ここまでの3作で
リプリーが絶対に辿り着かせまいとしてた状況に
結局到達してしまったやるせなさ、
そしてそれが実際何をもたらすのかという描写が、
ありきたりですが強く印象に残ります。
リプリーがずっと>>続きを読む
映画を観る、という事をなめてると
たまにえらい目に遭うと思わせてくれた一本。
映画が始まるずっと前から
キャラ達の人生は別々の時点で始まっていて、
その邂逅が映画の醍醐味の1つだと思ってましたが
ま>>続きを読む
ダークナイトシリーズでも
要素の一つとして登場していたもの、
我々がのんきに”闇”だなどとのたまうものが、
「そうやって目を背けて、見捨ててきたよな?
スカした嘘つきどもが」
と言わんばかりにフォーカ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白かった!
途中で誰が何を欺いてるのか
入り乱れてよくわからなくなりうおおおってなったけど、
カタをつける、
という意味で綺麗に収まって良かった。
あと、ラスト間際でコリンがマドリンにシカトされ>>続きを読む
いただけない。
あれだけ厳しかった鬼教官が
ラストのあのつまらない演奏で心揺さぶられるのは不可解。
自分はジャズに詳しくもないし
決してイキってそう思うわけじゃなく…。
いくら叩いてても一向に閃き>>続きを読む
もっと殺伐としてると思ったら
劇伴がめっちゃ劇伴してて
情緒過多で面白かった。
愛の炎が燃え盛るシーンでの
メロドラマだぜェエって感じとか、
死の追いかけっこシーンでは
管弦楽団がずっと音で追いかけ>>続きを読む
『ジョーカー』において
映画とは言え辛辣な悪意が
汝、ジョーカーになれやと言わんばかりに
もたらされまくる役を演じて
その後本人は大丈夫なのか…
と心配したりもしたホアキン・フェニックス演じるおじさん>>続きを読む
原題『LAWLESS』のソリッド感に全くそぐわない。
登場人物にはやばい人達が揃ってるのに、
その周りでキャンキャン吠えたり屈服したりサカったりする
つまらない「子犬ジャックの物語」を
ほぼ最後までず>>続きを読む
子供時代ちょっとこんな感じだったなあ、と思った。
不安、と言うか、安心がない感じ。
今の家にこもりがち、
ともすれば鬱々とした気分になりがちの時には
観ない方がよかったかもです。
俯瞰してみられる>>続きを読む
『ハンニバル』が『羊たちの沈黙』のラスト引きずった悪趣味映画に堕してたので
作品内の時系列は置いといて
その次に公開されたこの作品も
絶対つまらんだろとスルーしてたんですが、
めちゃくちゃ面白かった…>>続きを読む
観てる途中からあのティースプーンでかき混ぜる音を
鳴らそうとする、そして実際に鳴る度に
精神がどうしてもウッて硬直するようになって
いつそれが来るのか恐ろしかった、
という点で自分にとって斬新なホラー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
やはりポン・ジュノ監督作品、
パワフルで見応えあってそこは好きっちゃ好きだけど、
この作品は面白くない。
ロケーションとかカットも好きだったけど
示唆するもんが個人的に受け容れがたかった。
とても安>>続きを読む
映像はものすごかった。
ただ数々のオマージュが上っ面に過ぎてつらかったです。
元ネタが登場した作品を本当に観たことがあるなら
絶対やらないだろっていう
魂の無い、ノリでしかない浅はかな解釈と拝借、>>続きを読む