ようすこさんの映画レビュー・感想・評価

ようすこ

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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

アシタカは僕の中で正しさの象徴。弱い自分には時として眩し過ぎて苦しくなるほど。

「曇りなきまなこで見定め、決める」
「分からない。だがともに生きることはできる」

誰が言ったからではなく、自分の目で
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

5.0

1をビデオが擦り切れるほどみて、ウッディの人形を買ってもらい、社会人になるまでずーっとそばに置いていた自分が言えることはただ一つ。

ウッディありがとう。
これからはアンディやボニー、そして僕なんかの
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

自分の中には弱い自分がいて、いつも自分を楽な方に連れて行こうとする。
だから身勝手なチャーリーを身勝手と思いつつ、救われてほしいと思ってしまうんだな。と思った。

春に散る(2023年製作の映画)

2.0

微妙だった。
みんながみんなの意見を取り入れて、頑張って作ったが結局まとまりのない微妙なものが出来上がった。みんな表面上は良かったね、頑張ったねと言いながら心では納得できてないんだろうな。という映画。
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アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

4.0

生きるために命を犠牲にして、一つでは足りなくて積み重ねて積み重ねて、それでも足りなくて積んで積んで積んで、積み上げて積み上げて積み上げて、やっとというところで、あと少し足りなくて、もう一つだけ積み上げ>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

破滅の未来へ向かって落ちていく、引き返せない物悲しさがあるのに、なぜか振り返ると美しく綺麗な風景だけが残る映画。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

駿のマザーコンプレックス。
そして、エゴイスティックが詰まったシックスセンスな映画だった。

君たちはどう生きるか。

誰かに示されるな。自分で選びなさい。
そういうことですか、駿じいさん。

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.0

最高。
青春ってキラキラ輝いていて、楽しくて、甘酸っぱくて。
でもそれと同時に、とっても恥ずかしくて、カッコ悪くて、キモくて、汗臭くて、酸っぱくて、苦くて、サムくて、暑くて、むさ苦しくて、キショくて、
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

夜寝る前に真っ暗な中で見てしまった。鑑賞後、1時を回っていたが、眠れなかった。。

斬、(2018年製作の映画)

1.0

恥を恐れずに書くと、自分は腰抜け野郎である。
中学の時、バスケ部だった。練習が好きで、いろんなシュートとかドリブルとか一生懸命練習に励んだ。しかし、いざ試合になると急に出場するのが怖くなり、ベンチで監
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

売春を提供する人を排除することが解決ではないし、殺人鬼ひとりの命で幕引きできるものでもない。結局誰かの都合の良いように世の中なっていて、神様だってその都合の良い道具だと思う。
子どもたちに偏った思想が
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

金、酒、女、暴力。
全てが揃ってる場所には不安や不信感や嘘を感じてしまう。
ギャツビーも、薄汚れた成功者だと、欲しいものは何をやっても手に入れるようなやつだと、すべてはペテンなんだと感じずにはいられな
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

特に家族の愛は感じなかった。

大人の都合のいいように子どもを押さえ付ける、閉じ込めるようなことは絶対にしたくない、するべきではない、と思った。

子どもの未来のために、親が、大人が何をすべきかという
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.0

どうしょうもない怒りとか悲しみとか、どっかにぶつけて、ぶっ壊して、めちゃくちゃにして、どっかに消したと思っても、本当はどこにも消えてない。
消えたという実感はマボロシで、実は誰かが全部代わりに引き受け
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

ビートルズの曲が素晴らしいのは当然だけど、いつ、誰が歌っても曲の素晴らしさに気づく、この映画の皆の感性がすごいと思った。

たぶん、自分がビートルズを知らなくて、ビートルズじゃない誰ががビートルズ演奏
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

親や先生以外の大人との出会いって、重要だなぁと思った。

小学5年生の時、初めて父親抜きで、一人で床屋に散髪に行ったことを、何故か思い出した。

床屋の主人は谷村新司似のダンディなおっさんだった。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

金持ちが良い人として描かれてるねぇ。
と奥さんに話したら、
金がありゃあ誰だって心が豊かで優しくなれるさ、糞が。
と言われた。
金持ちにならなきゃ。
そう思った。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

この映画に出てきたみんなの気持ちが、全部分かる。

すべてを手にしているようで、実際にはなんにも持ってない。
なんにも持ってないようで、しっかり大切な何かを持っている。

結局はみんなどこかに満たされ
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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

これもまた、新海誠監督の願望、理想を具現化した話なんだろうなと思った。

誰にでも「この人じゃなきゃ」という人が必ずどこかに存在する。
その人とは深い何かできっと繋がっていて、必ず巡り会う。
名前も顔
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天気の子(2019年製作の映画)

2.0

新海誠監督は、好きな子のために世界を敵に回す、ということへの強い憧れを持ってるんだなと思った。オレも同じだからすぐわかったゼ。

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

最後のシーンで、ジーンとじんわり涙が出た。
悲しい訳でもなく、感動している訳でもない。
14歳のウニの気持ちを理解しつつ、何も解決してあげられない大人の一人として、「ごめんね」という気持ちが込み上げて
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.0

クリスティーナアギレラは、股上の浅いズボンを履いてコブシを効かせて歌う顔のくどい人だとばかり思ってた。
アギレラさん。ごめんなさい。あなたを勘違いしてました。
あなたは美しく、しなやかで、パワフルでソ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

毎回任務で心を乱すベイビーにハラハラ。次々に大事なものを奪われていく辛さ。好きな子とただ国道をドライブするという、それだけの幸福。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

ダメ営業が何故ダメな道を選んで、ダメでい続けるのか、ダメでいることの肯定的な内容かと思ったら、ダメ営業は全然ダメじゃなかったので期待とは違った。
もっとダメなことを肯定されて、救われたいという勝手な期
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

ヘンテコな映画だった。
しかしその一言で片付けてしまうと何かを間違っているような気がする。でも考えるほどヘンテコとしか言いようがない。
人間の世界ではダイヤモンドが違う惑星ではウンコなのかも、とか人間
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ダンスバトル(2018年製作の映画)

1.0

主人公が初めてダンスバトルに出て、悔しくてたまらず死ぬほど踊りまくって、道ばたやら家やら、スペースさえあれば踊りまくって、心身ともに最強のダンサーになる。というような展開を求めてたのに違った。どちらか>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら告白する。小学2年生の時、いじめっ子に意地悪をされ、家に帰り一人で泣いたことがある。その時、情けない話だが「お母さぁぁん、グスッ、グスッ」と叫びながら泣いた。泣きながらお母さんを呼ぶなん>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

踊る理由を聞かれるまで考えもしなかったビリーがいい。踊りたいから踊るんだもの。誰かに強要されたわけでもないし、憧れたわけでもない。
自由になれる。鳥のように飛べる。何もかも忘れられる。そんな使い古され
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ストーカー(2002年製作の映画)

1.0

ストーカーというタイトルと中身に違和感があるが、サイの思いと、サイの行動の一側面だけを切り取って判断する世間の目との違和感を考えると、確かにこのタイトルでもいいような気もする。

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

あんなにドタバタ侵入したのに、いざクラリスをさらう時のカッコつけまくってるルパンがカッコいい。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

単に誰かを好きになるという話じゃなくて、最初からあったこの気持ちの正体は、実は好きというものだったのだと気付くっていう話になっているのがいいなと思った。

帝一の國(2017年製作の映画)

3.0

大鷹弾に憧れるのは簡単なんだけど、帝一みたいに生きていくのは大変なんだろうなぁ。と思った。

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