らいちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

らいち

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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.9

青春映画の金字塔。文句なしの名作でした。簡単に言ってしまえば性格も趣味もバラバラの4人の少年が死体を探しに30キロ以上歩くだけの話。車で行けばすぐの距離だし、大した危険もない。だけど「僕ら」にとっては>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.5

暗闇の中、燃え盛る炎に照らされた海兵隊たちの金切り声混じりのミッキーマウスマーチが響く。無数の影の1つとなったジョーカーは屍を超えてただ前に進んでいく。
善良で真面目だった男が大いなる矛盾を抱えたベト
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.9

シャイニングの続編⁉おそるおそる見てみたが、、、個人的には好きだけど思っていたのとは違ったかな。
化け物には化け物をぶつけるという発想に笑った。貞子VS加耶子じゃーーーん。でも1作目のスタンリーキュー
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

認知症ってこんなにも残酷な病なのか。時間の概念がわからなくなって自分だけが置いて行かれた気分になるのかな。怖い。
アンソニーホプキンスの演技が迫りすぎてて締め付けられるような思いになった。「すべての葉
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

知ってる!!すごい!!!なんでこのキャラまで!?!?
矢継ぎ早に現れる映画オマージュの数々にボキャブラリーが3つくらいに減った。映画好きのための祭りのような映画。世界NO1興行収入のスピルバーグが築き
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンド…なのか…?(ねずみのままだけど)
ストーリーはとにかく簡潔、悪い魔女のたくらみを阻止しよう。ネズミになった子供たちがあの手この手で工夫するさまが可愛かった。
あ、アンハサウェイはとにか
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

心温まる映画。人生はどこからでもスタートできるしなんにでもなれる。ガンプのお母さんのセリフ「人生はチョコレートの箱のようなもの」がロバートゼメキス監督が最もいいたかったことなんだと自分なりに解釈した。>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.3

ストーリーから細部、どれも大好きな作品。冒頭のドクの家のカラクリの場面とか最高。ロバートゼメキス監督の作品でなんだかんだ一番好き。こんな作品、誰にだっておすすめできるよね。

いつも2人で(1967年製作の映画)

3.1

60年代のアメリカの価値観を学ぶのにはいい映画。「そりゃあフェミニズムって分野が必要になるわな...」とちょっと感じた。オードリーはとにかく素敵。午前十時の映画祭で観ました。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

聴覚にハンディのある家族に生まれたただ一人の耳が聴こえる娘に歌の才能があったら__こんな残酷な設定ありかよ!?って興味本位で見てみたら時間が一瞬で過ぎ去った。理解したくても理解できないものと向き合う家>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

この映画で最も印象に残ったのがジェームズライアンが兄との最後の思いでを笑いしながら話すシーン。ミラー大尉はそれを黙って聞いている。ライアンは最後に悲痛な声を上げる―――
時間にしたらきっと2分もない映
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

「教育」を巡る物語だと感じた。まず抱いた感情は親はなんのために子を育てるのだろうかということ。「子の幸せ」だとすると一体全体子の幸せとは何か。大手不動産会社に勤めるエリートを演じる福山雅治と自営業のリ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.3

曇りの日に無性に見返したくなる一作。
左右対称の構図から奇抜な配色、シュールな笑い、気付けばウェスアンダーソンの世界に肩までどっぷり浸かってしまった。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.3

周りの批判を顧みず自らの決めた道を進み続ける人を描いた実話に基づく映画。経験とカンを頼りにプレーを決めてきた世界に統計を持ち込んだ。少ない予算でアスレチックを勝利に導いた男たちの物語。ブラピもジョナヒ>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.5

夢に向かって一歩踏み出させてくれる映画。
人生は選択の連続なんだろう。「どう考えたってこっちのほうが合理的だ」なんて考えて無難に、無難に生きていくことは確かに魅力的だし懸命だ。
社会人になって1年が経
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

iPodは持ったか⁉︎あとはもう走るだけだ。疾走感に溢れる珠玉の一作

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0

80年代開幕。最高に愛すべき馬鹿による最高の傑作。困ったら踊っちまえ!アタマの中空っぽにして見てたらどんな気分も晴れてくる

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

アクションなんかじゃない。不穏なBGM、少しづつ変化する力関係。引き込まれてしまった。あっという間の2時間でした。
カウボーイのフィル。誰よりも強く雄々しいはずの男が作品の中で最も弱々しく見えた。弱い
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セッション(2014年製作の映画)

3.3

辛さの上に、悔しさの上に、ようやく成功を拝める可能性を手に入れることができるのはどの世界にも通ずるところなのだろう。狂気のような世界で常人ではたどり着けないような努力の上に成功と栄光は待ち受けていると>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

2.8

「悪い」のは誰だ。シーソーゲームのように善悪の天秤が揺れる。
見れば見るだけやるせない気持ちになる。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.2

技術は進歩したけど肝心な人は進化してなかった。ブラックジョークが効いてたけど最後がよかったな

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.3

乙骨がとにかくシンジ君。最高にかっこよかった。再現度が高い!!!

東京物語(1953年製作の映画)

3.8

「家族」って何だろう。経済成長に伴い家族の姿が変わりつつある時代を描いた作品。平成の時代に生まれた僕は小津安二郎の見てきた家族とは違う環境を見て育ってきた。だけれども祖父や祖母が子供の頃はきっとこんな>>続きを読む

イノセンス(2004年製作の映画)

4.3

押井守がアニメ全盛期に最高のスタッフと最先端の技術、巨額の予算を投じて作った完全自己満足作品。製作費20億なのにも関わらず興行収入はたった10億だったことからもそれはうかがえる。
難解な表現の数々、不
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.4

現役衆議院議員の苦悩と葛藤を赤裸々に描いたドキュメンタリー作品。
監督の積極的な介入が、小川議員の感情を的確に引き出している。
政治家に本当に求められる素養とは何か、と聞かれ出てくる要素の多くを持って
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

暑くなってきたしホラーでも見ようかなぁと思い、視聴。
めっちゃ怖かった。いや恐かったというのが正しいのかな…笑
正直、あの有名なジャックニコルソンが斧で部屋に入るシーンが見たいという軽い気持ちで見たん
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

多メディア化による情報に対する不信感を描いた見事な作品。
日本のジャーナリズムについて考えさせられるものだった。新聞は厳正なチェックのもと、送り出される情報であるため信用性は高いが、そもそもそれに対す
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

1.0

カイジ...?これは本当にカイジだったのだろうか。なにか別の作品を見ているような気がした。
社会派をやろうにも貧困や格差をテーマしているあたり、パラサイトやジョーカーと被ってる...
ただ、藤原竜也の
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

真っ直ぐであり続ける事って当たり前なんかじゃない。何よりも尊い事なんだろう。
こんな人生、憧れてしまう。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

エンドロールで流れるshape of my heartを聞いて、静かな部屋で余韻に浸る。
何にも代え難い、贅沢で心地の良い時間が流れる。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

2.8

社会風刺すぎるうううって作品。

日本じゃあんまりこんな声は上がらないんだろうけどアメリカとかだと食肉について比じゃないくらいの議論がされてんだろうなぁ

社会学的な作品としては楽しめたけどメッセージ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

生きるって何だろうって思えた作品。
生きていて、さらに死のうとしていたハンクに に生きることの楽しさを教えたのは思い出させたのは死体??であるダニエルラドクリフ。
彼はこの作品に登場した誰よりも自由で
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

2.8

貴族階級の世界が嫌という程伝わってきた。
謀略とそれぞれの思惑が交錯し合う様からも当時の社会情勢がなんとなく理解できた。
しかし、なんというか税を倍にするとかそんな簡単に決めないで欲しい、、、
平民に
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

今月末にフランスに行きます。
以前にフランス映画といえばこれ、と友人に勧められたのが本作、アメリでした。
当時は観なかったが月末にフランスに行くということもあり鑑賞することにしました。

観光の意欲を
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