しろくまさんの映画レビュー・感想・評価

しろくま

しろくま

新作も旧作もマイペースにレビューしていきたいと思います。よろしくお願いします。

映画(32)
ドラマ(0)

此の岸のこと(2010年製作の映画)

3.8

老老介護が題材、セリフはないのだけれど本当に心が痛くなる。あのようにしなければ心情が伝えられないっていうのも、とても辛い。

最後の選択、正しいとか正しくないとか、幸せなのかどうなのかとか、答えはない
>>続きを読む

春なれや(2016年製作の映画)

4.0

桜って美しいけど儚い。思い出とかも同じ。でもその思い出は桜が咲いていてもなくても確かにそこにある。でも咲いていると思うことが希望になるのならそれで良いんじゃないか。静かに、確実に響くものがあった。村上>>続きを読む

ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

4.4

大森南朋さんが出てる映画で一番好きです。
なんか共感とかではないんだけど、温かくて、優しくて、切なくて、心地よくて…定期的に観たくなる。
冒頭の南朋さん登場シーンから「うわぁー、好きだー」ってなる。
>>続きを読む

わさび(2016年製作の映画)

4.1

冒頭から主人公の佇まいに惹かれた。芳根京子さん素敵な女優さんだなぁ。
主人公はしっかり者で芯も強いけど、それっていろんな意味で周りの環境に支えられてるんだよね。
ラストが物語るもの、ツーンっと、なんだ
>>続きを読む

ストレイヤーズ・クロニクル(2015年製作の映画)

2.8

実力俳優さんが多いけど演出が雑で勿体ない。特集能力を肝心なところで使わない(?)し、(そこで生きるリアル感を出そうとした?)物語が飛び飛びで中途半端かも。染谷将太くん清水尋也くんの“陰”の雰囲気は良か>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

4.1


よくわからないと言えばそれまでなんだけど(笑) なんかいろいろ凄かったしゾクゾクした。(原作は未読)

特に凄くいいことが起こるわけでもないけど平凡な生活を送る家族。なんだかモヤモヤっとした感じ、な
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

良い意味で後味が悪く、先が気になる展開。

昔の人の話とかその土地の歴史や文化の背景を辿っていくという意味でミステリー要素もあり。
それに加え、そのようないろんな噂話を人にしたくなっちゃう感じとかが上
>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.6

天真爛漫な女性に振り回されながらも惹かれる人生を諦めている男。そんな彼でもきっとどこか“陽”の部分に憧れ、生きる希望を求めているのだろう。演出はもう一歩という印象を受けましたが、映画の台詞なんかは心に>>続きを読む

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

4.2

自称“最先端の哲学者”の松田龍平演じる居候“おじさん”。ぐうたらしてダメダメで、でも可愛げで口だけは達者。原作のおじさんと比べると映画ではめちゃくちゃカッコいい感じになってるけど(笑)。それでも松田龍>>続きを読む

うつくしいひと サバ?(2017年製作の映画)

3.6

『うつくしいひと』よりストーリーがしっかりしている印象。
そして石橋静河さんの感情が揺さぶられる圧巻のダンス。震災の爪痕が残る何ヵ所かで踊ってるんですが、それが石橋さんのダンスと合わさって熊本という大
>>続きを読む

うつくしいひと(2016年製作の映画)

3.3

物語自体はノスタルジーで大きな出来事が起きるわけではないですが、姜尚中さんの演技は(良い意味で)独特で異質。それが熊本の美しい風景の中でも立体感が出ていて良かった。(話それますが)高良健吾くんと橋本愛>>続きを読む

二度めの夏、二度と会えない君(2017年製作の映画)

3.4

展開や演出は王道。過去との違いが見えづらいのが少しモヤモヤしたけど、主人公の意志がはっきりしていたのが物語を支えてくれてる。少し不器用だけど燐へのまっすぐな想い、それを演じる村上虹郎くんの繊細な表情、>>続きを読む

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

4.0

シリーズを重ねるごとに面白くなっていると思います。

探偵と高田の関係性とかも今までで一番良かったかも。あまり面白い方には傾かずに、なんか言葉交わさぬとも探偵を見守り支えているって感じが個人的に好きで
>>続きを読む

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.9

前作より全体的にまとまっているし、断然面白いです。

まず良かったのは探偵と高田の関係。相変わらずのドタバタはあるんだけど(もちろんそこも見所です)、終わりに近づくにつれ、2人の友情、と表現するのも違
>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督作品は初めて観ました。
黒木華演じる主人公は次第に裏社会の闇にのまれていく。周りに流されていく感じとか人とか社会の儚さとかが、音楽と独特な世界観の映像の融合で表現されている。終始夢と現実の
>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.3

松田龍平さんが好きで何度か観てます。

個人的に一番の見所だと思うのは大泉洋と松田龍平が繰り出す絡みや会話のシーンです。2人のやり取りは面白い。2人の俳優としての技量あってのこの雰囲気。でも、面白いの
>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.2

臼田あさ美さん、素晴らしくてツチダに凄く感情移入してしまいました。不安とか不満とかありながらもちょっと楽しんだり満足もしてるこの感じ…2つの恋に揺れ動く女心がヒシヒシ伝わってきました。太賀さんもう演技>>続きを読む

月と雷(2017年製作の映画)

4.1

血の繋がってない2人の過ごした短い幼い頃の日々。充実とも違うかもだけど大切なもの。そんな何にも代え難い記憶がそれぞれ大人になっても体に染み込んでいて、過ごす日々はどこか充実してない。2人の体を寄せ合う>>続きを読む

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

4.3

本編よりこっちの方が本来の黒沢監督作品に近いのかな?
松田龍平高杉真宙が演じる宇宙人は可愛さもあるんだけど東出昌大の方は全然可愛くないし怖いし(笑)彼のどこか不穏で無機質で掴み所のない感じと音楽、映像
>>続きを読む

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

4.0

ジャケットに引かれてレンタルショップで借り観賞。

作品の内容は震災とそれに向き合い生きていく人たちがテーマでとても重いが色々考えさせられた。

主演の瀧内公美さんの“演技”っぽくない自然体の仕草や表
>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

『冷たい熱帯魚』
物凄い映画を観てしまった感ある。洗脳される過程だったり主人公が覚醒してからの流れとか突っ込みどころはあるけど。

殺人犯演じるでんでんさんと吹越満さんの演技が素晴らしい。

でんでん
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

4.0

欲望や孤独、少しのユーモアが絡み合いそれを松坂桃李演じる淡々とした、しかしどこか気品も感じる娼夫が受け止め女性の奥深さに気づいていく。
美しく研ぎ澄まされる音楽と映像。重くドロドロさを感じないのが凄い
>>続きを読む

ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

3.3

『ママレード・ボーイ』
吉沢亮さん目当てで観ました。全体的に思っていたよりはシリアスな印象。2人の互いを思う気持ちは丁寧に描かれているけどそこに至るまでが少し希薄な印象で感情が乗りづらかったかも。でも
>>続きを読む

3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

4.0

面白かったです!みんな仲良い雰囲気伝わってきました!
佐野勇斗くんのオタクっぷりも凄かったけど、中条あやみちゃんの可愛さといったらもう(笑)。映画のスクリーンでめちゃくちゃ輝いてました。
清水尋也くん
>>続きを読む

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

4.1

『リミット・オブ・スリーピング ビューティ 』
ストーリー的には驚くようなものはないけど、世界観が良かった。色の使われ方も綺麗だったし、音楽と桜井ユキさん演じる女性の心情が上手く合わさっていてゾクゾク
>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

4.4

「ハローグッバイ」
正反対のようで似ている2人。最初は彼女らのリアルな感情が伝わってきてヒリヒリしたんだけど手紙のところでこう来たか…ってなんだか凄い感情になった。ラストの終わり方は映画名からしてなる
>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.1

『岸辺の旅』
浅野忠信と深津絵里の演技がどこを切り取っても絵になるよう。描かれているのは究極の愛。お互いの境遇をしっかり受け入れたうえで、限られた時間の中、2人の愛を確かめていく。物語自は
生と死の境
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.9

『クリーピー 偽りの隣人』
個人的にこの感じは結構好きかも。確かに突っ込みたくなるところはあるけれど。カメラワークとか演出は凄いと思った。スッキリはしないかもだけど良い意味で無機質で独特な世界感なのが
>>続きを読む

ハゲタカ(2009年製作の映画)

3.7

自分は断然ドラマ派なのですが…映画ではかなり物語や人物のキャラ設定に無理を感じてしまう。物語自体というよりは、役者さんの表情とかを楽しむ映画かもしれない。終始緊張感や重厚感が半端ない。大森南朋やっぱり>>続きを読む

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

4.1

同性愛者について今よりも理解がなかった時だと思うけどここまで真剣に向き合って描かれてるのは凄い。個人的には田中泯さんの演技、存在がめちゃくちゃカリスマ性を感じたし説得力があって好き。
柴咲コウさん演じ
>>続きを読む

逆光の頃(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

高杉真宙。彼は若手ながらもこれまで宇宙人役、キラキラしたかっこいい先輩役、不良役、オタクでマイペースな役など様々な役を演じてきた役者さんだが、けして明るくはないけど、ちょっと闇を抱えた青春時代を送る少>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.8

実話に基づいたストーリーということで、ストーリーの内容以上にいかにして主人公のしょったんはじめ、その周りの人たちとの関係や出来事を見事に演出できるかが大事なポイントとなってくると思うが、カメラワークな>>続きを読む