中期大山のぶ代ドラえもんの頃のドラえもんズ1作目。この作品の大山のぶ代は風邪を引いているかと思うほど声に違和感がある。わたしは『ぼく 桃太郎のなんなのさ』(’81)や『ドラビアンナイト』(’91)あた>>続きを読む
最近お気に入りのTikTokerに10代後半女性でうつ病であることを公言しているひとがいる。彼女曰く、うつ病になる以前は他者からの叱責などに対し「うるせーな」といった態度を取れていたが、うつ病になって>>続きを読む
終始主人公ヘンリーの肌質が気になる映画だった。ドラッグと煙草ばかりやってたら肌悪くなるんかなあ。デ・ニーロは『未来世紀ブラジル』といい、どの映画も最高にかっこいい。
ストーンズの“ギミー・シェルター”>>続きを読む
映画として面白いかといわれると「うーん…」なんだけど、キャラクターやストーリーにフォーカスを置いたミーハー的な観方をすればこれ以上に楽しい映画はないかもしれない。好きなんです、こういう映画。
MCU映>>続きを読む
“ゴースト”という言葉には幽霊の他にも「多重像」とかいう意味が含まれる。この『サマーゴースト』においては、友也が絢音と自身の内面を「重ねて」しまうことにタイトルが掛かる。
YouTubeなどの自主制作>>続きを読む
レディオヘッド『OKコンピューター』の2年後、9.11の2年前、行き過ぎた資本主義/物質主義の末に待ち受けるディストピアを想像する(そして9年後には「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方が容>>続きを読む
Spotifyでタナソーさんがやっているポッドキャスト「The Sign Podcast」、それにくるり・岸田繁がゲスト出演していた時に彼が話していた『鬼滅の刃』論を思い出した。つまり『エターナルズ』>>続きを読む
司法、宗教、政治、権威、医学、性愛、告発、セックス、懺悔、恥辱、名誉、名誉、暴力、好奇、支配、支配、財政、血統、妊娠、真実、真実、真実。その全ての構造が、男権社会において都合良く、入り組むように支配し>>続きを読む
『宇宙人ポール』を観た。サウンドトラックにはトッド・ラングレンやB-52’sの曲が入っている。『サムシング/エニシング?』やB-52’sのファーストを学生時代振りに聴いてみた。当時70年代末〜80年代>>続きを読む
キュアー以外は分かりやすいポップミュージック引用もなく、タイトルの割に、みんなが大好きな「80s感」の演出に全く奉仕していなくて好印象&満足。
性愛の表現も分かりやすいセックスシーンはなく、アレクシの>>続きを読む
3、4年前に流行った「Dead by Daylight」というゲームにハロウィンのマイケルがプレイヤブル・キラーとして登場していて、それで知ったのがこのマイケル・マイヤーズというキャラクター。ゲーム内>>続きを読む
この映画を「午前十時の映画祭」で観終わった直後、後ろに座っていたカップルの内の男の方が、劇場が明るくなって開口一番「長かったね…」と漏らしていたのがちょっとキツかった。楽しく観ていたかもしれない彼女に>>続きを読む
最高すぎた。
詳しくはここで書きました。
https://note.com/sho_od_kuni/n/ne5e32f6de0c2
莫大な予算をかけた特大スペクタクル映画もハンス・ジマーの手がけるスコアも、そもそも自分のテイストではないのかも、と最近やっと気づいてきたのだけど、この全方位で絶賛されている『DUNE 砂の惑星』をもっ>>続きを読む
これの後に観た『カリオストロの城』が良すぎたため、こちらはあまり覚えていません。
『007 NTTD』がいまイチなのもあって、その夜に映画館で観た『カリオストロの城』は、カーアクションも銃撃戦も観れて最高でした!!
アニメーションだったら余計なものは映さなくていいし、重力を無視した>>続きを読む
ノれず。
007シリーズは『ダイヤモンドは永遠に』『死ぬのはやつらだ』『スカイフォール』『スペクター』しか観たことがない(多分)俄かだが、一番しんどかったかも。
007は、シリアスさやハードボイルド>>続きを読む
ザ・ビートルズのドキュメンタリー作品『EIGHT DAYS A WEEK』のように、ライヴ映像とインタヴューが並行して構築されていく。50年前に一度お蔵になった映像たちだけど、巧みでキレのある編集で非>>続きを読む
いやー、これはバチ喰らいましたね。
『ヘレディタリー』ばりに、事故を「そこまで映さなくていいって!」というくらいに「凄惨」に描く。
寺島しのぶの松坂桃李に向けられた感情が単なるお節介ではなく「性愛」な>>続きを読む
僕はやはり、こういったヒッチコック『鳥』やアリ・アスター『ヘレディタリー』的ホラーが大好きだ。つまりこの映画はアニマルホラー ×「超自然より怖いのは人間」系。
トムが足を引き摺りながら斧を持って追い>>続きを読む
無能で欲深く愚かすぎる太平・又七コンビを、どこまでも愛嬌たっぷりに描く。
雪姫も可愛いが、それ以上に三船敏郎の脚を美しくセクシーに撮る。
ROTH BART BARON三船雅也、現代魔女宗の円香による、「アイデンティティってなに?他者との非同一性によって初めて『自己』という存在を知覚できるのでは?」といった趣旨の会話を偶然にも同日に聴い>>続きを読む
偉大すぎる原作であるがゆえに、期待度は低かったとはいえもう一つな印象。
あの漫画の独特な肩の力の抜け方やナンセンスさを、実写映画でやろうとすると、「引きの長回しショットと大胆な“間”でシュールさを演出>>続きを読む
・いまだに「日本をリアルに描いているか」という視点で海外作品をジャッジするのは、本当に野暮だ。
・「バニラ広告」について強調していた本作の感想tweetは、この映画を2分しか観ていない可能性がある。>>続きを読む
思わぬ伏兵映画。面白い!
マッツ・ミケルセン演じるマーティンがとにかくかっこいい。スーツを着ても普段の仕事の服装でも。
あとわたしはこれ、「アルコール依存」の映画ではなく、「中年から始める青春とドラ>>続きを読む
「Fast & Furious」シリーズ、恥ずかしながら初見。
職場近くの映画館では吹替だけだったけど、カーディ・Bが吹替になってるの嫌だなって思って、なんとか時間を作って字幕版を。
これは、「ワイ>>続きを読む
監督の前作『ミスター・ガラス』もそうだったが、対象を少し遠くに捉えたカメラを横移動させながら様々な出来事を同時多発的に起こすことで、画面もお話も急速にドライヴさせる手法が光りまくっていて最高だった!>>続きを読む
映画好きな人の中で、当たり前にMCU作品を観ると全く興味のない人とで完全にクラスタ化しているが、なるほどこれは、88 risingやリル・ナズ・Xを聴く人とそうでない人がハッキリ分かれるのと同じだった>>続きを読む
「映画とは、フレームに収められた映像を観るメディアなんだ」と、ごく当たり前すぎる前提を確認させられる映画。
世界を、小さな横長の長方形に収めてしまうことで、フレームの外への想像力をかきたてる。それはモ>>続きを読む
「90分」でこの内容。よくやった!!
「映画」という建前、その背後にある編集にスポットを当てたお話。木津毅さんの言葉を借りると「『映画っていいですよね』とか『趣味は映画鑑賞です』みたいな、映画ってそん>>続きを読む
座頭市と平手先生との絡みは、かっこいいを通り越して官能的。白黒であるが故に登場人物たちの肌が白く美しくスクリーンに映し出される。心から興奮するカメラワークが最高でした。
ある原稿のための資料用に観た。はじめて観たのは僕が保育園に行き始めたかどうかくらいに、親が買ったディズニーの英語教材のVHSだった。当時もあまり子ブタたちの顔がかわいくないなと思っていた。おしりは可愛>>続きを読む
面白い面白い面白い面白い!!!!
白石和彌監督の前作『ひとよ』ではまだまだ佐藤健・松岡茉優・佐々木蔵之介に押されていた感あり、その他も『テセウスの船』などあまりパッとしない役者だと思っていた鈴木亮平が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「この街は、彼らのもの」。社会の底辺で最も嫌われるネズミによる、集合体恐怖症もお構いなしのクライマックス!ラットキャッチャーの笑顔とわざとらしい劇伴にすべてが「救済」されるダイナミズムに思わずウルリ。>>続きを読む
正直あまり期待していた作品ではなかったのですが最高でした。これだから新作を映画館へ観に行く趣味は捨てられない。
ガイやバディの自宅が、モブキャラらしい無機質さながら広くて小綺麗でお洒落なのが羨ましい。>>続きを読む