しろにぎりさんの映画レビュー・感想・評価

しろにぎり

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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.1

タイプの違うかっこいい2人の一挙手一投足から目が離せない。
特にアレックスのまつげは、あの博物館に陳列していいほどの特級品ではなかろうか。
生い立ちも性格もまったく異なる2人の、ちょっとした仕草や動き
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.7

騙しあいと騙りあいの話。

ラストの雪道シーンを冒頭で出す構成が良かった。白夜のような陽の光と沈んだ雪景色のコントラストが印象的。

個性つよつよキャラもいれば、控えめな職人気質キャラもいて、偽装シー
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

入道雲以外はもういいよ。

美女と野獣をモチーフにするのも、サマーウォーズをセルフオマージュするのも別にいいけど、キャラも事件も、扱いがすべて薄っぺらく感じてしまい、ずっと冷めた目で観てた。

すずに
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

業界を知ってると、いろいろ穿って観てしまう作品。

俳優陣は良かったけど、騙し騙されの爽快感が期待していたほどではなかったので、少し物足りなかったかな。

それにしても、國村隼とリリーフランキーが出て
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

Mom would be too.

終始パソコンの画面内でストーリーが展開する…という仕組みだけは聞いてた作品だったので、娘が誘拐されて、犯人から父親に連絡が来て駆け引きする…みたいな話かなと思って
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.8

他愛もない会話とエンドロールとラスト。

高校生たちのなんてことない話やふざけ方は、自分の高校時代を一気に思い出してくすぐったくなった。そうそう、こういう空気感だったよ、すっかり忘れてたけど。
今も昔
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

頭からっぽにして観れる映画!
こういうのでいいんだよこういうので、という日もあるよね。

二階堂ふみが実は女でした〜とかにはせず、最後までBL連呼なところは魔夜峰央イズムを貫いてくれていてとても良かっ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

あんなにも愛くるしい「サヨナラ」は、ずるい。

長らく観るリストに入れっぱなしでようやく観たけど、期待以上に良かった!ラストに変などんでん返しや切ない別れがなかったのがめちゃくちゃ良い。人生にはこうい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

超えちゃいけない一線を超えてしまった話であり、それでも超えられなかった一線の話。

序盤のコミカルさと、中盤からのハラハラ感と、終盤の怒涛の展開。どこかで嘘がバレるであろうことはわかったけど、元家政婦
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

泣いて燃えた。

煉獄杏寿郎は原作を読んだ時に最初に惹かれたキャラだったので、無限列車編が劇場版になると知った時は相当のクオリティを期待していた。
結果、想像以上だった。

炭治郎が夢で家族に会うシー
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

ある意味、今の時代ならではの映画。

2時間半ずっと考えながら観続け、観終わってからは考察ブログやSNSを巡ってしまったから。
知りもしない誰かの意見を読んで、それでようやく「そういうことか」と咀嚼し
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.8

おつかれ、ブルース・ウェイン。

まさにライジング。シリーズ通して、奈落から這い上がる人間の姿をとことん見せてもらった。
ブルースの苦悩が深すぎて、もうやめなよ…南の島でバカンスしてな?と何度思ったか
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

MX4D版ダークナイト復習からの、改めて三部作。

ダークナイトはマイベスト10に入る映画だけど、このビギンズも負けず劣らずの、息つく間もないほど盛りだくさんの作品だった。

一貫して「恐怖」がテーマ
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