塩さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

塩

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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.8

ずっと絵本を読んでいるような、可愛い画と音と音楽と色彩。とってもキュートな映画でなんだか癒された。
続きもあったなんて。気になるけど、今すぐ観たい!みたいな感じにはならず。
でも今度観よう。

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.5

ヲタク蔑視がすごくないか。と真っ先に感じてしまった。確かにあんなもんなレベルな人もいなくもないけど原作はもうちょっと日常を切り取った感じがあった気がしたんだけどなぁ。
あとミュージカル映画にしたってい
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CUBE(1997年製作の映画)

3.0

言わんとしてる事は何となく伝わるし分かりやすいとも思うが、暗喩的に表現しすぎていて要するに?になった。
この題材でオチも予想外な事は何も起こらないという。

マイ・ガール(1991年製作の映画)

4.3

大人になっても「死」なんてものには慣れないしいつまで経っても怖い。
それを多感な子どもの頃にはもはや飽和状態の様々な経験。身近に溢れた死と、生理という生のはじまり。
色んな複雑な想いを抱える中で一番辛
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.3

正しいと思っている時と、過ちだったと気づいた時の人の表情はここまで変わるかと。正しいとは、とずっと考えながら観ていた。お父さんはずっと正論を言っているけれど、正論が必ずしも正解とは限らない。ただ、母親>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.9

初見ではハテナがいっぱいだった。
今観てもそういう部分がないとは良いきれないけれど、やっぱり面白い。

破から観るとやっぱりシンジくんがあまりに可哀想。乗りたくもないエヴァに乗ってどうにか助けたかった
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.8

破局ものと分かっていて尚、この清々しさで幕を閉じる作品は素敵。
正直かなり期待して先にノベライズを読んだ結果、こんなもんかと思った。切なさもあまりなく涙なんか一滴も出なかったのに。
映像として表現され
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海街diary(2015年製作の映画)

4.5

人のことは知ろうとしないと本当に知れないんだな、と思う。
幸達の父親は、あまり情報が開示されない中唯一ある情報ではろくでもないように感じる。けれど、その存在に確実に救われている人もいる訳で。
同じ現象
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.8

切なくて、優しい世界。
これを作った人は心底優しい人なんだと思った。
胸が踊るほど大事な夢を、恥ずかしいと隠したくなる瞬間や、迷惑をかけまいとキャパオーバーなのに頑張って空回りしたりだとか。もうどうし
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.8

なんだぁ結局美男美女かぁとか最初思ったけど、なんだかんだでみんな良い奴だから認め合って許し合って取り合えた手なのだと思うと切なくも美しい。
初見だったので観れて良かったと思えた作品。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

ワンカット風で舞台上なのか何なのか分かりにくい演出は面白いと思った。
最初は軽快でかっこいいと感じてたドラムの音は後半になるとなんかのスイッチみたいに聞こえてきてなんか不穏に感じた。
もっと人生再生も
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ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

3.8

開始8分で掴まれた。こういう雰囲気で始まるのはヤバい、と思いつつも気になってどんどん観てしまう。
子ども目線が多いので共感するのは子ども。だけどやりすぎ。
てっきりグレイスが初っ端からサイコパスな存在
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.7

切ない、悲しい。
愛してるって言っておくね。
一生忘れられない。
痛ましい事件が起きないように、大切な誰かが奪われないように、そう願わずにはいられない短いながらに優しさと訴えが伝わる作品でした。

追想(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最初は退屈だったけど進めていくうちに惹き込まれた。特に子どもが現れてからは。
経験がなく未知の世界、ましてや避けるべきものとして刷り込まれた頭ではどうしたって潔癖になる上にフローレンスには語りたくもな
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.8

普通に面白く楽しめた。
目を見張るほどのアクションではないがそこはディズニー、とても美しい。
個人的にはこれもやはりアニメ版の方が好きだけれど。敵役としての魔女の登場など、アニメ版よりもフェミニズムを
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6年愛(2015年製作の映画)

3.6

終わり方が、うわぁって感じで思わず声出た。でもこういうの結構好き。
自分本位ですぐに感情が溢れるメルは子どもじみているけど分からなくもないし、優しいダンは結局流されやすくって傷つける事をしてもその先が
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.9

主役3人がとても良い人たちで、ちゃんと人を愛していて優しい作品。
優しいぶつかり合いと、優しい遠慮と、ちょっとしたすれ違い。でも支えてくれるもう1人がいるからなんだかずっと優しい。
ガブリエルめちゃく
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

夢に生きる!なんて希望的なものを、そんな事より大事なことがあるよと伝える作品を観たのははこれが初めてかも。
夢を持て、といつの世も言うけれど夢のないわたしにはどこか他人事に聞こえていた。でも日常の幸せ
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.3

わたし達は人間であって動物ではないはず。でも何故ならそれは倫理と道徳と知識と知恵を学んできたからであって。人間になった人には責任が伴うけれど、小さな世界で人間になれなかった人には責任はないのだろうか。>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.1

自分が抱える正義感とは、さぞ独りよがりだなと。周りが見えずに正しい事をしているという思い込みは、人を殺したいと考えるよりも恐ろしいものなのかもしれない。
時代のせいにしてはいけないけど、環境で考え方な
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

母も子も、一人の人間。それぞれ見えてる世界があって、それぞれの世界でそれぞれの顔をして笑っている。でもちゃんと繋がっていて、その為には会話が本当に必要不可欠なのかもしれない。
刺激が強いかもしれないけ
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.1

うわぁ、そこ根性論でどうにかすんのかい。っていう心のツッコミを抱いてしまった、大人になった自分がちょっとイヤだった笑
あとやっぱりドラえもん大事な所でポンコツなんだよなぁとか笑
他でも見るように、昭和
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さくら(2020年製作の映画)

3.7

ミキがやばすぎる。原作は未読、主演3人の役者さんが好きなので観てみようって感じで鑑賞。こんな風に映画観たの久しぶりなんだけど何せミキがやばすぎる。
正直言うとあの結果を招いている以上これは胸糞以外の何
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何者(2016年製作の映画)

3.9

公開時に観ようと思ってついに鑑賞。
なかなか良いタイミングだったかも。途中まで佐藤健の役に自分は近い気がしていたけど、他のキャラにそれぞれ影を見つける瞬間もあって。ただ二階堂ふみのキャラだけはちょっと
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.0

途中で話がガラッと変わる感じに物凄くワクワクしたのに、そっから尻すぼみ的につまらなかったのが何だかなぁ。
菅田くんって振り幅広いよなぁと思ってたら本当に振り幅広すぎてびっくり。1つの作品でここまで違う
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.7

これまた不朽の名作初鑑賞。思ったよりコメディタッチでびっくり。そして案外惨いというか、あっさり死ぬのでびっくり。笑
死して尚守りたいってすごいよなぁ。と思いつつ、やっぱり言葉にできる内にしておかないと
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