの嫌な所がしっかり描かれてて観ててしんどかった。
悪い事をどれだけできるかのチキンレースって10代〜20代前半までの共通認識としてあるのなんなんでしょうね。男に多いけど女>>続きを読む