Shiroさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Shiro

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ガキ帝国(1981年製作の映画)

3.3

なんとなく観てしまった

最後まで観れたので、決して嫌いじゃないと思います

すごく独特なシーンが何個もあって、なぜか途中静止画になったり(スマホ壊れたかと思った)、意味ありげで全然意味ないシーンやセ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.6

主役2人とも好きな役者さんなので期待して観ました

ジャケットから察するにどちらかが人を殺めてしまったのかなと想像してましたがそうではなかったです

これ出てる人違ってたらちょっとキツかったかも

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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

4.0

ジャケ写では想像できないぐらいジメジメした作品

盲目の方達がマッサージをするドキュメンタリータッチの映画かと勝手に想像してましたが全然違いました

それぞれが秘密や問題を抱えてて、見えないもしくは見
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オアシス(2002年製作の映画)

4.1

とにかく主役2人の演技が素晴らしい

障害者のタブーにも踏み込んでいて、お姫様抱っこしながらのダンス、ファンタジー要素溢れるシーンなどまさに純愛

歪んだ形で荒いながらも、自分を求めている人と出会えた
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.9

考えさせられる系映画

程よい資源で原産国が潤うならいいけど、価値があり過ぎる物だと人間の欲が暴走し争いが起きる

動物愛護にも通ずる所があり、人の欲の怖さを存分に表現していました

結構エンタメに振
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十九歳の地図(1979年製作の映画)

3.8

40年以上前の作品という事もあって、作風や音質、映像がとても時代を感じる

ベテラン勢、特に蟹江敬三の安定感に比べ、若い役者達の棒読み感がまた時代を感じさせます

作風も相まって、全体の雰囲気の独特の
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.0

他の密室デスゲーム系の映画とは違い、追う側の側面もかなり描かれてるので、そんなにハラハラ感はなかったです

敵側にも色んな事情があるので単純に殺戮する感じでもない

とてもスマート

むしろお互いデス
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

冒頭の意味深なシーンは何なのか、なるほどね

半分羊の子が生まれるお話とだけ知ってて観ました

人間から生まれてくるのかと思いきや羊から

とにかくこの子が可愛すぎる

終始ずっと疑っていた展開とは違
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

ジャンプの頃から読んでてアニメはあまり観てなくて、所持してたコミックスを何度も読んでました

最新の技術で動いてるってだけで嬉しい

演じる声優が上映直前での発表という事でアニメ派の方達からはかなりツ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

アーティスティックでグロい世にも奇妙な物語

白人だらけで白を基調とした映像に映える花の色

なんともおぞましく不可思議な世界に飛び込んでしまった人たちのお話

とてもぶっ飛んでるので、あまりリアリテ
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

グロい汚いエグい

この作品にとっては褒め言葉になりそうです

恐怖でいうと「チェイサー」を越えなかったです

主人公の復讐の仕方が悪循環

物凄くモヤモヤする

割と序盤で標的に出会うので、これから
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

自分はドラクエばかりしてたのでFFがあまりわからないのですが、オンラインのFFって連打とか自分で操作して避けたりとかするんだぁ、と思いました

親子のスキンシップのツールとして、ゲームは凄く手っ取り早
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セブン(1995年製作の映画)

4.6

かなり久々の鑑賞

今観てもこれぞサスペンス映画の代表格といった作り

映像の古さなど微塵も感じさせないし、バディである2人のバランスが丁度いい

いわゆる胸糞映画でもあるんだけど、そうじゃなかったら
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ポチの告白(2006年製作の映画)

3.8

警察の裏側の仕事と事情

テーマとして踏み込んだ感じはいいんだけど、長尺な割にエンタメとしてもうちょい面白みが欲しかったです

映画というよりドラマっぽい

菅田俊をこんなに長時間観ることができる映画
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

舞台は90年代

こんなにも残酷な事がおそらく未だに行われていると考えただけで背筋が凍ります

間違いなく時が止まっている国だと思う

国自体に恐怖を植え付けられていて、トラウマを抱えているであろうに
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飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.9

凄く生々しかった

ネットによる噂やデマ、プライバシー侵害に対する警鐘なんだろな

変わった撮り方で、ひとつひとつのシーンを細かく刻んで(ぶつ切りにして)撮ってて、何気ないシーンでも細かく挟んできます
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

単に殴り合いする映画じゃなかったです

まあまあサスペンス

いろんなとこに伏線張っててなるほどといった感じ

監督のこだわりが随所に散りばめられてました

ただ人を選びそうな内容ではあります

めち
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

ヴィルヌーヴ初期の頃の作品

実際の事件を脚色する為に物語を足してると思うんだけど、余り自分は響かなかったかな

事実に基づく事柄を映画にする事はとても難しい気がします

大体こういった題材だと見所は
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.9

まず、「モト冬樹生誕60周年記念作品」と出た時点で笑えました

くんずほぐれつなお話

登場人物のほとんどが絡み合う群像劇

モト冬樹がちゃんとモト冬樹してた

この役者さん気になるなーと思ってたら監
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刑事物語(1982年製作の映画)

3.8

ハンガーをヌンチャクとして使用するおちゃらけたカンフー刑事という印象で観てなかった映画

想像よりもシリアスで、ちょこちょこコミカルなシーンはあるけど割とヘビーな内容

刑事物語ってタイトルなだけに、
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

元々宗教は人々の心の拠り所だったり、奉仕や救済など生活する上で良い方向になる為にあるべきものだったはずなのに、ここ最近は悪ばかりが目立っている印象

宗派の違いで戦争も起きてるし、信仰に厚くない日本人
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

音楽と美術が素晴らしかったです

序盤から中盤にかけてワクワクさせる作りだったけど、後半やりすぎてる感が凄くて残念

ホラー苦手な方ですが全然大丈夫でした

てかホラー要素必要かなぁ

浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

お父さん良かったなー

全てはお父さんから始まってるし、寄り添った母も生まれてきた兄や自分自身も、一緒の感性じゃないとこれは出来ないですね

写真返却してた事を知らなかったので今作を観て知れて良かった
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

見たことない役者さんが結構ナチュラルな演技してるなとは思ってましたが、観終えて本人達が演じていたことを知りビックリ

再現とはいえトラウマもんだろうしあんな恐ろしい体験を繰り返すのはかなり根気がいった
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

勝手にLGBT系かと思ってたけど全然違うくて、おてんば女子の友情、家族愛、恋愛諸々といった内容

これ系ではよくある内容でしたが人物たちの心情を上手く表現してるなと感じました

一見荒く粗暴に見えて、
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

思春期ならではの不安定さとハラハラ感が終始ありました

あどけなさの残る笑顔から段々と成長していく様を上手く表現していたなと感じました

兄から聞かされる事実や仲間の抱える問題など、思春期で感じた事が
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.8

お父さんどっかで見たことあると思ったら「イングロリアス バスターズ」の農夫かー

結構丸くなってたけど顔がまんま

離婚調停で週末だけ父の所に行く事になった少年

凄く嫌そうな感じが溢れてます

お父
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

鬱に悩まされている女性とその周りの人々を描いた作品

この主人公は自分の状態をわかっているので、周りに対する自分の与える影響と不甲斐なさを感じているのが痛い所

今作とは関係ないのですが知人の家族で双
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.9

ついてしまった嘘の気まずさが終始こちらにも与えてしまっているので、それが気になりすぎて純粋に物語を楽しめなかったのが残念

ただ主人公の歌唱力が抜群に良いのでそれを楽しむ点では良かったです

割と重め
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

村上春樹ということもあって、淡々とした作品なんだろうなと予想して観ました

想像よりも色々な出来事が起きた気がします

三浦透子の影ある演技が良かったです

原作も読んだ方に聞いた所、「ドライブ・マイ
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.0

事実に基づいた映画という事で、こちら側のチームの負傷に次ぐ負傷

中盤ぐらいの時点でかなり深手

敵の弾を避けまくってみたいな映画ではなく、かなり食らう

先日観た「ブラックホークダウン」同様、アメリ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

エリザベス女王のお父さんのお話

吃音症の演技がとてもリアル

国王のスピーチの重要性がとても良く伝わります

言語障害がなくとも物凄い重圧だと思います

実在する建造物を利用しているのか用意されたも
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.1

いわゆるジュブナイルもので、主人公の成長譚

周りに馴染めず孤立している所に出会いがあって、いろんな経験を積んでラストでおっと、と思わせる作り

想像してたより割と重めのお話でした

単なる恋愛系とか
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

以前「僕らの時代」を見た時に池松壮亮、松居監督、尾崎世界観の3人が出てて、この作品が公開された時の番組だったんだと思い出しました

3人昔から仲が良かったらしく思い出を語ってました

ただ自分は尾崎世
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.8

虐待が観てて辛い、、

継母の人の迫力が凄かったです

主人公の役者さん全然知らなかったけど、見た目が物凄く地味で一見脇役っぽいですが、それが逆に良かったかな

ゴリラの所は思った通りでした

児童虐
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.6

10年振りに二度目の視聴

韓国3大未解決事件のひとつ「華城連続殺人」を描いている為、犯人が特定されていないことが決まっている時点でモヤモヤ感が残るのは確か

ただ、そんな難しい題材をこんなにも惹きつ
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