しょこたんさんの映画レビュー・感想・評価

しょこたん

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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

試写会。原恵一監督の作品ということで鑑賞。原作未読。
結果、、よくできたシナリオで驚いた!!
伏線がちょいちょい張られているんだけど、まさか、この冒頭のシーンが最大の伏線だったとは思わなかった。
ファ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

好みではないけど、メッセージ性の強い良い映画だった!
ロードムービーを観せられている時は、「何を観てるんだろう、、、?」という気持ちで若干中だるみ感があったけど、
思い返すと深いメッセージが込められて
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

こんないい話になると思わなかった!!
終始笑いが散りばめられているのに、なんか途中からすごくいい話になってきて、人間ドラマもあるし笑いもあるしで驚いた😂
こんな脚本よく思いつくな、、、と開いた口が塞が
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

映画ライトユーザー以外のすべての映画好きにオススメしたい1作!
オープニングからラストまで息つく暇のない超ド級のアクション&演出!
あまりに面白すぎてどのタイミングでトイレに行けばいいか分からず、途中
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

-

見終わったあとの頭の中がごちゃごちゃして感想がまとまらない。

なんだか最初からどことなく不協和音を感じる、どこにでもいる幸せな家族。
紆余曲折あって、どんな人生を選ぶのかハラハラしていたが、
「LO
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

すごく良かった!

好きなことを周りの目を気にして中々表に出せないうららちゃんと、
たまたま手に取ったBLにはまって周囲の目を気にすることなく接してくる雪さん。

どちらも魅力的で上手で愛おしい!
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

良かった!韓国映画、実は初観賞!
すごく深刻な社会問題なのに、陰鬱とした雰囲気がないのが是枝監督の優しさ溢れる作り方なのかなぁと思いました。
重く感じることなく考えさせられていました。
「万引き家族」
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

※胸糞閲覧注意※
「空白」の吉田恵輔監督の最新作と聞いて鑑賞。
「空白」同様人に危害を加えるシーンは生々しく、人のダークサイドを描くのが上手というか、ワルさというか、なんか滲み出るものが、、あった。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

これ以上ない至高の体験をさせてもらった。映画館で観るべき傑作映画。私は30代女性で、トップガン世代ではまったくないけど、終始感動しっぱなし。誰が見ても満足できる唯一無二の作品だと思う。
なんせ鑑賞直後
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

シン・ゴジラ鑑賞、ウルトラマン元ネタ知らずで鑑賞したけど、すごく楽しむことができた!
さすが庵野さん、と言わんばかりの構成だったのではないかと思う。
賛否両論あるようだけど、シン・ゴジラと違って、ウル
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.9

劇場版クレヨンしんちゃんは、毎年劇場で必ず視聴している。
今作も当たり作!

今作はストーリーに無理やりなところやバタバタした展開(特に最終場面近く)があり、
そこは少し退屈してしまうものの、
今回は
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教育と愛国(2022年製作の映画)

4.0

万人が観るべき衝撃作。

今、戦争中であるロシアのプロパガンダに「どうして国民はそれを信じこんでしまうのか」と考えていたが
まったくよそ事ではない、恐ろしいことが日本に起きているのだと実感。
今まさに
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

あまりよく内容を事前に調べずに鑑賞したので、
「こんなに重く根深い問題をテーマにした映画だとは思わなかった!」
というのが鑑賞直後の率直な感想でした。

まず、内容の深さ重さは別として、160分という
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.8

ウクライナ支援にもなるとのこと。
映画を鑑賞することで、戦争について改めて考えるきっかけにもなると思い鑑賞しました。

なんと切ない話。
哀愁ただようメロディーが涙を誘う。
こんなに想い合っているのに
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

試写会で鑑賞。吹き替え版。
もうね〜、最高!
前作が面白くて今回は大丈夫か不安だったけど、
余裕で前作を超えてきました!!
兎にも角にもテンポが早く忙しい。
このテンポの早さは、ティックトックのショー
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

イギリスのユーモアがあまり分からず一緒になって笑えなかったのは残念だったけど、
なんか本気のユーモアが世界を変えているって感じがして、
こういうユーモアが通用しちゃう国っていいなぁと思ったり。

文化
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

こんな話だと思わなかった!
予想の斜め上を行く展開に今の所今年イチ驚いたし、鑑賞後の気持ちが凄く清々しい。
暴力的だけど深みがあるデンマーク版「偶然と想像」です。
偶然とかめぐり合わせとか、そういうの
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

良かった!ウィル・スミス主演で期待してたけど、やっぱり良かった!

父リチャードの教育についての考えは賛否両論あると思うが、その是非を問う話ではない。
絶対ムリだと思うことでも、夢を描くこと、そしてそ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.8

試写会にて。原作未読。
タイトルから結末が分かっている分、楽しめるか不安だったが、本作は良作。
鑑賞後の感想としては「あと10年しか生きられないとしたら、どうしよう。」

まず良いのは、キャスティング
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

本当に良い。本作を超える作品に今年会えるかが心配なくらい良い映画だった。当然、現時点では2022年ナンバーワン作品。どんな映画ファンにもおすすめできる1作。

まず冒頭の「セックスは一生禁止」に笑った
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.2

鑑賞後の感想としては「非常にもったいない」。
日本の最大手配給「東宝」の象徴でもある大怪獣ゴジラを倒した後(本編ではゴジラとは記されてはいないけど、そういう構造のが面白いから敢えてそう記載)の話を2番
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

池松壮亮の誕生日である7/26を起点に、2020年から6年間を遡り続ける話。
鑑賞直後の気持ちとしては、ちょっと昔の古傷が疼いているような、チクチクするような感じ。

終わりから始まりまでを定点で追い
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さがす(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

こんな重たいテーマ(快楽殺人)、グロ描写あるとは思わず内容の良し悪し以前に苦手なジャンルでした。。
伊東蒼さんは「湯を沸かすほどの熱い愛」から好き!今回の役どころも良かったです。
最後までどう決着つく
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

約180分の長編であるにも関わらず、全く長いと感じさせず、むしろ没入感を覚えた数少ない作品。
理由としては卓越した濱口監督の演出がある。
「偶然と想像」も鑑賞したが、濱口監督の演出の面白い点は、登場人
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香川1区(2021年製作の映画)

4.0

「なぜ君は総理大臣になれないのか」視聴済み。

「なぜ君〜」では被写体が小川さんのみだったので、小川さんの人間性や家族愛、応援している仲間や有権者の姿に心を打たれたが、
今作では選挙というのがいかに候
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.1

当方、政治については「右も左も分からない」。投票も当日の予定とか気分とか天気とかで決めちゃう人。
そんな私がこの映画を観て涙してしまった。
その理由だがまず第一に、この小川さんに限ったことかもしれない
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

文句なし!
シリーズ劇場版3作目ということで、ある程度慣れてきたから、
このパターンで騙されるんだろうな、と想像しながら観てしまっている自分がいるが、いい意味でそれを簡単に裏切ってきた。
こんなに高く
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.1

【アマプラのアナザーストーリー鑑賞後の追記】

本作にはアマプラでアナザーストーリーがあるので本作とセットで観ると、下記の納得行かなかった部分が少しわかってくる箇所がある。
したがって、0.3点プラス
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

TVアニメ版、本映画の原作読了済み
かなりハードルが高かったせいもあるが、率直な感想としては
「アニメ全体のクオリティはTVアニメのほうが上では?」という点。
特に音楽とバトルシーン。

映画化にあた
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

日曜劇場「日本沈没」を
①超豪華なキャスト
②クスリと笑えるコメディ要素
③ブラックユーモアで2時間にまとめる
④舞台アメリカ
で大幅改編して日本だけじゃなくて地球の全てが危機にさらされるという危機感
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.8

試写会にて。不思議な体験をした、という表現が一番正しい。
タイトルの「偶然と想像」はまさにそのままだった。
全体的に長回しが多く、話し方やセリフも劇のような、朗読しているような言い回しが多く、苦手な人
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