しょーげんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

2.7

鑑賞記録です。

ドラマチック···ではない。
それこそが日常。生活であろう。
「ただ、なんとなく。」、「やりたいことって。」
見出だすこと、そして自負ヘ。

平たい表情のアニメーション。
“声”の表
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

鑑賞記録です。

“おちゃらけ”が続くユニバース。
凛々しさが損なわれていく。

挫折しそう。
パク・ソジュン、要りますの?

法廷遊戯(2023年製作の映画)

2.6

鑑賞記録です。

氷点。
“氷”の賢さに依る遊戯。誰もがあざとく、手玉にとる。もてあそぶ。

意図される“罪悪感”のない展開。それでも引き込まれて、のめり込まされたということか。
意外に集中はした。
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人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

2.5

鑑賞記録です。

緩くて、緩くて、緩い。
私的に振りきれない。

こういった邦画は嫌いではないが、あと一歩かな。
安希子の独り言はもっと口語が良かったかと。時々の文語がちょっと興ざめ。

優しくて良い
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おしょりん(2023年製作の映画)

2.6

鑑賞記録です。

教養の一環。
地域振興、地場産業の鑑。知られていない明治維新。

嫋やかに強い意志を現すが、ドラマは少々大袈裟かと。

ともあれ“一等賞”が世界品質ヘ。
勉強になりました。

楢山節考(1983年製作の映画)

4.2

鑑賞記録です。

拠り所。
土着の信仰、しきたり、戒めに依る。

こうして続く“生存”。
“お下がり”は生きていく術。
最後の“溜め息”に集約。

浅ましくも、なにがしか続けていかねばならぬ。
日本映
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莫逆家族 バクギャクファミーリア(2012年製作の映画)

1.5

鑑賞記録です。

煩わしい。
そんな訳はない。そんなに簡単ではない。

仰せの通りのものすごい面子。
けれど空回り。
チュートリアルは流行りもの。
良いわけがない。

やはりこれっきり。
そこは納得い
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湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)

1.9

鑑賞記録です。

それは呪いなのか?
無理矢理な現代劇ゆえか心情にはこない。
無垢なる羅刹。
これも無理矢理。
ダメ男が最期までダメな印象しか残らず。

嘆かわしいです。

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)

2.1

鑑賞記録です。

望む物の違い。
「おぞましくて、おどろおどろしくて、背徳。」
横溝ミステリー出色の作品として大いに不足。
滑稽さばかりが目立つ。

西田 敏行流演技術。アドリブ過多で食傷気味。バラン
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.7

鑑賞記録です。

【ALWAYS 三丁目の···怪獣王】。
銀座三丁目は瞬く間に跡形もなく。有楽町マリオンの難色。それどころではない。

エネルギー充填120%、対ショック、対閃光防御。それどころでは
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.9

鑑賞記録です。

解釈。
いつもながら“地味”に突きつけられる。
世界は混沌の只中。
私達の決断とは?

M・ナイト・シャマラン。
その行く末に今後も期待する。

【ヴィレッジ】が一番好きです。

ドミノ(2023年製作の映画)

2.6

鑑賞記録です。

奇才が仕掛ける迷宮。

「してやられた。」とまではいかない。
落ち着いている。安定している。
先手を打つか、打たれるか。
そこは面白い。

時代がもう少し早ければ。
惜しまれます。

バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.5

鑑賞記録です。

映画品質。
羽住 英一郎のおかげ。

CAPCOMの【バイオハザード】。
正統。誇るべき作品。

ハーブを調合したくなりました。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

1.8

鑑賞記録です。

エゴイズム。我儘勝手。

やりたいようにやる。創りたいように創る。観客そっちのけ感。
世界観なのか?死生観なのか?それは愛なのか?
属性不明。

どうでもいいが、“龍角散”と“オリッ
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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

2.7

鑑賞記録です。

良くも悪くも“灰色”。

開始からなんとなくどす黒そうで食指が動く感覚。
駆引きの妙に期待した。

おや?あれれ?
思いがけず失速。尻すぼみ。
おやおや残念。

池田 エライザの新境
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インモラル物語(1974年製作の映画)

2.7

鑑賞記録です。

悦楽園への誘い。

抽象的、比喩的、接写的。頭をもたげる。

陰 ≒ 悪。
エリザベート・バートリーを持ってくるとはなかなか。

これ以上は自主規制といたします。

ドッペルゲンガー/憎悪の化身(1992年製作の映画)

2.4

鑑賞記録です。

意外な怪作。
一体全体ナニ存在?

懐かしき。
ちょっとだけモーフィング、ちょっとだけステディカム。
色香ムンムン、ドリュー・バリモア。

もうどうにでもしてください。

私は幸せです(2008年製作の映画)

2.6

鑑賞記録です。

意欲は買う。
痛めつけられた“痛々しさ”。

幸せの尺度。
“薄幸”は決して“不幸”ではない。
自己の“振り子”の幅の中で何とか生きている。
そう、生きていくのです。

ディープ・コア2010(2009年製作の映画)

1.5

鑑賞記録です。

ブリタニー・マーフィと観たことある仲間たち。

彼女を観ることができて幸せです。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

2.5

鑑賞記録です。

苦手である。

マーティン・スコセッシの作風は全開。
並び立つ名優の妙技には感服する。
しかし、訴えかけてこない感覚。終始冷やかで飄々。

申し訳なくも、ブレンダン・フレイザーとジョ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

鑑賞記録です。

喝采。

揺らぐ。身を委ねる。
刮目する。傾聴する。研ぎ澄ます。
ただ没入するのみ。

形容詞が不足する。えもいわれぬ。

有難うございました。

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.6

鑑賞記録です。

つけこまれる。様々に。
無垢、不信心、愛すら蝕む。

シスター・アイリーン。
幼かった見習い修道女が“できる”尼僧になって帰還。タイッサ・ファーミガがハマってきた。
“芯”が見えた気
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エスケープ・ルーム(2017年製作の映画)

1.4

鑑賞記録です。

欺瞞、傲慢、怠慢、不満。

よくある不作です。

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.4

鑑賞記録です。

“ジョーク”と“ロック”でロードムービー。
恵みの雨が荒んだ事を洗い流してくれる。
均衡を保つことが肝要かと。

個性豊かな面々。
ベニチオ・デル・トロとティム・ロビンス。流石の一言
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ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)

2.3

鑑賞記録です。

不可解、不可思議。
浮き世から離れた姉妹のユーモラスな黒い物語。
少々不明で惑う。

こんなところにタイッサ・ファーミガ。
それは拾い物。

なんとなく、そこはかとない。
何だか釈然
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インストーラー(2007年製作の映画)

1.9

鑑賞記録です。

終始無機質。
それゆえ山場が山場とならない。
心情にも訴えてこない。
移入しない。
ないない尽くしの平坦な作品。

美女揃いなのが、せめてもの救いか。
挑戦的ではあります。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.2

鑑賞記録です。

黒目。
変容の象徴。
徐々に消え失せていく光。頗る鈍く、光らない者により「こっち側」ヘと誘われていく。

“怖い”阿部 サダヲが秀逸だ。無表情な表情にしてやられる。染み込んでくる感覚
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アナログ(2023年製作の映画)

2.4

鑑賞記録です。

どっちつかず。
商業映画の域の中。

無理にドラマチックにし過ぎの感覚。
純朴、透明を際立たせ過ぎか。

要素は素晴らしいのに、とてもやるせない。
残念です。

バンガ?バンガ!(2010年製作の映画)

3.3

鑑賞記録です。

大袈裟。
わざとらしい。たどたどしい。
題材の取扱い方も正直、微妙なところ。
それなのに、心を打ってくる。刺してくる。

脇役の華、キム・イングォン。
主役だ。
コミカル抜群。
「う
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ロマンティックヘブン(2011年製作の映画)

3.6

鑑賞記録です。

愛深く小粋。
少し物足りなさが残るも、感性に触れてくる“それ”は大したもの。
埋もれた逸品。

イ・ビョンホンが認めた才能。国民が愛する理由。濁りの無い涙に“これから”の片鱗。
シム
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.7

鑑賞記録です。

大ファン。
デンゼル・ワシントン。

今作も“こてんぱん”。裁きの鉄槌。弱きを助け強きをくじく。
酸いも甘いも噛み分けた本当に“いい人”。
だからこそ悪党には容赦無し。
潔い退治ぶり
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.2

鑑賞記録です。

「どないや?」
原田流に観る側に投げかけられる。
感覚が錯綜する。少し時間をかけて冷まそう。

さて、喩えが失礼となることに平にご容赦を。
血統だけではない。
最強牝馬、安藤 サクラ
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

3.7

鑑賞記録です。

もう、どうしたってユ・ヘジンだ。
不世出俳優極まる。畏れ入る。

仰せの通りの輪のかけ具合に大いに納得。面白い。

回顧少女、ユナが微笑ましくて可愛い。

なんとまあ、こちらもスロ
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ハント(2022年製作の映画)

4.3

鑑賞記録です。

激辛韓国映画に新たな一頁追加。出色の出来である。

イ・ジョンジェという男。
先輩、後輩、仲間が「これでもか」と力を貸す。
親友チョン・ウソン、頼れる先輩、盟友ファン・ジョンミン。色
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.2

鑑賞記録です。

そもそもが、兎に角「難解」。
そんな原作連載開始時は高校生。
しかし大人になると解る。

誇大な“理想”と静かな“闘志”。せめぎ合う感覚の序章。

新進不在。
役者陣がいかに本領を発
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

鑑賞記録です。

今作では少々自分が嫌になる。
ドニー・イェンですら最早“ロートル”感。
恐らく我が根底にもそろそろ「歳はとりたくない。」との意識があるのであろう。
キアヌ・リーヴス、真田 広之、ドニ
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