Shiroさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Shiro

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EXIT(2019年製作の映画)

3.8

久々に敵のいないパニック系を観た気がする

コメディ色強めで、でもちゃんとハラハラさせるという良い出来のパニック系映画だと思います

主人公の行動力がハンパないです

ある意味生き急いでます

この映
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.9

リメイク元とかも観たことないので今回初見で

思った程殺伐としてなくて割とコミカル

57歳のキティとか

ラストで一瞬意味がわからなかったけど、ああそういうお話かと理解しました

今回は良くてもいず
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.8

昔観た「父、帰る」の監督

あちらのが不気味で不穏

内容の詳細を知らずに観たので冒頭の感じで少年のお話かと思ったけど、結果夫婦のこじれを2時間見せられたという感想

親権の押し付け合いを聞いていた少
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君の誕生日(2018年製作の映画)

3.9

セウォル号事故からもう8年もなるのか

全く予備知識なしで観たので、はっきりとした理由もなく話が進んで、ようやくセウォル号の事なんだとわかりました

子供を失うことも辛いけど、何より息子の妹に感情移入
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.9

胸糞映画と知って視聴

今まで観てきた胸糞映画と違って心にズンとくるヤツじゃなく、ただただ不憫

もっとどうにか出来たんじゃないかって場面が多々あり、主人公ダメダメだし、ツッコミどころもあります

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

超ハッピーな映画

古き良き映画の展開なのでちょっと古臭く感じるかもだけど、たまにはこんな映画もいいなと

とはいえ集客や失客がSNSによって左右されるなど時代に沿ったエピソードも入れつつ、家族愛、ロ
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

4.0

今泉監督お馴染みの群像劇

1幕で場面が変わり、次の展開と絡み合う

ちょいちょい回収されてない謎もあったけど楽しく観れました

太郎役の人の声とか雰囲気が菅田将暉っぽい

歌手の方の遊具に対する静か
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.8

繊細な造形と美術や音楽

ファンタジーの描写は素晴らしかったです

ですが大半が現実世界の戦争による人と人とのしがらみを重点に置いたお話

自分の中でのピークは手のひら目の彼が出てきたところかな

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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

ジャンルホラーっぽいけどそこまでホラーホラーしてないです

タイムリープものなので「バタフライエフェクト」をちょっとだけ思い出しました

メイクや表情で、序盤と終盤の主人公の顔つきが全然違って見えたな
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mellow(2020年製作の映画)

4.0

いろんな側面からのいろんな恋を描いた作品

主人公は田中圭で、それに絡むストーリーが主体となった群像劇

特にともさかりえ夫婦の絡みが笑えました

軽く地獄絵図

閉まりそう、死にそうな時に駆けつける
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前科者(2022年製作の映画)

4.0

ドラマ版は全部視聴済み

劇場版だけに大きな事件が絡む内容

ドラマで語られなかった阿川さんの過去も明るみに

韓国映画ばりに警察が無能な感じ

ツッコミ所多々ありますが最後まで楽しめました

有村架
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.8

良くも悪くも普通の物語

長編ドラマみたいな映画

現生徒たちのモブ感

普通だったら受け入れ難い状況ですが、とても良い子たちばかりなのです

でもお互いに礼をして相手を重んじる姿が良かった

努力を
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

原作を昔読んだことあって、要所要所覚えてるぐらいの記憶を辿りつつ観ました

ドラマ版は観てないのでどんな実写になっているか知らなかったですが、原作の雰囲気に近いパワーを感じました

喧嘩シーンがかなり
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

美しい映像と衣装、数少ない音楽がとても良かったです

心を鷲掴みされる事は無かったけど、惹きつけるパワーは感じました

女性に好まれる映画な雰囲気

細かい所作や見せ方が丁寧に感じました

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

長く見ない間にハーヴェイ・カイテルとバリー・ペッパーがめちゃくちゃ歳取ってたー

モノクロで坦々と進んでいく過酷なオムニバスをひたすら観続けました

主人公が成長していくのがわかる

それと共に話さな
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.2

随分前に一度観たけど、詳細を忘れてたので再度観てみることに

杏と男の子っていとこだったの忘れてました

この映画、前田吟と白竜が良いんです

今まで一度も良いと感じた事なかったけど今作に関しては凄く
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

主人公の人アイドルの方だったんだ

どうりでダンスが上手いはず

個性的な面々がタップダンスを踊るお話なのですが、ただ単に踊ってどうだ!といった内容ではなくメインは朝鮮戦争のお話

南北の立ち位置やそ
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.9

主人公がとにかく喋らない

車のパンクを直すお金を工面する為に、廃墟化したアミューズメント施設をひたすら掃除する

そこに入ったものは今まで帰って来ていない

謎の施設で黙々と掃除をしつつ、定期的に休
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.9

なんとも複雑な気持ちになりました

当時の事は全く知らず、恥ずかしながら今作で内容を知りました

内紛を治めるためにアメリカが介入する意図がよくわからず、助けるつもりの人民によって攻撃され犠牲者を出し
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

もどかしさと切なさと破茶滅茶な感じでコミカルな雰囲気の恋愛もの

詰めの所で臆する所とかリアルでした

ヒロインがとても達観してて、10代そこそこでそんな考え出来るのかな

今より先を見据えているのが
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.9

「私の頭の中の消しゴム」ぶりのチョン・ウソン

あの時のかっこよさは越えてないけどやっぱカッコいいな

やはり泣くの我慢する演技が秀悦

ちょっと強引な裁判が気になりますが、女の子のお母さんや主人公の
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.9

中国の闇を感じる作品

人身売買や一人っ子政策による国民の感情など、日本に居たらまず分かり得ない事柄が多いです

自分の子として育ててきた母性の感情はわかるのですが、あまりにも自分勝手な気がしてちょっ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.8

ドラマ版を少し観たことあるぐらいでほぼ知らない状態で今更ながら観てみました

元気な時の長澤まさみがとても光ってました

20年近く前の作品なので、当時の日本映画やドラマによくある突っ込みたくなる演出
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来る(2018年製作の映画)

3.7

地元がロケ地になってたので観ました

う〜ん

どうも中島監督にハマらない

「告白」や「渇き」でも思ったけど、この監督凄くポップな音楽と演出を多用するんですよね

らしさではあるんですが

ほか二つ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

「アヒルと鴨〜」と「死神の精度」以外あまり伊坂幸太郎が好みではなくて、今泉監督なので観てみました

伊坂作品によくある群像劇

ただ一つ一つが薄味

原作のキャラの通りなのかもしれないですが、今泉作品
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

こんな旅日本じゃ絶対無理だよなー

ただの逃亡じゃなく「旅」ってのがいいんだろな

今まで見てきたシャイア・ラブーフは、なんとなく気弱さを感じる役が多かったけど、今作は男臭さ全開の髭ヤロウでした

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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.7

夫は何者なのかってのがこの作品の見所かと思ってたけど、結局相手と自分自身の気持ちを知る作品だったんだと思いました

とにかく主人公のキャラクターが好きになれず、やることなすこと気になりすぎる

そもそ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

おバカなテンポでコミカルな作りの友情もの映画

アメリカ映画によくあるプロムって大体こんな感じだけど、提供してくれる人寛大過ぎ

実際は大人しめなプロムもあるだろうけど、映画でしか知らないのでノリが凄
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.9

凄くスタンダードで平均的

「浅草キッド」に通ずる所がちらほら

色んな芸人さんの作った映画の中ではとてもよく出来ている部類だと思います

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

4.0

ドラマ版を3話程観た状態で鑑賞

前半はドラマ版を忠実に再現されていて、コミカルかつ市原隼人の武骨で滑稽な演技が最高

ドラマよりもストーリー性を持たせているのでコメディ映画感は後半になるにつれ薄れて
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.4

ワンシチュエーションで低予算だけど、脚本が素晴らしくて最後まで飽きずに楽しめました

宣伝文句とか全く予備知識入れずに観たのでビックリ

こちらの想像を掻き立てられ、あたかも映像で表現しているかの様な
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

ポップな作りに反してテーマは重め

結構強引なやり口を受け入れられるかで感想は変わってくるかもしれないです

個人的には面白かったです

終盤の展開は斬新

オールド(2021年製作の映画)

3.9

なんとも不可思議な設定の舞台を上手くまとめていたと思います

ツッコミどころ多々ありますが、あまり気にせず観れました

お母さんの老いる演技上手かったなぁ

あとシャマラン出てました

宇多丸さんの解
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

全体的に静かな作りで、毒っけのない作品

それぞれが新たに進み始めるというのがテーマなのかな

もうちょっとかき乱してくれる人がいて欲しかったけど、こんな優しい作品も撮るんだなと改めて感じました

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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

なんてこった

ひたすらスナイパーとして生きる人物を描き、周りの家族や元同僚などの裏側もしっかり描いた作品

戦争映画の中でもグロさなど抑えめの部類

反面緊迫感もそこまで無かったように感じました
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.4

出来事自体はそこそこ聞いたことあるぐらいの知識で鑑賞

すでに事が起きた後からスタートして、過去のシーンを挟みながら進んでいく作り

なるほど、裏ではこういった事が起きてたんだ

主人公周りの民衆が感
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