shoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.5

最後までまったく展開が読めない舞台を観ているような作品。

マイラが亡くなったあとに急に女性のようになるマイケル・ケインの芝居に身震いした。

殺しのドレス(1980年製作の映画)

4.0

ヒロインが途中で殺され、その殺人の目撃者にヒロインがバトンタッチする面白い構成。二重人格を怪演するマイケル・ケインの恐ろしさが最後までつきまとう。

独特の長回しがあったり、凝った構図があったりとブラ
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

終始アンソニー・ホプキンスの言動や所作に釘付けになる。

本作の脚本が「セブン」の続編のベースになっていたというのは驚いた。

追想(2018年製作の映画)

3.5

両者の心情が骨身に染みる。ボタンの掛け違いから瞬く間に崩れてしまう様が何ともいたたまれない。

テレフォン(1977年製作の映画)

3.5

公衆電話から暗号を使用し、テロを命令するというなかなか斬新なやり口が面白かった。

輝ける人生(2017年製作の映画)

4.5

イメルダ・スタウントン、ティモシー・スポール、セリア・イムリーといった好きな俳優ばかり登場する作品。惰性にならないテンポ良い芝居がとても心地よい。死に対する前向きなアプローチが感じられた。

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

4.0

マーティン・フリーマンの素敵な出で立ちに誘われて鑑賞したが、身の毛もよだつほど恐ろしい映画だった。

狼の挽歌(1970年製作の映画)

3.5

終盤のエレベーターでの狙い撃ちから射殺されるまでのシーンが凄すぎる。頭にこびりつくような痺れる場面のある作品。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

三菱のリコール事件を題材とした社会派作品。核心に触れていく様が見応えがあって面白い。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

苦慮する姿がなんともやりきれない。無常な様を美しく描いた作品。

ロケーション、ストーリー、芝居が見事に融合していた。

雨あがる(1999年製作の映画)

3.5

謙虚な人間の生きる様が描かれている作品。寺尾聡と宮崎美子の芝居からは、腐したり、卑屈にならない姿勢が見事に表れていて、ただただ心地良かった。

モーヴァン(2002年製作の映画)

3.0

彼の死と正面から向き合いきれずに起こした行動はあまりにも残酷。現実逃避行で諌めようと試みるも効果がない様が痛々しい。最終的には何かを決心して過去との決別を選んだかのように伺えた。

夜のシーンでの照明
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

5.0

沁みる。沁み渡った。松竹らしいホームドラマだった。

こんな映画を撮れる監督はもう山田洋次ぐらいだろう。

忍びの国(2017年製作の映画)

2.0

織田信雄の伊賀攻めという主題が面白かった。忍者側に主観を置き、従来と異なった角度から戦を描くのは良かったが、過度なアクションや殺陣が好みでなかった。ハードとソフトが半端に混ざって見えた。

機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に(2014年製作の映画)

3.0

結局ニュータイプは超人的なエスパーのような能力を見せつけて収束を迎えてしまったのは非常に残念だった。

終わってしまえばシャアの存在もさほど必要性を感じなかった。

ただ、逆襲のシャアからF91の狭間
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機動戦士ガンダムUC/episode4 重力の井戸の底で(2011年製作の映画)

4.0

ブライトやラー・カイラムをはじめ、懐かしいモビルスーツ達が登場するのには感動した。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.0

実質ホアキン・フェニックスの一人芝居に近い映画。ややぼかした感情表現で描くため、なかなか感情移入が難しいがストーリーとしてはわりにまとまっている。不穏な空気が漂うが、最後はすっきりと晴れてしまい、いい>>続きを読む

三つ数えろ(1946年製作の映画)

4.0

何度観てもボギーとバコールに惚れ惚れする。

書店で張り込むボギーに手を貸す女が魅力的だったことに初めて気付いたが、ドロシー・マローンだった。

さんかく(2010年製作の映画)

4.0

稀有な脚本でオリジナリティ溢れる作品。キャスティングと芝居も素晴らしかった。

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.0

ヒュー・グラントはこれまでに見られなかったキャラクターを演じていて、メリル・ストリープとの組み合わせは新鮮だった。道化の要素は変わらず保っていて、これをやらせたらやはり右に出るものはいない。アメリカの>>続きを読む