ShojiIkuraさんの映画レビュー・感想・評価

ShojiIkura

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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.9

 原作既読で今回の追加のシーンの情報もあったので、内容を予想した状態での観賞という製作側にとってはハードルの高い作品だった。しかし、それでも、以前観たシーンでも追加のシーンでも涙が滲み、静かで強いメッ>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.5

 田中圭の心の声にかなりむずむず来る。この雰囲気に中毒性があるのだろう。僕はそこまでではなかったが、なんか男同士でドタバタしてるのを微笑ましく感じた。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.4

 福山雅治演じるクラシックギタリストと石田ゆり演じるジャーナリストとの大人の愛。桜井ユキ演じるマネージャーの奇行が運命を狂わせる。その行いは悪行だが、彼女の思いを推し量ればそうしてしまうこともあるだろ>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.2

 明らかに子ども向けながら、口コミ評価の高さが気になって観賞した。自分の居場所がないと思った瞬間と、最後のハッピーエンドで観に来ていた母子のすすり泣く声が聞こえた。僕自信はそこまでではなかったが、そう>>続きを読む

影踏み(2019年製作の映画)

3.6

 山崎まさよしが久しぶりに俳優として活躍する今作品で窃盗犯としての技術を生かしながら事件の解明に努める正義感ある男を演じる。そして彼に出所直後から寄り添う北村匠海演じる男の存在意味がわかった瞬間、この>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

 秩父を舞台にした感動アニメ第三弾。あり得ないことが起こるが、「過去の自分と向き合い忘れていたものを取り戻す」ために起きた奇跡と捉えると、誰でも共感出来るかもしれない。特に今回は高校生の頃の考えと30>>続きを読む

いのちスケッチ(2019年製作の映画)

3.8

 財政危機を抱えた地方の動物園の再生と、一人の若者の自分探しの成長物語がリンクし、あまり恋愛に触れないこともあって爽やかな映画になっている。ライオンからの麻酔を使わない採血という一見とても地味なことを>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

 最後まで、あの嫌がらせは誰がした?父が家族に対しモンスターだった時期に社長らは何をしていた?などの疑問に答えは用意されていない。多分それはこの親子兄弟関係のすべてはさらけ出せないということに繋がって>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.6

 いくら時代背景が今と違うと言っても、常に監視の職員をつけるほどのリスクを抱えた患者を野放しにする時間があったり、暴れても綾野剛みたいに保護室に隔離されなかったり、外出許可が出ていない患者が外に飛び出>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

 音楽に向き合う映画に外れはないというのが私の持論。今回もまた、外れなかった。
 特にどの映画でも力を入れるであろう演奏場面で、もれなく心を震わす。
 コンテストでの演奏シーンもよかったが、裏テーマに
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 口コミで、シャロン・テート事件を学んでから見るべき映画、との情報を信じて、Wikipediaで調べてから観賞した。そしてそのために、映画の終盤に向かうにつれて重苦しい気持ちになった。特にシャロンがキ>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.2

ほんもののミュージカルだったら何があっても歌とダンスで乗り越える、という感じだけどこの映画では歌と躍りの後で現実世界に引き戻され、ほぼ酔っぱらって記憶がない人状態で何をやらかすかわからない恐怖を抱>>続きを読む

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.3

現代で言えば「コミ障」な男が大役に任命され、それを他者との関わりを通して成し遂げていき、人として成長する物語を、実際にあった「国がえ」という出来事を舞台に表現されている。困難なミッションを書庫番の時代>>続きを読む

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.5

人の死後、一番幸せだった場面を再現すると昇天できるという仮定の世界で物語が進む。淡々と進む物語はこの頃から是枝監督の手法だったとわかる。人生最高の瞬間とは人生を終えないとわからない、最悪と思え>>続きを読む

世界でいちばん長い写真(2018年製作の映画)

3.9

やることに強い意志を持てない高校生が、男勝りな従姉のサポートで様々な人と繋がりながら自分のやりたい道をしっかり歩いていけるようになる成長物語。しかしながら恋は実らないし現在も進路は定まっていない。でも>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.5

お盆の帰省で集結する家族のやり取りをほぼ時系列通り追う。会話を通して家族の構成と関係性、すでに亡くなっている長男やそれぞれの現状を知る。物語が進むと、ギスギスした人間関係の答え合わせが進む。淡々>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

レジェンド・ミュージシャンの伝記映画は「ボヘミアン〜」以前にも沢山ある。(今回のようなミュージカル仕立ては珍しい)その多くは、子どもの頃の不遇を描いている。だが、エルトンの子どもの頃から現代に至る>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.2

高評価と魂を揺るがす戦艦・大和をテーマとした映画という事で期待して観賞。見所は2つ。VFXによって甦った大和の戦闘シーンと、天才数学者の頭脳を駆使した闘い。それぞれがよかった、が、その2つを並べたこと>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

2.9

主人公の男の子、破天荒過ぎませんか?年齢的に不安定というのを差し引いても、くそ真面目な性格とのギャップがありすぎます。精神的に不安定になった理由が「家出」にあるとしたら、その理由に全く触れないのは致>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.1

コメディの部分は面白い。でも主人公ですら暗殺を執行する場面はえげつない。そのギャップが面白いという人もいるかもしれない。でも僕の好みではない。コメディ・タッチに釣られて自分の好みでない映画を観てしまっ>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.5

八丈島を舞台とした映画で、冒頭に八丈島が東京都であることを紹介するのが伏線となっていて、度々「ここも東京だけど」という笑える決め台詞が出てくる。それと、キャラ弁を使ってかつて一世を風靡した芸人さんが出>>続きを読む

ある町の高い煙突(2019年製作の映画)

3.4

現代に通じる環境問題。国VS企業VS株主VS地域住民。過去にこんなことがあったのか!と驚き、煙突完成時には感動もある。
そんな中、恋愛場面だけが浮いている。村が大変な時に、世間知らずのお嬢さ
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コンフィデンスマンJP(2019年製作の映画)

3.5

まあ、大逆転劇なんだろうなぁと思って見ていて、そのとおりだった。予想どおり、というのは期待を裏切らないとも言えるが、ひねくれた私はハラハラ感が薄れてしまう。そういうことを考えず、頭を空っぽにして観てく>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.5

主人公の地元・千葉がたくさん出てくるのが、湘南・江の島ばかりの舞台設定の世の中では新鮮だった。前半の主人公のリア充ぶりはアニメファンに受け入れられるかなぁ‥?

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.9

普通の学園生活から始まって、その挫折をへて一人の少年との出会いから海の世界へと導かれていく。そこから怒濤の映像美と理解不能なストーリーへと突き進んでいく。このカオスはまるでイデオンかエヴァンゲリオンの>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

怪獣が強力すぎて、さすがにその状況で生き残るのは無理だろ!と突っ込みたくなる場面が多々あったが、このカオスな世界は、ハリウッド映画ファンを、ゴジラシリーズオールスターの怪獣揃い踏みは昔からのゴ>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.5

現時点で今年一番よかった映画だ。
最後の場面が賛否両論で、僕としてももう少し現実に寄せて欲しかった(でなければこの居心地のいい世界が結局現実ではないと結論付けられてしまいそう)のだが
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あの日のオルガン(2019年製作の映画)

4.1

仕事の関係で30分ほど遅れて観賞。途中、桶川駅が出て来て地元の出来事と知る。子どもに我慢を強いる教育が当たり前だった時代に子どもに寄り添い、遊びながら寝食を共にする「保育」を「健康で文化的な生活」をさ>>続きを読む

家族のレシピ(2017年製作の映画)

3.5

父の死をきっかけに自らのルーツとラーメンの参考になるスープの記憶を辿るためにシンガポールを旅する話。斎藤工の魅力満載で彼のファンはたまらないだろう。僕は彼の母役のジネット・アウの清楚な美しさに魅了され>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

アカデミー賞での好評価を後ろ楯に日本公開。このパターンでの駄作はあまり見たことがない。今回もブラックなジョークが散りばめられながら心にスーっと染み込む素晴らしい作品だった。1962年というと私の生まれ>>続きを読む

あまのがわ(2017年製作の映画)

3.5

主役の初々しさ、思春期の成長を全面に出しながら、本当の自由という裏テーマを感じとる。出演もしている住岡梨奈の歌声とアコースティックなサウンドが屋久島の自然とマッチし、主役の再生を促しているように感じる>>続きを読む

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.7

銀魂も2作目となって、福田監督とのマッチングも深まってきた。ただ、佐藤二朗氏を必ずキャスティングするのはどうかと思う。彼の出演部分だけ、原作から離なれて二朗ワールドになってしまう。"福田映画"より"銀>>続きを読む

この道(2018年製作の映画)

2.9

明治末期〜昭和初期に文学界に名をはせた人たちが師匠・友人・後輩と身近な関係で顔を並べるのが楽しい。ストーリー的にはもう少し掘り起こしてほしい。白秋の奔放さを語るなら2人目の妻の話しも欠かせないし、耕作>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

田中君が最初は絶賛していた鹿野さんに嫉妬心と劣等感を抱いていくところ、逆に最初は二人きりになりたくなかったみさきちゃんが自分のなかで大きな存在になるところなどもよかったが、鹿野さんの母との関係性、「親>>続きを読む

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前半の栞子さんが本に関する知識をもとに推理するところや、回想シーンでの大衆食堂に咲く一輪の花のような絹子さんなどよかったが、後半はなんでわからないかな?なんでそっちに行くかな?と思う場面が多く、挙げ句>>続きを読む

体操しようよ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

仕事一筋だった男が定年後に置き去りにしてきたことを得ようと苦悶する物語。コメディ要素があるのでほのぼのと観れる一方で、トラブルの場面では、もう少しうまくたち振る舞えないものかと共感できないところもあっ>>続きを読む

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