シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

タグ(2018年製作の映画)

3.6

こういうバッカバカしいの大好き!掴みからおもしろい、わざわざその為に就職するなんてwと思ったらどんどんレベルアップしていく!あれ?いつの間にクライムムービーに変わったっけ?いや、鬼ごっこだよなって再確>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

1.8

フィクションとして観るか、ノンフィクションと知ってから観るのかでだいぶ印象が変わる。前者はただただ痛快マフィア映画。しかし後者は恐ろしくて、絶対関わりたくないと思った。殺しが日常茶飯事で、一歩間違えれ>>続きを読む

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.5

海に魅入られた男たちの話。昔水泳をやってたので水中の気持ちよさ、神秘的な美しさは分かるんだけど海中はどうなんだろう、しかも深海では光は届かず水圧がかかり血流も回らない。でも主人公ジャックにとっては海が>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

1.5

4時間の超大作であるにも関わらず内容が全然入ってこなかった…。ハニーが登場してチンピラ同士の抗争が激化するのかなと思ったらあっさり殺されたし、少明がなぜあんなにモテるのかと、小四の最後の行動が理解不能>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

2.4

仕事第一でマザコンでシスコンで自己中な男嫌いだ~って思ってたら、女は女で恐ろしい~!この2人全然反りが合わないじゃんって思ったけど、分かっててそうするって、こんな歪で深淵な愛は他ではあまり見たことなか>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.4

よく分かんないけどおもしろい!「インターステラー」がドラえもんの「宇宙漂流記」ならこれは「夢幻三剣士」かな。そこに夢の中でまた夢に入るっていうアイディアが凄い。
最初のほうが特に理解できなかったけど、
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

1.4

好きな人の気持ちも分かるんだけど、これでミュージカル苦手なのが決定的になりました。私の趣向の問題なんだけど、奇想天外な話でもいいから映画は「事実」として観たくて、歌が入るとどうしても「劇」だと感じて没>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

2.6

初めて松田優作観たけどかっけえええ!手錠かけたまま拳銃のポーズする所とか色気ダダ漏れだった。高倉健さんは言わずもがな渋いし、かっこいいし、英語もできるとは!
「キルビル」もそうだけど外国人監督が映す日
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

2.7

「ゴーン·ガール」と構成は似てるけど、それほど衝撃はなく軽い気持ちで見られた。主人公のステファニーが好きになれなくて途中でどうでもいいやぁって思ったけど、最後の10分間は楽しかった。ユーチューバー的な>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

2.7

おとぎ話的な所もあったけど、歴史的事実を絡めていてけっこう生々しかった。アメリカの歴史に疎いのであまりハマらなかったけど、リアルタイムで経験した人はおもしろかったんだろうな。「バカにするやつがバカだ」>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

2.8

日本が舞台なのに内装とか音楽が異国情緒を醸し出してて好き。小人から見た世界がおもしろい。虫とか動物とかめちゃくちゃ怖いけどその反面、何気ない生活用品が愛おしく見えるの不思議。
神木くんは儚げな声を出す
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.7

今でこそLGBTQ+の作品多いけど、まだ偏見も強かった2005年にこういう作品を出すのがすごい。俳優陣も豪華。今は亡き名優ヒース・レジャー、これがきっかけで結婚したミシェル・ウィリアムズ、下まつげがか>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

期待してたけど予想よりも良かった!お洒落なアン・ハサウェイ美しすぎる~。彼女のシワが好きなんですよね。眉間のシワ、おデコのシワ、色んな顔を見せる。ロバート・デ・ニーロの年齢が刻まれたシワも問答無用で好>>続きを読む

アフタースクール(原題)(2008年製作の映画)

1.5

ストーリーに起伏がないし、定点カメラの長回し映像ばかりで飽きた~と思ったら、最後のあれは自分たち視聴者こそが撮影者ってことなのか。初々しいエズラ·ミラーがかわいかった。若い頃から独特のオーラを纏ってま>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.3

これぞ完璧な復讐!(スタンディングオベーション。)罪と罰は同等であるべきだと思っているので犯人の計画は見事だったなぁ。15年も監禁されてたのに主人公が強すぎて、通信教育で空手マスターした上田次郎かよ、>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

1.8

拷問がエグすぎ。「アウトレイジ」の歯グリグリ~のほうが楽しかったな(楽しくはない)。悪を罰するには法を犯しても良いのか、現実的には「否」だけどスピード違反を捕まえるパトカーのように、時には「是」になり>>続きを読む

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

2.2

少年とおじいちゃんの交流ってやっぱり癒されるし、有名人の晩年を題材するのおもしろい。ホームズは人の名前を忘れたりするけども、観察力や洞察力は相変わらず。しかし探偵を辞めるきっかけが切ない。真田広之が出>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

久々に凄い映画体験をした。これこそ映画の醍醐味。「火の鳥」や「ドラえもん」で読んでた絵空事が説得力を持って実写化され、さらに家族愛まで絡めるなんてクリストファー・ノーラン天才かよ。専門的な知識は何一つ>>続きを読む

パーフェクト・ゲッタウェイ(2009年製作の映画)

2.3

ハワイでもいつも見る所じゃなくて、カウアイ島みたいなジャングルもあるんだね~。山と海、最高の景色。でも映画はスリリングで、ある地点で主人公が入れ替わってからはハラハラが最高潮に達した。私だったらあんな>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

2.2

アメリカって色んな矛盾を抱えているんだなぁって思った。「国防省」っていうのに戦争を引き起こすし、悪を成敗するためには平気で法を犯すし、疑わしきは罰せずなのに疑わしきはすぐ殺すし。「国境」という溝も日本>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

2.6

その時代に生きたことないのに懐かしい気分になるのは何でだろう。炊事洗濯も今より不便だし、まだガリ版印刷だし、親が戦争に行く時代だったけど、人の繋がりが温かくてほっこりする。カルチェラタンの汚かった頃か>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

2.5

トラウマ。他の映画で見てもこの映画の印象が強すぎて(演技が巧くて)、ベン・ウィショーさんが若干苦手になるほど…。話の筋がしっかり通ってて見応えは充分。そして他の作品では類を見ない圧巻なフィナーレ…強烈>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.1

映画用に脚色したのではなく、ただ事実を淡々と映し出していた感じが余計戦争の悲惨さが伝わってきた…。いつ死んでもおかしくない状況で本当によく生き延びたと思う。ホロコーストは極端なものだけど、現代の理不尽>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.7

「なぜ?」「分かってるつもりだった。でも今は違う。」←何のこと?ケヴィンのこと?母のこと?しばらく頭がぐるぐるしそう。
惨劇を連想させる赤、赤、赤…。
望まれず生まれた息子。表面的に繕っていても、子ど
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

2.8

2人の女性陣出てこないんだ…。それはともかく、今回の動機が落ち込んだ仲間を励ますっていうのがかわいかった。事前の準備からおもしろくて、そしてやっぱりカジノのシーンはスタイリッシュでかっこいい。でも3作>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.0

「彼らの命はあまりにも安いからです。」とか、援助組織の人間だから飛行機に乗せれないとか、本当に意味不明だった。これがアフリカの現状なのか。「ロード·オブ·ウォー」でも思ったけど、利益を優先して発展途上>>続きを読む

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

2.6

敵が3人位になって前作よりも複雑化し、12人それぞれの見せ場がなくなって残念。だけどジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツを演じた所から急激におもしろくなったし、ブルース・ウィリスがカメオ出演してるの>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

1.6

人間なのか非人間なのか未だに分からないし、フェスターがずっと兄だと偽ってるのが気になるし、コメディだとしても赤ん坊の弟を殺そうとする場面が嫌だったけど、前作からちょっと成長したウェンズデーちゃんは相変>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.1

たしかにおもしろいんだけど、「8」やルパン三世に比べると見劣りするかな…。あまりスマートじゃなかった。11人も覚えるのに必死だった(笑)トリックもけっこう古典的なものだったし。見た目の華やかさが欲しか>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

2.9

再鑑賞のため驚くようなこともないんだけど、満を持しての最後の演奏シーンはやっぱり感動する。主人公がロックスターではなくロックが好きなだけと認めたところが良かった。大物に反抗するためのロックって最高だな>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.3

当時のニュースを微かに覚えている、川に沿って胴体着水をするには並大抵の技術がないと出来ないと。それに加えて映画でも伝えていた素早く的確な判断。本当に素晴らしい人だと思う。「サリー、あなたは大丈夫?」「>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

2.0

ストーリーは遅々として進まず、説明不足で何がなんだかさっぱり分かんないんだけど、臨場感を煽る高尚な音楽とあまりにも美しい映像で、映画というよりも芸術作品に触れるような印象だった。これが半世紀以上前に作>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

2.5

胸糞悪い!
ハッピーな人が1人もいない!
「自分が先に逝けばよかった」って思ってる人が何人かいる!
救いは杉咲花ちゃんカップルだけか。
閉鎖的社会本当に嫌い。医者不足とか若者不足とか言われてるけど自業
>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

2.4

初鑑賞。何とも不思議な世界観だった。手だけで動く人(?)がいたから妖怪人間か魔法使いなのかなと思ったけど、子どもたちが学校に通ってたり裁判を行ったり、挙句の果てには家を追い出されたり普通の人間と共存し>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

今私たちが使ってるスマホも元はあんなに大きな機械で、彼の研究の恩恵に預かってるんだなぁとしみじみ感じた。でも戦争の多大なる貢献者なのに何という最期…。戦争映画はずっと苦手だと書いてきたけど、これは暗号>>続きを読む

横道世之介(2013年製作の映画)

1.7

ストーリーが平坦で長いし、あんまり感じたことなかったのに共感性羞恥を覚えてしまってなかなか辛かった。綾野剛が出てくるところは好きだった。「蛇とピアス」以来の高良健吾と吉高由里子コンビだけど、全然役柄が>>続きを読む