相手を観てはいけないというメタファー。
「ん、あの雲、ずっと動いてないな」
「これは持論だけどね、愛ほど歪んだ呪いはないよ。」
「失礼だな、純愛だよ。」
この2つの名言を聞くために観た。
今回はどちらかと言うと、化学トリックより人間模様に焦点が置かれていた。
冒頭のJupiterのシーンから映画にグッと惹き込まれた。
書くことに行き詰まった時に、紙をクシャクシャに丸めて捨てることを仮の目的にすれば、重たいペンを走らせることができる。
田舎で孤独を感じながら、瞑想に耽って創作する姿がかっこいい。
ジョン・ウィックのように主人公最強系かと思いきや、序盤のバスのシーンでチンピラにけっこうやられていた。後半は盛り返していたが。
悪党の経営するクラブに乗り込んでいって、爆弾晒しながら交渉するシーンは>>続きを読む
死体処理業者やコンチネンタルホテルの
掟といった、独特の世界観が良かった。
ウィレム・デフォーが渋くてカッコいい。
最初と最後に上空から石川家の一軒家を映し出すショット。終始、一家族の中の出来事であることを連想させる。
その家族にとっては大きな事件でも、世間では時が過ぎれば何事もなかったかのようになる。
物語中>>続きを読む
「読書している間は誰にも追われない。私が追うんだ。神のあとをね。」
看守役のエディ・マーサンがショーン・ペンに寄り添う感じで良い味を出していた。
毎日、視力が変わるからメガネ屋さんみたいなストック持ってた。
パクセロイ、上野樹里が印象に残った。
ガイ・リッチー作品。
・登場人物の視点の多さ
・タランティーノに似た特段意味のない会話
大麻ビジネスを貴族と絡めて秘密裏に行う戦略に脱帽。
ユーチューブが映画に出てくるこのご時世。
パンが秀逸。
ビーチの端々で刻々と出来事が起きているので、目の前の対象を捉えているようでいて、その奥の動きを観客に意識させるようなカメラワークだった。
時間は有限だと再認識。
時系列の構成、それぞれの立場からの視点が描かれていたのが良かった。
ステイサムの腹心の白髭の部下がタバコを燻らせて、敵組織の惨状を愚痴りながら現場に乗り込んでいくカットが好き。
一番印象に残ったのは、少ししか登場しない鹿野ボラの、鹿野を代弁したセリフ。
「俺がワガママに振る舞うのは、他人に迷惑かけたくないと縮こまってる若者に、生きるってのは迷惑を掛け合うことなんだと伝えたい>>続きを読む
渋みのあるダンディなおじさんになったブラピが黄色のアロハシャツを着こなしていてカッコよかった。
鑑賞前に当時のアメリカのカルチャーとシャロン・テート事件を事前に勉強しておくと、より味わい深いものにな>>続きを読む
あのような集団の規律を重んじる教育が学生時代から行われることは、やっぱり日本人の没個性化に繋がっている気がする。
工事中のビルでの戦闘がカッコよかった。ただなぜ、工事の足場を竹で組むのか不思議だった。
かめはめ波や神龍を連想させるシーンもある。監督はドラゴンボールファンかな。
マーベル映画なので、今回もポス>>続きを読む
「人間は一日に9,000回も選択/決断をする」
35,000回という説もあり、これだけ選択していると脳も疲弊するらしい。ジョブズが毎日同じ服装だったのは、決断疲れを少しでも減らすためだとか。
緊急通報司令室の電話でのやり取りのみで現場の状況が想起され、緊迫感がひしひしと伝わってきた。オペレーターの主人公の過去にも繋がってくる展開に痺れた。
ボロボロのトラックを息子と掃除するシーンが地味にお気に入り。
息子がTwitterでフードトラックを宣伝する。それにしても元奥さん綺麗すぎた。
1秒動画アプリ「1 second everyday」>>続きを読む
ストーリーを理解した上で、2回目見直すと、より楽しめそうな映画。
秘密が分かってからは、ただ号泣。
物語後半の小松菜奈視点のシーンには、かなりグッとくるものがあった。
まさかバッテリーの補充液が飲めるとは。サバイバルスキルの一つとして、食べられる草を見分ける能力が欲しいな。
自転車が重宝される珍しい世界。
フライドチキン食べながら、ドライブするシーンが印象的。
ベンチに座りながら、妻への手紙を添削するシーンも良かった。
「僕らを割く距離が気を滅入らせる。君のいない時間と経験は無意味だ。君との恋は前世か>>続きを読む
才能が全ての作家の世界でも、ある程度社会性を持ち合わせてないと周囲に迷惑をかける。
受賞しても登壇せずに匿名性を保って売り出せば神秘性も高まる。業界も編集者もこういう人を護り育てるシステム作りができ>>続きを読む
前作を超えてくることはなかったが、カーチェイス映画として純粋に楽しめた。
このシリーズに出てくるゾンビは足が速い。
ゾンビに色んな種類がいる設定は斬新かも。
ジェシー・アイゼンバーグの早口の語り口がオタクっぽくて好き。
エマ・ストーンがこういうジャンルの作品に出るのは意外。
全ては必然。
教授と主人公の再会シーンがバック・トゥ・ザ・フューチャーの、ドクとマーティを彷彿とさせた。
ミスチルのCross Roadをレコーダーで聴く姿が時代を感じさせる。
無人タクシーは現実化>>続きを読む
「お金で繋がる友情は所詮脆い。」
金持ちがお金で成績を買い、天才が頭脳でお金を得るお話。
キーワードは「ピアノのコード」と「時差」。
社会で波風立てずに生きていくなら、すぐに衝動に駆られて行動するのではなく、ある程度鈍感力というか、外からの刺激に対して適当に受け流す力が必要なのかもしれない。
三上はスーパーの店長、市役所の職員、身>>続きを読む
「未来は過去を変えられる」
マネージャーのエゴによって物語が展開する。