シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

CUBE2(2002年製作の映画)

2.3

意外にも謎が謎を呼んで飽きずに楽しめた。けっこうSF色強めだから好きな人は好きだし、現実思考の人は「はぁ?」って感じだけど映画を楽しめるコツは「まぁそんなもんなのかな」っていう鈍感力ですね。クオリティ>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

1.9

見る前から分かってたけどやっぱり映画館で3Dで見たかったよー。3Dで見たらどんなにキレイだったか…家のテレビで見るもんじゃないね。ストーリーは普遍的で「いつの世も戦争か…」っていう感じで食傷気味です。

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

2.4

訳が分からないストーリー、だけど映像が魅惑的でセリフも印象的なものが多く、何となく見てられるかなって感じ。アイスクリームを売りつける金城武とか本当に訳が分かんないけど意味深な場面に見えてくるから不思議>>続きを読む

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.0

若者が年配者と出会い成長する話、あるいは年配者が若者と出会い心を氷解していく話、好き。「グッドウィルハンティング」好きな人は絶対これもハマる。主人公はバスケも出来るし文才もある。類まれなる才能の持ち主>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

2.8

ガイ・リッチー作品って今まで難しかったけど、今作は何回も同じ場面を見せてくれたり事件の概要も丁寧に説明してくれてすごく分かりやすかった。ジェイソン・ステイサムが謎の人物として現れるんだけど、そりゃそう>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

2.4

期待値が高かっただけにあんまりハマんなかった。元々恋愛もの得意じゃないし。「欲望の翼」のほうが好きだったかな。金城武パートは良かった。パイナップルは好き?色んな言語が混ざり合う香港の町の様子が新鮮。出>>続きを読む

マイ・ルーム(1996年製作の映画)

2.6

最近家族の繋がりを考えさせられる出来事があって、なかなか響いた映画でした。思春期の息子を育てるリーと白血病を患ったベッシー、2人の姉妹が20年振りに再会する。親の介護や兄弟たちのこと、姪のこと、いずれ>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.3

こんなに心震える映画だとは思わなかった。「戦争嫌いの俺たちが起こす人類最後の戦争だ」っていうセリフがあったけどまさに戦争映画に感じた。時折実際の写真や映像が使われてて胸に迫るものがあった。主人公は安心>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

2.8

ウォン・カーウァイ特集ありがとうございます。アンニュイで湿っぽい雰囲気がたまらん。この世界観はズブズブ沼に沈んでいきそう。無責任な男、そんな男を愛してしまった女。恋するのって簡単。でも忘れるのは難しい>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

2.0

1作目は見た記憶があったけど2作目は記憶がなくて、何でかなと思ったらつまんなかったからだ。世界観やキャラクター造形は好き。まるで遊園地にいるみたい、非日常感。でも1作目で充分。シリーズ物って難しいよね>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

2.8

80年代の映画のようなノスタルジックな映像でフランスやイギリスの街並みがとてもキレイだった。ストーリーとしては主人公と自分を重ねてしまい辛かった。自分もアマンダのような年頃の姪がいるが、突然親になれと>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

1.9

「リプリー」を初めて観たときは見方を間違えてた。これは憧れの男に成り代わったサイコパスの男の狡猾さと、イタリアの海に映える男たちのかっこよさを観るための映画だ。邦題が絶妙ですね。終わり方も好きだ。「最>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.2

交番に女性が飛び込む。「失くし物をしました、1日です!」「???」前半はラブコメで面白かったし、失われた1日の謎があるから引き込められた。後半は答え合わせ。あれはそういうことだったのか!と繋がっていく>>続きを読む

偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

2.6

「善き人のためのソナタ」みたいなのを想像してたから前半はコメディ調でびっくりした。特に家政婦さんとのかくれんぼ(?)には笑ったわ。しかし急転直下の後半、「愛国心」という言葉がこんな恐ろしいと思ったこと>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

2.1

話の導入からあまり惹かれなかった。ライバルの王子が現れてから面白くなるかなと思ったらそんなに。アニメ制作の裏側なら「妄想代理人」を見たときのほうが「ほぇー」ってなったな。ビジネスといえども創作者は誰か>>続きを読む

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

1.9

脚本家がシナリオに悩んでるお話。コーエン兄弟作品のブシェミは相変わらず良い。でも出番少なすぎ。創作のヒントは意外と身近にあるのかもしれない。ペンは剣よりも強し。俺は創作するんだ、海兵よりも偉いんだぞ。>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

2.5

日本版は未視聴。銭湯で頭を打ち記憶喪失となった金持ちと役者志望の貧乏が入れ替わる。生活が変わってしまった2人を平行線で映しながらやがて交ざり合う。少しご都合主義的な所もあったけど、たしかになかなかおも>>続きを読む

デジャヴ(2006年製作の映画)

2.7

ただの重厚なサスペンスかなって思ったら途中からSF要素入ってきて面白かった。もう1回巻き戻して見てしまったわ。タイトルの如く、あぁあの時の!って繋がった時は快感だった。最後までどうなるの?って思って目>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.0

金ローでやっていたので久々に鑑賞。この人たち以外考えられないなという完璧なキャストだなと改めて思う。オーランド・ブルームを初めて見たときそのかっこよさにビビった。今では海賊=ワンピースになってしまった>>続きを読む

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

2.5

色々とスッキリしないまま終わってしまった…。これを見ると、あの時子どもを助けてなければ、あの時隣人のことを調べてなんかなければ、と思ってしまう。見て見ぬふりしてればこんなことにならなかったのかなぁと思>>続きを読む

神様の思し召し(2015年製作の映画)

2.7

お堅い宗教映画だと思ったらめっちゃコメディだった。人の力で病気や死に抗う医者とは宗教と対局の位置にいるかもしれませんね。息子を洗脳した神父はどんなヤツだとお父さん自ら潜入捜査。なんだかんだありながら仲>>続きを読む

ハリエット(2019年製作の映画)

2.4

親も奴隷、自分も奴隷、いつか生まれる子供たちも奴隷。自由を掴むために彼女は逃げ出した。最初誰が主人公か分からないくらいハリエットは普通の女性なんですよね。それがいつの間にかみんなを率いて「モーゼ」と呼>>続きを読む

NINE(2009年製作の映画)

2.1

フェリーニの「8 1/2」を観たときは訳わかめだったけど、今作品はかなり分かりやすい。が、監督の地位を利用して各国の美女から言い寄られるなんてムカつく、もとい羨ましい。ニコール・キッドマン、ペネロペ・>>続きを読む

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

2.8

恥ずかしながらインドが宇宙ロケットの開発をしてるなんて初めて知った。そういえばインド人は数学に強く、エンジニアが多いんだっけ。メンバーは主人公はじめ女性が多くて良い。主婦だったり妊婦さんまでいる。でも>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

2.9

心底ゾッとした。何が怖いって姿が見えない幽霊とかではなく、自分の思い通りにいかないと気が済まない人間だよ。妊娠、出産は女が決めるもので他人が決めるものじゃないからね。女は男の所有物じゃないから。本当に>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

2.7

夏休みの間、父と一緒に過ごすことに。鳥たちを世話していくことで少年は成長していく。てな話かと思ったらまさか少年が単独で渡り鳥と空に飛び立っていくとはびっくりした。しかも実話。親の気持ちになったらそりゃ>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

2.1

最初アバターかと思った(見たことないけど)。こてっこてのSF。宇宙人がたくさん出てきて楽しい。ヴァレリアンは男の子の名前だけど、リュック・ベッソン監督らしく女の子も強い。リアーナ様の変幻自在のダンスは>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

2.3

エルトン・ジョンのことを何も知らずに鑑賞。ピアノでロックするのかっこいいなぁ。彼の人生をなぞっていくストーリー。両親の愛に恵まれず鬱屈したまま大人になる。周りに人はいてもずっと孤独のまま。ついには依存>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

2.7

こういうシチュエーション好き。集められた6人が脱出する過程で人となりや建物の構造がだんだん解っていく。有能そうな人が最低なヤツだったり、無能そうな人が実はとても役に立ったり、勝手に優生思想への反論かと>>続きを読む

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

2.2

最後は胸を熱くさせるとても素晴らしい人生賛歌の映画だったが、そこに至るまでがなかなか辛いお話でしたね。誰も彼もPTSD(トラウマ)を患っていて歩き出せずにいた。それは仕方のないこと、心の防衛反応だから>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

2.6

男女平等に!と言いながら体力的に男子に敵わないのは認める。女子プロ野球があればいいのにね。主人公が野球しかやってこなくて、それでプロに行きたいっていう気持ちは分かる。でも男子と一緒にやるのは無理でしょ>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

2.4

2人のリボウスキが出会うとき奇跡が起こる。嘘がウソを呼び、変人が変人を呼ぶ。んー、あまりおもしろいと思わなかった。「ファーゴ」も最初意味不明だったからじわじわ来るんだろうか。ブシェミが最高にブシェミし>>続きを読む

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.0

再鑑賞。最後ゲンジさんにやられた泣。めちゃくちゃ良い話だった。最初は親目線で「まいちゃんにとってすごく良い経験だなぁ」って他人事だと思ってたのにいつの間にか自分事に。人を疑うこと、死んだらどうなるのか>>続きを読む

小公女(2017年製作の映画)

2.9

タバコ、ウイスキー、彼氏、それらが有ればいい。物価が上がった昨今、彼女は家を捨てた。なんか他人事には思えなかった。私も一歩間違えてたらその日暮らしの生活をしてただろう。彼女みたいに友達もいないし、家事>>続きを読む

未来は今(1994年製作の映画)

2.1

よく分からなかった…。社長が飛び降り自殺したのもティム・ロビンスが社長になった経緯もフラフープを思いついたのも記者兼秘書をやれることも頭の中に「?」がいっぱいになった。でもまぁまぁおもしろかった。ダジ>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

2.2

設定がおもしろいなって思って見てみたけどけっこうシリアスな話だった。一方は鬱になるし最後どちらかが消えてしまうって…。もし自分がこの人格なら耐えられないだろうなぁ。仕事もフルで働けない、彼女も作れない>>続きを読む